ドルもみ合い、99円台半ば＝午後は上下動きにくい〔東京外為〕（9日午後3時）

ドルもみ合い、99円台半ば＝午後は上下動きにくい〔東京外為〕（9日午後3時） 時事通信


　9日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場（気配値）は、全般は手掛かり材料に乏しい中、1ドル＝99円台半ばでもみ合っている。

午後3時現在、99円66～67銭と前週末（午後5時、99円56～56銭）比10銭のドル高・円安。

　朝方は、東京五輪の開催を好感した買いが入り、100円台を回復する場面もあったが、その後は徐々に売り物に押され、99円台半ばを割り込む場面もあった。

その後はやや戻ったものの、「徐々に手掛かり材料に乏しくなり、上下に動きにくくなった」（FX業者）と指摘されている。

　株価が堅調に推移していることはドル円の支援要因だが、「前週末の米雇用統計が不振だったことが尾を引いているほか、シリア情勢もなお不透明な状態にある」（為替ブローカー）ため、朝方に五輪を好感した買いが一服した後は上値が重い状態となった。

　ユーロは、午後は対円、対ドルとも小幅な値動きにとどまっている。午後3時現在、1ユーロ＝131円29～30銭（前週末午後5時、130円64～64銭）、

対ドルで1．3172～3173ドル（同1．3121～3121ドル）。

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