アベノミクスが加速 なぜ!?企業のリストラが始まった
(日刊ゲンダイ)
「浅沼組」「電通」「タカラトミー」…
衆院解散からわずか2カ月で株価が2000円も上昇するなど、
市場は「アベノミクス」に沸いている。
ところが、この年末年始、意外にも企業のリストラが相次いでいる。
中堅ゼネコン「浅沼組」が150人の希望退職者を募集、「電通」が100人を募集、
「タカラトミー」が150人……といった具合だ。
「アベノミクス」によって、少なくとも企業業績は短期的に上向くとみられているのに、
なぜ、いまリストラなのか。
「新しい形のリストラが始まったのでしょう。
これまでは家電業界のように業績が苦しいので、とにかく人件費を削るための
リストラが行われてきた。
若手もベテランも関係なかった。
しかし、これからは、多少景気が上向くことを前提に、
中高年にターゲットを絞ったリストラが行われるのではないか。
会社を活性化させるには若くて優秀な人材を採用する必要がある。
そのために、中高年を削ろうというわけです」
(東京商工リサーチ情報本部長・友田信男氏)
中堅以下のゼネコンは、リストラのラッシュになる恐れがあるという。
「土建業界は、今回が公共事業が大盤振る舞いされるラストチャンスだと思っています
財務状況のよいゼネコンは一気に業績を拡大させるつもりですが、
財務状況の悪いゼネコンは、退職金を上乗せしてでも余裕のあるうちに
リストラを進めて体質を強化しようとするでしょう。
ゼネコン業界は“勝ち組”と“負け組”に二極化が進むと思う。
それでなくても、人件費の高騰で土建業界の利益は薄くなっているから、
“勝ち組”は一握りでしょう。
下請け、孫請けの企業は、仕事はあってもほとんど儲からない可能性があります」
(友田信男氏)
ヤバイのは、企業倒産は景気が上向きかけた時に急増しやすいことだ。
経済統計だけは良くなりそうな「アベノミクス」が、
リストラと倒産を引き起こしかねなくなってきた。
(日刊ゲンダイ)
「浅沼組」「電通」「タカラトミー」…
衆院解散からわずか2カ月で株価が2000円も上昇するなど、
市場は「アベノミクス」に沸いている。
ところが、この年末年始、意外にも企業のリストラが相次いでいる。
中堅ゼネコン「浅沼組」が150人の希望退職者を募集、「電通」が100人を募集、
「タカラトミー」が150人……といった具合だ。
「アベノミクス」によって、少なくとも企業業績は短期的に上向くとみられているのに、
なぜ、いまリストラなのか。
「新しい形のリストラが始まったのでしょう。
これまでは家電業界のように業績が苦しいので、とにかく人件費を削るための
リストラが行われてきた。
若手もベテランも関係なかった。
しかし、これからは、多少景気が上向くことを前提に、
中高年にターゲットを絞ったリストラが行われるのではないか。
会社を活性化させるには若くて優秀な人材を採用する必要がある。
そのために、中高年を削ろうというわけです」
(東京商工リサーチ情報本部長・友田信男氏)
中堅以下のゼネコンは、リストラのラッシュになる恐れがあるという。
「土建業界は、今回が公共事業が大盤振る舞いされるラストチャンスだと思っています
財務状況のよいゼネコンは一気に業績を拡大させるつもりですが、
財務状況の悪いゼネコンは、退職金を上乗せしてでも余裕のあるうちに
リストラを進めて体質を強化しようとするでしょう。
ゼネコン業界は“勝ち組”と“負け組”に二極化が進むと思う。
それでなくても、人件費の高騰で土建業界の利益は薄くなっているから、
“勝ち組”は一握りでしょう。
下請け、孫請けの企業は、仕事はあってもほとんど儲からない可能性があります」
(友田信男氏)
ヤバイのは、企業倒産は景気が上向きかけた時に急増しやすいことだ。
経済統計だけは良くなりそうな「アベノミクス」が、
リストラと倒産を引き起こしかねなくなってきた。
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