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「2月4日」勾留期限切れ~保釈なら石川議員の反撃が始まる!

2010年01月31日 21時25分47秒 | Weblog
「2.4」勾留期限切れ~保釈なら石川議員の反撃が始まる!? (日刊ゲンダイ)より

可視化の動きに検察は…
1月15日に逮捕された石川知裕衆院議員の勾留期限が、2月4日に切れる。
起訴は間違いないだろうが、検察との攻防は、国会内の動きもからんだ新たな局面を迎えることになる。

28日、民主党の「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」の設立総会が開かれた。
「約40人の現職議員が出席。当日、参加できなかった議員を含め、登録メンバーは90人以上に上ります。
野党時代には、「可視化法案を議員立法で提出し、参院を2回通過しましたが、いずれも衆院で廃案になってしまった。
与党になったからには、内閣提出法案でやります。
可視化を渋っている法務省や警察庁には、なぜ嫌がるのかを納得いくように説明してもらう。
まずは、2月4日と9日に勉強会を開き、今国会中の成立を目指します」(議連会長の川内博史衆院国土交通委員長)

4日は法務省の“可視化研究会”から経過を聞く。
そして9日は、検察批判の急先鋒、新党大地の鈴木宗男衆院議員を講師に迎えての勉強会だが、そこに石川を呼ぶ案が急浮上しているのだ。
「弁護士資格をもつ辻恵衆院議員の発案で、石川議員に生々しい取り調べの実態を話してもらってはどうか、という話になったのです」(川内議員=前出)

石川は検察に相当キツく締め上げられているとされる。
任意聴取の段階で、検察が「容疑を認めないと帰さない」などと言って、自白を強要したというので、弁護人の安田好弘弁護士らが取り調べ全過程の録音・録画を求める申し入れを行ったくらいだ。
石川が取り調べの様子を洗いざらいしゃべれば、面白いことになる。
ただし、保釈されれば、の話だ。

元共同通信記者でノンフィクション作家の魚住昭氏が言う。
「石川氏は国会議員ですから、常識的に考えれば保釈されるはずです。
それだけ国会議員の職務は重いのです。
しかし、検察の筋書き通りに供述しない人、つまり否認している人は長く勾留される傾向がある。特に石川の場合は、取り調べの内容を話されると事件の捜査が難しくなるから、検察は彼を外に出したくないでしょう。
別件で再逮捕することも考えられますが、会期中の逮捕には、国会での許諾が必要。
民主党が多数を占める国会で、否決されることを覚悟で許諾請求するのか。
まったく展開が読めません」

検察は、国会の開会直前にいきなり石川の身柄を取りに行った。
これは国会議員の不逮捕特権を冒瀆(ぼうとく)するような荒っぽい手口だ。
さらに保釈もされないとなれば、検察批判は確実に高まる。
明らかに検察の方がおかしいのだから、その時は、民主議員らが堂々と石川の「釈放要求」を発議すればいい。

保釈後の石川の“反撃”が楽しみになってきた。


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