東証大引け、4日続伸 主力株に見直し買い 割安感に着目
31日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、終値は前週末比5円72銭(0.06%)高の9768円70銭となった。
4日続伸は2月26~3月3日以来、約3カ月ぶり。
外国為替市場で円がドルに対して下落、対ユーロでも一時下落したことで主力株に見直し買いが入った。
市場では「前週末時点で日経平均のPBR(株価純資産倍率)は1.1倍台と日本株の割安感は強まっている」(コスモ証券投資情報部の清水三津雄副部長)との声があった。
東証1部は全体の7割超の銘柄が上昇した。
幅広い銘柄が上昇した動きを受けて「年金による買い」との見方は多かった。
前週末の米株式相場はスペインの格下げをきっかけに下落したが、市場では「(31日の休場を含めた)3連休と月末を控えた利益確定売りの色合いが濃く、過度に心配する必要はない」(国内証券の情報担当者)との見方があり日本株への影響は限られた。
社民党の連立政権離脱や内閣支持率の低下など国内政治の不透明感は強まっている。
「前向きな材料とはいえず、7月の参院選を見極めるまで積極的な売買を見送る一因になりそう」(国内証券の株式担当者)との声があった。
朝方発表の4月の鉱工業生産指数は市場予想を下回ったものの、2カ月連続で上昇しており、相場への影響は限定的だった。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。
東証1部の売買代金は概算で1兆2559億円で、3月23日以来約2カ月ぶりの低水準だった。
積極的な手掛かりが不足していたほか、31日の米市場が休場で外国人投資家の動きも低調だった。ただ「商いの減少は売りが一巡してきた現れ」(みずほインベスターズ証券エクイティ情報部の石川照久部長)との声も出ていた。
売買高は17億5754万株。値上がり銘柄数は1244、値下がりは335、変わらずは95だった。
業種別TOPIX(全33業種)は、「繊維製品」「パルプ・紙」など23業種が上げた。
一方、「銀行業」や「卸売業」が安くなった。
日清紡や東レ、王子紙、日本紙が高い。
武田や第一三共など医薬品も堅調だった。
半面、三菱商や三井物が下落。郵船や商船三井も軟調だった。
みずほFGや三井住友FGもさえなかった。
東証2部株価指数は3日続伸した。
ラオックスやアライドHD、イノテックが上昇。
中央電やソディックが下落した。
31日、米国・英国市場休場
31日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、終値は前週末比5円72銭(0.06%)高の9768円70銭となった。
4日続伸は2月26~3月3日以来、約3カ月ぶり。
外国為替市場で円がドルに対して下落、対ユーロでも一時下落したことで主力株に見直し買いが入った。
市場では「前週末時点で日経平均のPBR(株価純資産倍率)は1.1倍台と日本株の割安感は強まっている」(コスモ証券投資情報部の清水三津雄副部長)との声があった。
東証1部は全体の7割超の銘柄が上昇した。
幅広い銘柄が上昇した動きを受けて「年金による買い」との見方は多かった。
前週末の米株式相場はスペインの格下げをきっかけに下落したが、市場では「(31日の休場を含めた)3連休と月末を控えた利益確定売りの色合いが濃く、過度に心配する必要はない」(国内証券の情報担当者)との見方があり日本株への影響は限られた。
社民党の連立政権離脱や内閣支持率の低下など国内政治の不透明感は強まっている。
「前向きな材料とはいえず、7月の参院選を見極めるまで積極的な売買を見送る一因になりそう」(国内証券の株式担当者)との声があった。
朝方発表の4月の鉱工業生産指数は市場予想を下回ったものの、2カ月連続で上昇しており、相場への影響は限定的だった。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。
東証1部の売買代金は概算で1兆2559億円で、3月23日以来約2カ月ぶりの低水準だった。
積極的な手掛かりが不足していたほか、31日の米市場が休場で外国人投資家の動きも低調だった。ただ「商いの減少は売りが一巡してきた現れ」(みずほインベスターズ証券エクイティ情報部の石川照久部長)との声も出ていた。
売買高は17億5754万株。値上がり銘柄数は1244、値下がりは335、変わらずは95だった。
業種別TOPIX(全33業種)は、「繊維製品」「パルプ・紙」など23業種が上げた。
一方、「銀行業」や「卸売業」が安くなった。
日清紡や東レ、王子紙、日本紙が高い。
武田や第一三共など医薬品も堅調だった。
半面、三菱商や三井物が下落。郵船や商船三井も軟調だった。
みずほFGや三井住友FGもさえなかった。
東証2部株価指数は3日続伸した。
ラオックスやアライドHD、イノテックが上昇。
中央電やソディックが下落した。
31日、米国・英国市場休場
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