伊吹山、はや暖色パノラマ
滋賀県内で今秋一番の冷え込みとなった26日、県内最高峰の伊吹山山頂(米原市、1377メートル)付近は早くも紅葉が見頃を迎え、鮮やかな黄色や赤のパノラマが広がった。
彦根地方気象台によると、県内の朝の最低気温は甲賀市信楽で2・6度、米原市で5・2度など軒並み各地で今秋最低となった。
山頂に向かう伊吹山ドライブウェイ沿いは、標高が上がるにつれ木々の色づきが深まり、山頂近くはブナの黄色やウルシ、ヤマモミジの赤が広がった。
ドライブ客らは琵琶湖や岐阜県境の尾根を望みながら、深まる秋の彩りを楽しんでいた。
同ドライブウェイ運営会社によると、今年の紅葉は残暑で例年より1週間ほど遅れているが、今週の冷え込みで一気に色づいた。
11月下旬にかけて紅葉はゆっくりふもとへ下りていくという。
京都新聞
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