薄紅色のアーチ圧倒、オオシダレザクラ見ごろ 京都府立植物園
京都府立植物園(京都市左京区)で、
「オオシダレザクラ」と来園者から愛される枝垂れ桜が見ごろを迎えている。
薄紅色の花にカメラを向ける写真愛好家や周辺を散策する家族連れでにぎわっている。
高さ約14メートル、広がった枝の左右の幅は最大約20メートルと、]
通常の枝垂れ桜の2倍近くの大きさ。
造園家の15代佐野藤右衛門が1964年に植栽し、
円山公園(東山区)のシダレザクラの「姪(めい)」にあたるという。
来園者は長い枝が作り出す花のアーチの周りをゆっくり歩いて花を眺め、春の風情を楽しんでいた。家族で遊びに来た横田彩さん(32)=長浜市=は「こんなに大きなのを見たのは初めて。左右のバランスもとてもきれいですね」と眺めていた。同園によると、今週末に満開となり、4月初旬まで楽しめるという。
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