ウクライナでのマレーシア航空機撃墜事件、ロシアに対する風当たりが強いのは報道のとおりですが、その中のひとつに「フランスはロシアから発注された強襲揚陸艦をそのまま渡すのか」という意見があります。
フランスは自国海軍用に「ミストラル級」強襲揚陸艦を3隻建造しました。
長さは210m、幅32m(いずもは長さ248m、幅38m)、満載排水量は21,500トン(いずもは26,000トン)固定翼機ではなく、ヘリコプターを運用。
ロシアからこれに準ずる強襲揚陸艦を2隻受注し、wikiによれば今年と来年に引き渡す計画のようです。配備先は2隻とも極東のウラジオストックとのこと。
WSJの記事はこれを日本が購入し、ロシアに引き渡さないようにするべしという内容で有料記事で全文を読めなかったのですが、お友達がFBに掲載してくれました。
公にはこれから検討するということになっていますが、海上自衛隊ではもっと大きな艦で、もっと速力の出る、固定翼機(たとえばF-35B)も運用できるものを構想しているのではないでしょうか。
いろいろなブログなどで論評があるようです。外交的にはロシアとの関係がよくなる方向に進むとは思えませんが、この程度のものでは戦力的にも不十分でしょう。ということでありえない話と思います。このような意見が世界的な有力紙に出てくる、国内ではまったく報道されないという状況は不可思議ですねえ。
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