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USは祝日。東証は全面安。 アメリカ地獄で世界同時株安。

2008年01月22日 15時52分06秒 | Weblog
日経平均は12,573円の752円安。東証1部の値上がり銘柄数は31、値下がり銘柄数は1,682。出来高は27億8,912万株。
 
前日の米国はキング牧師の誕生記念日の祝日で株式市場の取引はありませんでしたが、中国やインド、欧州の株式市場が売られ、世界同時株安となったことから、本日の東京株式市場は外資の換金処分と先物への売り仕掛けで全面安となりました。

格付け機関が米国のモノライン(金融保証保険会社)を格下げしていることが金融リスクの恐怖を高めているので、モノライン各社に対する公的資金の投入や資本注入が同時株安の連鎖に歯止めを掛ける大きな契機となりうると考えられます。

今日の東京株式市場では米国景気の悪化からトヨタや本田などの自動車株や、ソニーやキヤノンなどのハイテク株が大幅続落となり、自動車販売の減速で自動車向け高級鋼板の出荷も鈍化することや、高騰している鉄鉱石や原料炭の製品価格への転嫁を目指した自動車業界との値上げ交渉も了承されにくくなるという懸念から新日鉄(5401)などの鉄鋼株も売られ全面安となりました。

中国やインドなどの新興国の株式市場も脆弱となってきたことからコマツや日立建機などの新興国関連株も売られました。

12月の首都圏マンションの契約率が59.3%と、バブル崩壊直後の不況期である1992年2月の58.7%以来の50%台にとどまったことで不動産株も売られました。

携帯電話のブロードバンド化で恩恵を受けるとニコニコ動画のドワンゴや、インフルエンザ治療剤「T-705」の海外大手製薬企業へのライセンス供与が春にも実施されそうな富山化学や、新興諸国の電力インフラ(変圧器)向けのアモルファス合金、自動車排気系部材の耐熱鋳鋼アルミホイールの需要が急増中で、金属セクターの中では環境関連企業と目されている日立金属など評価されている企業も処分売りに押され安くなっています。

日経ジャスダック平均は1,514円の47円安。新興市場も調整が大きく、ミクシィACCESS、ザッパラスや楽天、ウェブマネーなども売られました。

日本の外資ヘッジファンドは、自社保有株が前年比の50%となつています。
残りの50%も換金処分が進行中。・・・・日本株の60%以上を売買している外資が日本から逃げ出そうと思っている。・・・・日本沈没?????


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