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ドル弱含み、79円台半ば=中国懸念などで上値重い〔東京外為〕(10日午後3時)

2012年07月10日 16時15分27秒 | Weblog
ドル弱含み、79円台半ば=中国懸念などで上値重い〔東京外為〕(10日午後3時)時事通信

 10日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、中国経済への懸念などからやや上値が重く、1ドル=79円台半ばで弱含みとなっている。

午後3時現在、79円49~50銭と前日(午後5時、79円67~68銭)比18銭のドル安・円高。

 午前中は、ユーロ圏財務相会合が具体策を打ち出さなかったことでユーロが売られる中、ドル円も若干押される展開だった。

また、中国の貿易収支が317億ドルの黒字になったことをめぐり、「輸入減少が景気の弱さを意識させた」(大手邦銀)とされ、「リスクオフ的なムードがドル円の重しになった」(別の大手邦銀)という。

 ドル円は、12日に結果が公表される日銀決定会合への関心を強めており、「現状維持との見方が多いが、その場合は海外勢を中心に売りが出やすいだろう」(先の大手邦銀)との声が聞かれた。

 ユーロは午後は下げ渋り。

ユーロ圏財務相会合への失望で売られたが、同会合への期待感は低かったため、売りも限定的だった。

「スペイン財政赤字の是正期限が1年延長されたことなどは多少の安心感もあった」(先の大手邦銀)とされる。

午後3時現在、1ユーロ=97円70~73銭(前日午後5時、97円92~92銭)、

対ドルで1.2291~2292ドル(同1.2287~2289ドル)。

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