明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

時事ネタ 京都 散策 歳時記 花見頃など

外務省指定ポスト奪還 丹羽中国大使の交代を画策

2011年09月30日 22時20分35秒 | Weblog
外務省指定ポスト奪還 丹羽中国大使の交代を画策・・・(日刊ゲンダイ)

SMAP公演は花道だったか

「本当の総理は勝財務次官」と言われる野田政権だが、役人の傀(かい)儡(らい)政権誕生に大喜びしているのは財務省だけではない。

他省庁もこぞって巻き返しをはかっている。

なかでも「これで人事権を取り戻せる」とハシャイでいるのが外務省だ。

「政治主導」の象徴だった丹羽宇一郎・駐中国大使を“更迭”し、後任は外務省主導で選ぼうと画策する動きが見え隠れしている。

外務省担当が長い全国紙の政治部記者が解説する。

「民間初の中国大使となった丹羽氏を抜擢したのは岡田元外相でした。

岡田が閣外に去り、幹事長も退任した今、丹羽氏は完全に後ろ盾を失ってしまった。

シロウトの玄葉大臣は役人に吹き込まれて、丹羽批判を始めている。

外務官僚は『今後はわれわれの好きにさせてもらう』とすっかり強気になっています」

伊藤忠商事相談役だった丹羽氏が中国大使に就任したのが10年6月。

当時は、「私の任期は2年だと思っている」と話していたが、外務官僚のサボタージュに遭い、すっかりヤル気をなくしてしまったとも言われる。

「そんな中でも、丹羽氏が意欲を見せていたのが、い)と、チベットなどの自治区訪問。

先日、SMAPの北京公演が実現し、今月初旬までにラサやウイグルなどの自治区訪問も終えました。

わずか3カ月で自治区を回り終える強行スケジュールになったのは、年内の交代を視野に入れたものとみられています」(外務省事情通)

“任期満了”を待たない辞任に向け、着々と外堀が埋まりつつあるというのだ。

省内では後任選びも進んでいるという。

「これまで、外務省では事務次官経験者が駐米大使になるのが“一丁あがり”のコースでしたが、今の佐々江外務次官が次の駐中国大使になるかもしれません。

そうなると、前次官で立命館大学特別招聘教授の薮中三十二氏が呼び戻されて、駐米大使に就任しそうです。

他には河野雅治・駐イタリア大使か鹿取克章・駐インドネシア大使を横滑りさせる案も浮上。

2人とも今年3月に着任したばかりですが、鹿取氏は父親も中国大使を務めていた。

血筋を重んじる中国では、据わりがいいのです」(外務省事情通=前出)

元外交官で評論家の天木直人氏が呆れて言う。

「野田政権になって、ものすごい勢いで官僚主導が復活している。

大使の任用も外務省の思惑通りになるのでしょう。

このままでは、政治任用も途絶えてしまう。

役人は大喜びですが、官僚主導で日本がよくなることは、絶対にありません」

罪深いドジョウである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿