【FX】フラン高で相場が動くか?・・・(松下誠 )より
急激なフラン安、そしてドル高となった裏には何があったのか?
下記の報道で、昨日の出来事が語られています。
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外為早朝 円、反落し77円台半ばで始まる 対ユーロも反落
7日早朝の東京外国為替市場で、円相場は反落して始まった。
8時30分時点
では前日17時時点に比べ82銭の円安・ドル高の1ドル=77円56〜58銭近辺で
推移している。
前日にスイス国立銀行(SNB、中央銀行)がスイスフランに対ユーロで上限を
設けると発表し、フラン売りにつれた円売り・ドル買いが優勢になっている。
7時40分過ぎには一時1ドル=77円71銭近辺まで円売りが進んだ。
約1カ月ぶりの円安・ドル高水準に達したとあって、円を買い戻す動きも
出ており、上値は限られている。
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フラン高が、自国の経済に影響を与えているという事で、
スイス中央銀行(SNB)が活発な動きを展開し始めたようです。
フラン売りにつられて、円売りが行われたのは分かりませんが、
フランが売られれば、その反対にドルが買われるというのは
自然な流れのため、ドル高となりました。
このままドル高相場が展開されて行くのかどうか、というのは
分かりませんが、スイスフランがどういう状況になっていくのか?
というのは、注意が必要です。
ユーロとのペッグの話も出ているくらいなので、
どこの中央銀行も自国の経済を守るために必死です。
いつも言っている事でもあるのですが、こういう経済ニュースを
受けたところで、トレードにおいてなんらかの判断に影響はありません。
たとえば、今、ユーロ/フランをテクニカル分析によって買い持ちしていますが、
このスイスフランの動きの裏を知ったのは、動きが起きてから報道されたニュースです。
つまり事前に知っていたわけではなく、急激な動きが起きたから、
何かがあったな、と言って後から知っただけだと言う事です。
テクニカルトレードでトレードをして行く人にとってニュース
とはその程度でいいんです。
トレードの判断はあくまでもテクニカル分析で行って行きます。
この情報を知って今後、フランを売っていこうか、とか
あるいは買っていこうか、としようとすると、それは大衆投資家
と言われる人たちと同じタイミングで行動して行く事になり、
反対の動きに捕まってしまいやすくなります。
気になる、知りたい、というのは人間の自然な欲求なので、
ニュース等をみておきたい、というのはいいと思いますが、
トレードをテクニカル分析で行っていくなら、そこは
一貫性を持ってテクニカル分析に徹する
これはしっかりと分けておいてください。
フランが、今後も下落していくのか?
ドル高相場がここから始まるか?
注目して行きましょう。
松下誠
急激なフラン安、そしてドル高となった裏には何があったのか?
下記の報道で、昨日の出来事が語られています。
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外為早朝 円、反落し77円台半ばで始まる 対ユーロも反落
7日早朝の東京外国為替市場で、円相場は反落して始まった。
8時30分時点
では前日17時時点に比べ82銭の円安・ドル高の1ドル=77円56〜58銭近辺で
推移している。
前日にスイス国立銀行(SNB、中央銀行)がスイスフランに対ユーロで上限を
設けると発表し、フラン売りにつれた円売り・ドル買いが優勢になっている。
7時40分過ぎには一時1ドル=77円71銭近辺まで円売りが進んだ。
約1カ月ぶりの円安・ドル高水準に達したとあって、円を買い戻す動きも
出ており、上値は限られている。
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フラン高が、自国の経済に影響を与えているという事で、
スイス中央銀行(SNB)が活発な動きを展開し始めたようです。
フラン売りにつられて、円売りが行われたのは分かりませんが、
フランが売られれば、その反対にドルが買われるというのは
自然な流れのため、ドル高となりました。
このままドル高相場が展開されて行くのかどうか、というのは
分かりませんが、スイスフランがどういう状況になっていくのか?
というのは、注意が必要です。
ユーロとのペッグの話も出ているくらいなので、
どこの中央銀行も自国の経済を守るために必死です。
いつも言っている事でもあるのですが、こういう経済ニュースを
受けたところで、トレードにおいてなんらかの判断に影響はありません。
たとえば、今、ユーロ/フランをテクニカル分析によって買い持ちしていますが、
このスイスフランの動きの裏を知ったのは、動きが起きてから報道されたニュースです。
つまり事前に知っていたわけではなく、急激な動きが起きたから、
何かがあったな、と言って後から知っただけだと言う事です。
テクニカルトレードでトレードをして行く人にとってニュース
とはその程度でいいんです。
トレードの判断はあくまでもテクニカル分析で行って行きます。
この情報を知って今後、フランを売っていこうか、とか
あるいは買っていこうか、としようとすると、それは大衆投資家
と言われる人たちと同じタイミングで行動して行く事になり、
反対の動きに捕まってしまいやすくなります。
気になる、知りたい、というのは人間の自然な欲求なので、
ニュース等をみておきたい、というのはいいと思いますが、
トレードをテクニカル分析で行っていくなら、そこは
一貫性を持ってテクニカル分析に徹する
これはしっかりと分けておいてください。
フランが、今後も下落していくのか?
ドル高相場がここから始まるか?
注目して行きましょう。
松下誠
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