明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

渡辺周副大臣の更迭先送り発言に、民主党の限界を見た

2012年02月04日 18時39分48秒 | Weblog
渡辺周副大臣の更迭先送り発言に、民主党の限界を見た・・(まるこ姫の独り言)より

今、予算審議そっちのけで大騒ぎになっている沖縄防衛局長の
講和問題について、渡辺周防衛副大臣の発言には唖然とし、こ
れが民主党政権の限界なのではないかと感じるに至った。

>先送り「調査のため」と防衛副大臣…講話問題・・・読売新聞

>沖縄県宜野湾市長選への投票を呼び掛ける「講話」を行った
真部(まなべ)朗(ろう)沖縄防衛局長への対応を先送りしたことに
ついて、「真部氏は説明責任をまだ果たしておらず、責任ある立
場にとどめ、しっかり調べさせる。今、(防衛省が)調べているわ
けだから、ここで代えるわけにはいかない」と説明した。

>そのうえで、「(真部氏への)処分や更迭は白紙だ」と都内で
記者団に述べた。

民主党の議員は、最初の口は勇ましいが、すぐにトーンダウン
するのが特徴だ。

今回も、初め更迭かとも言われて来たが、大臣の先走りと言う
事に落ち着きそうだが、官僚たちは実に頭が良い。

今回の講和問題は、局長の独断ではなく自民党政権時代から
の、伝統、慣例だとも言われているが、そもそも官僚たちが、証
拠や言質を取られる講和をするはずがない。

とにかく、身を守ることにかけては類を見ない位上手い組織だ。
政治家が官僚に太刀打ちできると思ったら大間違いだ。

真部氏は、衆院予算委員会に参考人として出席をしたが、”講
話について自身が発案したとし、防衛本省をはじめ外部から指
示や示唆があったことはない」と組織的な関与を否定した”そう
だが、今までの官僚たちに発言や言動を見ていたら、真部氏の
発言は、組織を守る為以外の何物でもない。

講和についての指示も沖縄県だけの単独行為ではなく、中央か
らの指示が出ている事は一目瞭然だと、私は思うが。

真部局長は社民、共産党などの県選出国会議員らに押しかけ
られて自衛隊法や公職選挙法違反に抵触している疑いがある
が、自覚しているのかとの問いに、自覚していると答えていた。

が、国会の参考人聴取では、答弁が微妙に変化している。

渡辺周氏の、”講和に違法性が確認できなかった”と、処分や更
迭はしない方針を聞いて、愕然とした。

あれだけ大騒ぎした講和問題も、やっぱり民主党には、”面倒な
事は起こしたくない、解決できないから”との思いがあるのでは
無いかと思うと、今更ながら情けない。

もっとも、この局長を更迭しても首になるわけでもないし、どこか
の部署に行き、のうのうと仕事をして退職金はいつものように満
額を受け取り、次の就職先の天下り団体で週、2~3日顔を出し
、何千万円もの報酬を受け取るのだろうし、それが見えているだ
けに、白々しい思いで一杯だ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿