涼やか稚児、安全祈る 祇園祭・お千度の儀
京の夏を彩る祇園祭が1日、幕開けした。
京都市東山区の八坂神社では、祇園祭の長刀鉾(下京区)の稚児や保存会役員が祭りの無事を祈願する「お千度の儀」が営まれ、多くの山鉾町で神事始めの吉符入りがあった。
雨の中、振り袖とはかまの「涼み衣装」をまとった稚児の福井正賢君(10)が、禿(かむろ)の安藤健之助君(8)と福井正道君(8)と南楼門から境内に入った。
本殿の神事で稚児を務めることを報告した後、保存会役員たちと本殿の周りを歩いて3周した。
稚児の福井君は父親と祖父に手を引かれて傘の下を進み、正面で手を合わせて決意を新たにしていた。
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