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10日、USダウ大幅に反発 ダウ平均1万ドル回復、エネルギー株が急伸

2010年06月11日 08時14分50秒 | Weblog
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発した。

前日比273ドル28セント(2.8%)高の1万0172ドル53セントと、3日以来1週間ぶりに終値で1万ドルを回復した。

中国の5月の貿易統計を受け、世界景気の先行き不透明感が後退したとの見方が広がった。

ユーロが対ドルなどで上昇し、投資家が運用リスクを回避する動きも一服した。

ダウ平均の上げ幅は今年3番目の大きさだった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は59.86ポイント(2.8%)高の2218.71で終えた。

中国の5月の貿易統計は、輸出入ともに前年同月比で大幅に増えた。

世界景気の先行き不透明感が後退したと受け止められた。

朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は3000件減の45万6000件で、市場予想(45万件前後)をわずかに上回ったが、「米景気の回復基調に変化はない」との指摘があった。

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、政策金利の現状維持を決めた理事会後の記者会見でユーロ圏の国債購入などを当面継続するとの意向を示した。

ドイツの連邦憲法裁判所が、同国が総額7500億ユーロのユーロ圏の緊急融資制度に参加しないよう求める仮差し止め請求を却下。

欧州発の信用不安が拡大するとの懸念がやや後退した。

CME日経225先物 9750円

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