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犯罪者に法律を作らせる国がどこにある

2012年01月07日 23時50分57秒 | Weblog
犯罪者に法律を作らせる国がどこにある・・・( 星と月 )より

この国の異常性は国会議員たちの無能性と無責任さである。

公務員制度改革によって人数や給与、待遇、天下りの禁止などを公約にした民主党は全てが何もなされていない。

政治主導についても菅直人政権になってからあっさりと看板を下ろしてしまった。

全てはマスコミと官僚による小沢一郎の抹殺により、依然と同じように何事もなかったかのように予定表通りに進められている。

なぜ改革といわれるものが何も進まないのか。

それは何度も言っているように国会議員たちによる立法行為がない事による。

この国は政治家というものが、あたかも行政府の仕事であるかのようにマスコミによって国民に刷り込まれ続けている。

憲法上の三権分立は何の意味も持たず、国会議員たちは無駄な議論とか委員会を開催するだけで何も決められない。

国会討論の茶番は何も変わらないひどいままである。

それは予算委員会だけを見ても分かるだろう。

そこでは予算の事は何も議論されずに、政治家に対する国民の憂さ晴らしショーに過ぎないひどいものになっている。

立法行為は「議員立法」などといわれて多数の制限が課せられている事を誰も不思議とも思っていない。

全てを各省庁の官僚に丸投げしている状態で、彼らの権限や既得権を無くしたり、制限したりしようとする法律を作ろうとしたら、一体どのような事態がおきるのか、子供でも分かる理屈である。

誰が自分たちの首を絞めるような法律を自分たちで作るというのか。

この国は、本気で今の立法制度を本来の国会に戻さない限り何も変わらない。

今のままでは緩慢な死に向かってゆっくりと進んでゆくだけだろう。

誰もが分かっていながら何も変えようとしない。

全ては他人任せ、何かあれば政治が悪い。

確かに悪いのだろうが、だから何をすべきかを誰も語らない。

自分の事として考えずに政治家だけを非難している。

一億総ヒステリー化しているだけでは何の進歩も得られない。

変える事を具体化できる国会議員を選び、それが多数になって始めて実現できる。

言葉だけに騙されず、何をどうやるという具体的なものを持った信念のある議員はいるのであろうか。

それを考えると暗澹たる気分になる。  

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コメント

01. 2011年7月19日 08:13:18: 7jgkU1MjFw
政治家にいくら言っても無駄でしょう。
何もしないほうが利益になるのは明白です。
やっぱりマスコミから利権を取り上げたり、記者クラブを解放したりじゃないですかね。
いろんな立場の人がいないとなると、何も変わらないように意図した政治になると思います。

02. 2011年7月19日 08:46:17: SDQ49vkcUc
01 さんのとうりですね。
他業種を、たたきながら自分たちだけは、既得権益にどっぷりつかり
情報は隠蔽し、権益を隠し国民に偽っている

記者クラブに廃止などやればすぐできる。

政治家がマスコミを、怖がってなにもできない。


03. 2011年7月19日 08:47:14: cr3rp4IiFA
「立法行為は「議員立法」などといわれて多数の制限が課せられている事を誰も不思議とも思っていない。
全てを各省庁の官僚に丸投げしている状態」
誰も不思議に思うはずは無い。
行政上必要な法律を作る為に官僚は存在するのだから。
そのために明治以来、東京大学をつくり優秀な官僚を生み出すために教育してきたのだから。

「この国は、本気で今の立法制度を本来の国会に戻さない限り何も変わらない。」

これは何を指すのかわからない。
今現在でも国会は立法府で国会議員が議決しなければ法律は成立しない」
法律案を官僚がつくるのが悪いといっているなら、これは大きな間違いである。
そんな事を全て政治家が出来るわけがない。
改革をしたいのであれば、もちろん政治家のスキルを上げなければならないが、官僚の人事権を政治家側が持つ事である。
終身雇用で身分が保証された専門家集団に長くて4年から6年で選挙のある国会議員が対抗できるわけが無い。
まして二年程度でいなくなる大臣の言う事なだ聞いてもらえない。
その辺を氏はまだ解っていないようだ。
国民がバカだと叫んでいた頃より進歩しているが、もう少し現実を直視すべき。


04. 2011年7月19日 10:11:27: FQuprmjf0A
03さん
その意見が正しいのなら官僚の役職者を選挙で選べばよかろう。
国民主権を具体的に実現する手段として、国民は意思決定を委ねる人を投票で選ぶわけだ。

政治家側が意思・方針を決定しないならそれは国民主権ではない。


05. 2011年7月19日 10:46:44: cr3rp4IiFA
>>04さん
「政治家側が意思・方針を決定しないならそれは国民主権ではない。」
何か勘違いしているようですね。
政治家は官僚が作った法律案が気に入らなければ何度でも作り直しをさせるのが当然で、意に沿わなければ国会に上程しなければ良いのだから現行法で充分政治家側が意思・方針を決定できる。

政治家の能力が低い為に閣議決定以前に丸め込まれてしまっているのが現実。

意思決定を委ねた政治家がこの体たらくだから情けない。
議員立法も少なすぎる。



06. 2011年7月19日 11:03:28: cr3rp4IiFA
官僚は身分が保証されていて人事権も官僚側がもっている。
だから省益にかなわない決定を政治家がしても徹底してサボタージュしたり情報を政治家に上げなかったり、法律の中に曖昧な文言を忍び込ませたりして省益を守ろうとする。
人事権を政治家側が持つと政治家の意思決定に逆らう官僚は飛ばすことが出来るし、責任を取らせることもできる。
ここが公務員改革、政治家主導の本丸である。


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