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暴走老人「石原新党」立ち枯れ

2012年10月29日 21時32分21秒 | Weblog
暴走老人「石原新党」立ち枯れ

(日刊ゲンダイ)より

◆頼みの維新も失速

先週はこの話題で持ち切りだったが、週が明けたら急速にしぼんでしまった。

東京都の石原都知事が立ち上げる新党のことだ。


政治ジャーナリストの山田厚俊氏が言う。

「思ったほど広がりがないですね。

自民党から石原新党に行きそうな人はほとんどいないし、

民主党からも、今のところ合流の動きはありません。

ただ『たちあがれ日本』から名前を変えるだけになりかねない状況です」

国政への復帰を表明した25日の辞任会見で、

石原は「日本のための最後の奉仕」と表現して、第三極の結集をこう訴えた。

「薩長土肥も、関心、考え方は違ったけど、

幕府を倒して新しい国家をつくるということで大連合があった。

一緒にやったらいいんだ」「大眼目は官僚支配を壊していくことで、

原発をどうするとか、消費税をどうするとかはある意味、些細な問題なんでね」

原発や消費税を「些細な問題」とはムチャクチャだが、

官僚主導を打破するためには大同団結しなければならないというのである。


◆最後は小沢に頭を下げるしかなくなる

「たしかに、本気で国の統治機構を変えるつもりなら、

既成政党に対抗する第三極が結集して、政権を取るしかありません。

『国民の生活が第一』の小沢代表も同じことを考えている。

ただ、石原氏は『小沢とは組みたくない』と公言しています。

人間的な好き嫌いなんて、それこそ些細な話なのに、

そこにこだわれば、まとまるものもまとまらない。

そうなると、石原新党には勝算がありません。

自民党の補完勢力になるだけです」(山田厚俊氏=前出)

このままでは、石原の老人新党は立ち枯れ必至。

「日本維新の会」とどこまで連携できるかも分からないし、

その維新の会だって失速気味だ。

両者が手を組んだところで、影響力はたかが知れている。

石原が本気で第三極の大同団結を考えているなら、

いずれ小沢に頭を下げるしかないのではないか。

問題は、我欲のカタマリのような石原に、どこまで滅私奉公の覚悟があるのかだ。

普段エラソーなことばかり言っているのだから、

人生の最後に一度くらいマトモなことをしてみせたらどうなのか。

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