我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「ドクターに届けるサクランボ」

2022年03月17日 | 日記
得をしたような、
悪いことをしたような、

何とも複雑な心境になった
ある出来事のお話。


下の画像の、通りに面した
サクランボの木の下のスペースは、
元々、駐車場にする予定で、

四方にレンガを積み、
花を植え、

その一角に洗車と
植物の散水用に
水栓柱を立てていますが、


そのレンガの下の僅かな隙間から
路面を濡らすほどの
水が漏れるようになり、



いつもお世話になっている、
我が家のハウスドクター
(大工さん)に相談すると、

「水漏れの修理ぐらいは、
私もできます」
と仰るので、

先週の土曜日、
漏れ具合を見に来てもらい、
レンガを壊して土を堀上げ、



水漏れの原因が何なのか
見て貰うと、
ドクターの” 診察 ”結果は、

「パイプの劣化による
水漏れです」と判り、

パイプをカットして
新しいパイプに
交換することになりました。




作業も終わり、ドクターも帰り
暫くして、

やはり水漏れが気になり
作業した穴を覗き込むと、

そこには抜いていたはずの水が
溜まっているのです・・

「まさか」と思い、
金具の根元に紙を巻いて
様子を見ることにしましたが

紙は直ぐに、濡れてしまいます。



「パイプの劣化」が” 誤診 ”だったかは
定かではありませんが、

翌朝、慌てて水道屋さんを連れて
やって来たドクター曰く、

「パイプ交換時の
金具のしめすぎかも知れない」
と説明しましたが、

これも又、
定かではありません。

金具からの水漏れを
確認した上で、水道屋さんが
新品の水栓柱に交換し、




配管もやり直しましたが、
ドクターはそれを傍で見ていて、

「さすが本職やね」と、
私が言うセリフを、私の横で
言い放ったのです。



作業が終ると、
ドクターが言いました。

「迷惑を、お掛けしました。
私のプライドにかけて、
お金は一切、頂きません」と。

ドクターが作業を始めてから
何度も、手際の悪さを
心配していましたが、

やはり、「餅は餅屋」です。

とは言いつつも、
近所に来たらいつも顔を見せる
一人親方のドクターが、

幾らかでも仕事になればと
お願いしたのは私ですし、

ドクターも
私が困っているなら、

「馴れない仕事でも、
やってあげよう」と
引き受けられたと思います。

結局、何度言っても、
お金は受け取りませんでした。

現在、レンガの補修は
私がやる自信もなく、
業者さんに頼む予定です。

それまでは、
蓋をかぶせたままになりますが、

サクランボの収穫までには、
補修を済ませたいと思っています。



お金の代わりに、
赤く熟したサクランボの実でも、

我が家のハウスドクターに
届けようかと、
思っているところですが、

ところがドクター、
赤いサクランボよりも、

こちらの色の方が、
好みかもしれません。

「黄色いサクランボ」

唄:ゴールデン・ハーフ



コメント
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