F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

061-1 根城跡

2015年08月02日 21時37分01秒 | 旅行記
道の駅「よこはま」で隣に停泊していた乗用車で一人旅をしているオジサンはルール、モラルを無視した人で、駐車している場所は駐車場所ではありません。午前4時頃からドアをバタンバタンと何度も。5時ごろから声をあげながらゴルフの素振り。外で大声で電話を始める始末。どうしようもない人はいるものです。

天気予報を見ると回復しそうなので出発。八戸方面に向かいました。三沢市に入ったところで強烈な雨。近くの道の駅を探すと道の駅「みさわ」があり、そこへ向かいました。側溝があふれ、道が低くなったところはプールのようになっていて、エンジンが止まるのではないかと心配しながら走行。道の駅に着きましたが車外に出るのはためらわれます。テレビも映りません。仕方なく、南下を継続。途中、温泉があったので雨が止むのを待ちながら入浴。

ようやく八戸に到着。向かったところは、



南北朝時代、南朝方の武将、北畠顕家が陸奥国司となり、甲斐国の地頭南部師行を国代に任じた。1334年、師行はこの地に南朝方の根本となる城として「根城」と名付けた。

と百名城スタンプを押しに行った観光ボランティアの方の丁寧な説明を聞きながら見学しました。結局、1592年、秀吉によって廃城とされます。

隣接する博物館にある南部師行の銅像。





城跡は石垣は全くなく、堀によって区分され、主殿などが復旧されています。









発掘した時、馬一頭まるまる骨が見つかったそうです。それをもとに復元した馬。教えていただけなければ見逃していたことでしょうね。



主殿。





お正月の儀式の再現。



工房。ふいごの跡、発掘時に出てきた鎧の部品などから再現。





お城があった時からの銀杏。



よく勉強されている人から説明を聞きながら回ることができました。100名城には根室のチャシ、沖縄の首里城など地域の固有の城とともに戦国時代以前の城の代表として根城が選ばれているそうです。