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「大暑」、果実氷のプレゼント 京都市動物園

2012年07月22日 22時16分37秒 | Weblog

「大暑」、果実氷のプレゼント 京都市動物園

果物入りの氷を、鼻を使い豪快に食べるゾウ(22日、京都市左京区・市動物園)
果物入りの氷を、鼻を使い豪快に食べるゾウ(22日、京都市左京区・市動物園)

 二十四節気の一つで、1年で最も暑い時期とされる「大暑」の22日、京都市動物園(左京区)の動物に氷の塊が贈られた。

トラやゾウたちが氷の表面をかじったり、中に入っている果物を取り出して食べ、ひとときの涼しさを楽しんだ。

 氷は、京都全魚類卸協同組合(下京区)が1991年から毎夏贈っている。

キウイやグレープフルーツ、ブドウなどを並べて人気ゲームのキャラクターの顔を描いた板状の氷や、ケーキのような丸い形の氷など計25個が10種の動物舎に届けられた。

 果物入りの氷二つが届けられたゾウは氷を足で踏んで割り、中に入っているリンゴやオレンジを、鼻で器用につかんで、次々と口に運び、来園者が感心した様子で写真におさめていた。

指で必死に氷の中の果物をかき出すアカゲザルを、祖父と一緒に見ていた小学2年の田中春翔君=山科区=は「氷を食べるのを初めて見た。

冷たそうだけど、涼しそう」と話していた。


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