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絶体絶命の民主党、「前門の虎」、「後門の狼」、「獅子身中の虫」

2012年07月06日 16時30分17秒 | Weblog
絶体絶命の民主党、「前門の虎」、「後門の狼」、「獅子身中の虫」

(稗史倭人伝)より



マスコミは相変わらずだが、さほど気にならなくなった。

何と言っても、小沢丸は出帆したのである。

後は国民が風を送る。今度は国民の番なのである。

民主党が国民の敵だということも確定した。

自民党も公明党も自己矛盾で身動きがとれなくなりつつある。

小沢一郎は国民に向かって語り続けるだけでいい。


有権者の多くは、自分たちの本当の味方は誰かを知っている。

小沢一郎は、自分から橋下などに連携を求める必要などない。

自分たちの旗をしっかり掲げる。

あとは、”来る者は拒まず”という姿勢だけでいい。

いずれ、向こうから寄ってくる。


戦略はただ一つである。

国民の味方になる。

国民を味方にする。

あとは戦術に属する。

我々は、その戦術が”国民のためになるか”だけを見ていればいい。

我々はすでに分かっている。


消費税増税は国民のためにならない。

原発再稼働は国民のためにならない。

TPPは国民のためにならない。

官僚は国民のためにならない。

マスコミは国民のためにならない。

国会は国民のためにならない。

アメリカはアメリカの為に存在する。


彼らは自分たちの利益を確保しておいて、残りの部分でもっともらしいことを言っているだけである。

だが、国民に残された部分は余りにも小さい。

彼らが散々に吸い取った利益の残りカスである。

民主党の自滅を横目で楽しみながら、わたしたちはささやかな風を小沢丸に送っていけばいい。


残留組、漂う虚脱感… ジワジワ伸びる小沢氏の触手 (産経ニュース 2012.7.5 )

消費税増税法案の衆院採決で造反しながら民主党に留まった「残留組」は33人に上る。野田佳彦首相を積極的に支えるわけでもなければ、新代表擁立に動くわけでもない。

ただただ虚脱感にさいなまされる残留組を放っておく手はない。

新党結成を表明した小沢一郎元代表は早くも触手を伸ばしている。


これが”前門の虎”ならば、”後門の狼”もいる。


自民・伊吹氏「抵抗するなら追い込んで解散」 (産経ニュース 2012.7.5)

自民党の伊吹文明元幹事長は5日の派閥会合で、社会保障・税一体改革関連法案に関し「われわれは『消費税を含む税制改革をやる』と言って票をいただいた。

これを逃げてしまったら、民主党と同じというそしりを受ける」と早期成立の必要性を強調した。

その一方で「野田佳彦首相は国民にやらないと言ったことをやるわけだから、主権者に信を問わなければならない。

抵抗するならば追い込んで解散させなければいけない」と強調。

「首相は一体改革関連法案に政治生命を懸けると言っている。

全く政治的なセンスがない」とも述べた。


つい、この間まで、「民主党は自民党と同じだ」と批判されていたが……。

いまや自民党が「民主党と同じだ」という批判を心配するようになってしまった。

挙げ句に、「抵抗するならば追い込んで解散させなければいけない」と、まるでヤクザか金貸しに追い込みをかけられている。


鳩山氏ら23人「消費税研究会」…離党予備軍? (YOMIURI ONLINE 2012年7月6日)

鳩山氏らは5日、造反議員への処分方針が決まって以来3日連続となる会合を開き、会の名称を決めた。

勉強会を週3回開催し、消費増税法案の参院での修正などを求めていくという。

参院議員の出席は1人だったが、今後増員を目指す。

会合は、中間派の熊田篤嗣衆院議員らが呼びかけたが、鳩山氏のほか、鳩山グループの松野頼久衆院議員、小沢一郎元代表グループの山田正彦元農相らが加わっており、党内では「次の造反、離党予備軍だ」との見方が出ている。


「離党予備軍」?鳩山には、民主党内でゴチャゴチャやっていてもらうのがいい。

下手に手を差し出すと、こちらがゴチャゴチャにされる。

それにしても、これで民主党はどうするつもりなのだ?

多分、次の代表戦に向けて、虚々実々の駆け引きなんかやっているのかもしれない。
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-313.html

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