東証大引け、続伸 割安感・円落ち着き支援、売買代金は低水準
5日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、大引けは前週末比63円07銭(0.69%)高の9266円78銭だった。
前週にかけて相場が大きく下げたことを受け、PBR(株価純資産倍率)など株価指標面での割安感に着目した買いが優勢だった。
前週末発表の6月の米雇用統計は市場予想を下回る内容だったが、同日の米株式相場の下げ幅が限られたほか、外国為替市場で円買い・ドル売りが進まなかったことも安心感につながった。
ただ、米景気の先行き不透明感は根強く、積極的に買う投資家は限られた。
円相場が落ち着いた動きだったとはいえ1ドル=88円前後で推移し、主力企業の多くが今期の業績見通しの前提とするレート(90円程度)以上の円高となっている。
円高圧力は続くとの思惑も出ており、市場では「今期業績の上振れ期待が後退しつつあることが株価の戻りを抑える要因になりかねない」(中堅証券の情報担当者)との声が聞かれた。
景気の先行き不透明感に加え、5日の米株式市場が独立記念日の振り替え休日で休場となるため外国人投資家の動きは総じて鈍く、東証1部の売買代金は8906億円と2月16日(8415億円)以来、約5カ月ぶりの低水準にとどまった。
売買高は14億3981万株だった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続伸した。
東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1132、値下がりは400、変わらずは141だった。
ソニー、シャープ、アドテスト、東エレクが上げた。
TDK、パナソニックは10営業日ぶりに反発した。
三井不、菱地所、住友不が買われ、NTT、KDDI、NTTドコモが買われた。
半面、新日鉄、住金、郵船が下げた。6月の既存店売上高が前年同月比マイナスに転じたファストリが安い。みずほFGは続落し、連日で安値を更新した。
東証2部株価指数は続伸した。アライドHD、オリコが上げた。
半面、日精機、バナーズが下げた。
5日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、大引けは前週末比63円07銭(0.69%)高の9266円78銭だった。
前週にかけて相場が大きく下げたことを受け、PBR(株価純資産倍率)など株価指標面での割安感に着目した買いが優勢だった。
前週末発表の6月の米雇用統計は市場予想を下回る内容だったが、同日の米株式相場の下げ幅が限られたほか、外国為替市場で円買い・ドル売りが進まなかったことも安心感につながった。
ただ、米景気の先行き不透明感は根強く、積極的に買う投資家は限られた。
円相場が落ち着いた動きだったとはいえ1ドル=88円前後で推移し、主力企業の多くが今期の業績見通しの前提とするレート(90円程度)以上の円高となっている。
円高圧力は続くとの思惑も出ており、市場では「今期業績の上振れ期待が後退しつつあることが株価の戻りを抑える要因になりかねない」(中堅証券の情報担当者)との声が聞かれた。
景気の先行き不透明感に加え、5日の米株式市場が独立記念日の振り替え休日で休場となるため外国人投資家の動きは総じて鈍く、東証1部の売買代金は8906億円と2月16日(8415億円)以来、約5カ月ぶりの低水準にとどまった。
売買高は14億3981万株だった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続伸した。
東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割弱にあたる1132、値下がりは400、変わらずは141だった。
ソニー、シャープ、アドテスト、東エレクが上げた。
TDK、パナソニックは10営業日ぶりに反発した。
三井不、菱地所、住友不が買われ、NTT、KDDI、NTTドコモが買われた。
半面、新日鉄、住金、郵船が下げた。6月の既存店売上高が前年同月比マイナスに転じたファストリが安い。みずほFGは続落し、連日で安値を更新した。
東証2部株価指数は続伸した。アライドHD、オリコが上げた。
半面、日精機、バナーズが下げた。
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