<放射能除去装置Ⅱ=ブラウンガス>
(21世紀物理学の新しい公理の提案)より
こちらで微生物が放射能除去装置としての役割を担う可能性があることを、
ヴィソツキー博士らの研究を交えて紹介した。
それももちろん有効な方法に違いないが、そればかりではなかなか事態は
進展しないかもしれない。
もっと他に有効な方法はないものか?と考えていたら、あることを思い出した。
当サイトでは常温核融合とともにブラウンガス、千島学説、
ブラックライト・プロセス、生体内元素転換という隠された科学や
テクノロジーを紹介してきたが、今回、着目したいのはブラウンガスである。
かなり前にこのガスを紹介した際「ブラウンガスは放射性物質を無害化する」
と書いたような気がした。
そこで過去の頁をくってみると、あった。
<ブラウンガス、実用化近し>でやはり書いていた。
そのまま転載しよう。
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<ブラウンガス、実用化近し>
当サイトで、何度も取り上げてきたブラウンガスは、
着々と実用化へ向けて動きが出てきているようです。
昨日、検索で次のHPを見つけました。
http://www.yoi-kensetsu.com/model-h17/swf/22.swf
アスベストなどの廃棄物をブラウンガスの特異な性質を利用して
処理しようというプロジェクトです。
ブラウンガスは、熱くないのに対象物を瞬時に溶かす。
鉄やステンレスを瞬時に切断できる。
非常に融点の高いタングステン
もトロトロに溶けるなど、非常に不思議な性質をもっています。
本HPでは、次で紹介してきました。
<不思議なブラウンガス>
<ブラウンガス>
<Saさんからの混合燃料に関する情報>
ブラウンガスは、あまりにも不思議な(不可解な?)性質のためかその
理屈は解明されていないようです。
まだ広く知られていませんが注目している人は確実に増えています。
検索で「ブラウンガス」として当サイトにたどりつく人
が増えていることからもそれはわかります。
このガスの説明では、著名な批評家コリン・ウィルソンの著作
「アトランティスの暗号」(コリン・ウィルソン著、学研)
で「超高温で冷たいブラウン気体」として書かれた解説が非常に面白い。
金属のみならず、木材にも瞬時に穴を開ける
こともできるそうです。引用すると(p.83,84)、
「・・そこで、モンゴメリは物は試しとばかりに、その炎を直接自分の腕に
当て前後に動かしてみた。
だが何やら温かい
ものを感じただけだった。
摂氏6000度でタングステンを焼くことができるのに、
人体にはほとんど損傷を与えないのだ。
ミシュロフスキーは、この発生器でさらにいろいろな驚異をモンゴメリに見せた。
たとえば煉瓦に向けると、煉瓦はまず白熱し、次に融解しはじめる。
ガラスを銅に溶接したり、耐火煉瓦-高温に耐えるよう設計されている
-に穴を開け、またそこに銅を溶接することもできる。
ひとつかみの砂を溶かしてガラス玉にしたり、さまざまな異なる金属同士を溶接したり、
金属をどろどろの液体にすることもできるのだった。」
なんと不思議な性質でしょう!
上記本には、ブラウンガス発生器の発明者、
ブルガリア人のユル・ブラウンのことが詳しく書かれている。
ブラウンはジュール・ヴェルヌの小説をヒントに「水こそが将来の石炭になる」
と確信する。
軍隊や、強制収容所に投獄されたりとごたごたなどを長く経験し、
その後 オーストラリアで電気技師の資格をとり機械製造会社の部長となる。
その後発明家として身を立てるが、水の電気分解の実験中に危うく命を
失いかける事故を起こしたり・・とそんな紆余
曲折をへてブラウンガスに到達した過程が描かれています。
本には、上で述べた以外のさまざまな応用も紹介される。
原料が水であるところもいい!
そして、また
「ユル・ブラウンはまた、後の研究で、ブラウン気体が放射性廃棄物を
完全に無毒化できることも発見している」という驚くべき記述もある。
日本の企業では、なんとか新しい面白いネタはないか?
と日々探しておられると思います。
私に言わせれば、ブラウンガスと常温核融合に注目すればよいのです。
その応用は無数にありますから。
21世紀の科学として、両者とも将来りっぱな技術に成長していることでしょう。
見るところ、ブラウンガス製造技術では中国と韓国が先行しています。
なぜ中国なのか?
中国がブラウンガスに興味を示しユル・ブラウンを中国に呼び寄せ、
内モンゴルのパオトウに研究所を与えて実験を続け
た(上記本p.86,87)ことがその理由でしょう。
ユル・ブラウンという人物は、超頑固な変人的な面をもっており、
葉巻(タバコ)への愛着からアメリカとの契約がおじゃんになってしまう・・。
本には面白い話が満載されています。
コリン・ウィルソンの本は古代史の本です。
なぜそこにブラウンガスが登場しているのでしょうか?
その謎解きは本を読んでもらって、としましょう。
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4年前にこのように書いていたのだ。
青の細字に注目いただきたい!
この「アトランティスの暗号」のブラウンガスを紹介した箇所は14ページ
にもわたっていて極めて興味深い。
これまで当サイトでは「鋼鉄や煉瓦をとろとろに溶かすくせに、
人間の手にあてても火傷をしないガス」という摩訶不思議な
性質を中心に紹介してきたが現日本ではなんといっても原発問題が喫緊の
課題であり、放射能除去の観点からこのガスをもう一度ながめたい。
以下、「アトランティスの暗号」(コリン・ウィルソン著、学研)から重要と
思える箇所を拾ってみよう。
p.82~p.96から部分部分を抜き出す形で引用する。
青色は当方でつけた。
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・・・ 超高温で冷たいブラウン気体 ・・・
モンゴメリは、超高温を生み出すもっと簡単な方法について聞いたことがあるという。
これを発見したのはユル・ブラウンと名乗るブルガリア人で、
晩年をカリフォルニアで過ごしていたが、モンゴメリは彼を訪ねて
そこまで行ったというのだ。
ブラウンの発明は水素と酸素の混合気体を燃やす一種のトーチので、
金属を気化させることができるという。
モンゴメリは実際にその様子を自分の目で見たことがあった。
その装置の所有者はオタワに住むアンドルー・ミシュロフスキーという教授
だった。
・・・・・・・・・・
モンゴメリは溶接に使うタングステンの棒を手に取り、炎に近づけてみた。
タングステンはマグネシウムのリボンのように燃えた。
つまりその白熱する炎はとうてい手で触れることなど
不可能な高温になっているはずだ。
なのにそれは、モンゴメリの指から1インチ以内に近づけても、
まったく熱さを感じないのだ。
そこでモンゴメリは物は試しとばかりに、その炎を直接自分の腕に当て
前後に動かしてみた。
だが何やら温かいものを感じただけだった。
摂氏6000度でタングステンを焼くことができるのに、
人体にはほとんど損傷を与えないのだ。
・・・・・・・・・・
たとえば煉瓦に向けると、煉瓦はまず白熱し、次に融解しはじめる。
ガラスを銅に溶接したり、耐火煉瓦--高温に耐えるよう設計されている--
に穴を開け、またそこに銅を溶接することもできる。
ひとつかみの砂を溶かしてガラス玉にしたり、
さまざまな異なる金属同士を溶接したり、
金属をどろどろの液体にすることもできるのだった。
だが、それはどういう原理なのか?
ミシュロフスキーは彼自身もそれを理解していないことを認めたが、同時にまた、
それを理解している人物は誰ひとりいない、とも付け加えた。
・・・・・・・・・・
ブラウンは考えた。
もしも水とまったく同じ比率で水素と酸素を混合するなら、
いわば両者は喜んで結合するのではないか、
つまり爆発することはないのではないか、と。
この発見こそブラウンの溶接機の秘密だ。
二つの気体を爆発させるのではなく、爆縮させるのである。
はたして両者はほとんど熱を発することなく結合した。
その結果、溶接炎は水の沸点よりも少し高い程度の温度で燃焼した。
その程度の温度の炎が、どういうわけでタングステン棒を焼くことができるのか?
・・・・・・・・・
ユル・ブラウンはまた、後の研究で、ブラウン気体が放射性廃棄物を
完全に無毒化できることも発見している。
・・・・・・・・
もはやブラウンは黙殺される運命かと思われたとき、
中華人民共和国がオファーを出してきた。
・・・・・・・・
その結果、中国の潜水艦は巨大な真水のタンクの代わりに
ブラウン気体発生装置を搭載するようになり、
また中国の科学者たちは放射性廃棄物をブラウン気体で熱処理するようになった。
ブラウンは1992年に合衆国に戻った。
・・・・・・・・
・・・ 古代人が使っていたブラウン気体 ・・・
ブラウンの実験を間近で見たモンゴメリは、
これは化学というより錬金術だ、と感じた。
・・・・・・・・
同じことは、放射性廃棄物を無毒化する能力にも言えるだろう。
ブラウンは何度も実演したが、煉瓦に載せた放射性の
アメリカヌム241の小片を、鋼鉄とアルミニウムとともに熔融させる。
著述家クリストファー・バードは言う、「この炎で数分間処理すると、
熔融した金属はただちに閃光を発する。
ブラウンによればこの炎によって放射能が破壊される」。
元来、毎分16000キュリーであったアメリカヌムの放射能は、
100キュリーにまで低下した--無害な背景放射線と同じレベルである。
・・・・・・・・・・
このように驚くべき記述が続いていく。
常温核融合とちがってブラウンガス発生装置は既に多く発売されていて溶接、
切断などに利用されている。
製品が既に出回っているのである。
こんな素晴らしい能力をもっているのだったら使わない手はないではないか!
宝は使いたいものだ。
ブラウンガス=放射能除去装置
である。
さらに現代人がやっと手に入れたこのテクノロジーを古代人が既に使っていた
可能性が高いことがこの本で論じられている。
面白いではないか。現代科学は遅れているのです(笑)。
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