我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「今は見えない景色」

2019年10月15日 | 日記

身体に負荷をかける
作業や運動をした翌朝、

足・腰・背中・肩の痛みや
こわばりを感じた時、

「昔はこんなことはなかったのに、
俺も随分と齢をとったもんだ」と、
ひとなすりの寂しさを思う反面、

「あれだけ身体を動かせたのは、
元気な証拠。まだまだ、大丈夫!」

自らにそう言い聞かせると、
心は寂しさを打ち消し、
次第にやる気・勇気が湧いてくる。

気は持ちよう、
体が痛いのは生きている証。

そう思ったのは、
日曜日の朝のことだった。

3連休の初日の土曜日に、
以前から考えていた作業に
取り掛かったのは、

サクランボの木の向こうの
壁沿いのレンガの上。



先ずは材料をカットし、
塗装から作業は始まった。

壁沿いに2本の支柱を立て、
支柱間に材料を固定する
横木を1面に2本の4本を張り、
乾いた材料を取り付けていく。

取り付ける材料を水平器で垂直をとり、
トップの高さを平行に均一にし、

板を利用して隣の隙間を等間隔にし、
次々と取り付けていく。

狭い場所での屈みこむ作業姿勢は、
足腰に負荷をかけ続け、

僅か3mに満たない巾の
高さ均一と等間隔の作業に

板とドリルとインパクトを
交互に持ち替える手は
握力が衰えるほど疲れ、

想像以上に時間を要したが、
「自作の塀」がやっと完成。

このスペースだけが唯一、
塗装面丸出しでバランスを欠いていたが、

木の素材感と色の統一で
大満足の出来上がり。

早速、塀の上に取り付けた棚板に
鉢を置いてみた。

塀作りを愉しんだ後は、
鉢植えのナニワイバラの地植えに伴う
レストラン・ボード移動を前倒しで愉しみ、

今週末は、塀の前の花壇のやり替えと
ナニワイバラ地植えを愉しむ予定。

自らが結果を求めて臨んだ作業は 
苦労こそあれ、いつも満足の結果が
待っている。

「満足」こそ、
心と身体を動かす原動力。

原動力は、もう一つ。

季節ごとの庭を知っている近所の人達や、
通りすがりの見知らぬ方達から、

花の手入れや庭の造作に、
小物のセンスの良さを褒めて貰えること。


今は見えない景色でも、
いつか必ず、見える日が訪れるようにと、

身体が期待に応えてくれるまでは
精一杯、愉しもうと思っている。


あとがき

塀の材料は、社長宅の
庭のデッキ改装の余りもの。

 

 

このところ、嬉しくてたまらない
いいことが起こりそうな予感
きっとそうにちがいない
何かいいことがはじまる予感

朽ちた塀のジャケットで
思い出した曲

「Peace Train」

キャット・スティーブンス

 

コメント
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