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USダウ大幅高。東証も全面高。 やっと東京市場にも春がきた。

2008年04月02日 15時44分19秒 | Weblog
日経平均は13,189円の532円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,474、値下がり銘柄数は187。出来高は20億6,770万株。

スイスの銀行大手のUBSが1~3月期にサブプライムローン関連で190億ドル(約1兆9千億円)の評価損を出し、120億スイスフラン(約1兆2千億円)の赤字を計上すると発表しましたが、JPモルガンチェースやモルガンスタンレーなどを引受先に、150億スイスフラン(約1兆5千億円)の増資を実施します。
 
米国証券大手のリーマンブラザーズも優先株による資本調達を行いますが、申し込みが多かったために、当初の30億ドルから40億ドルに増資額を引き上げると発表しました。
  
欧米の金融機関の自力での増資はマーケットからの信任投票を得られたと安心され、信用不安も薄らぎ、昨日のNYダウは大幅高となり、東証も全面高を演じました。

金融安定化フォーラムがG7に提出する報告書で、公的資金による金融機関の救済などの提案を盛り込むことを検討していることも期待材料。

東京株式市場では金融市場の混乱が沈静化していくという期待で、みずほや三菱UFJ(8306)などの銀行株が買われ、信用収縮により日本の不動産流動化マーケットに流入してくる海外の投資資金が減退することや、資金調達環境の悪化で不動産物件の仕入拡大も難しくなるといった不安で売られていた不動産関連株も反発を強めました。

サブプライムローン問題も最悪期は過ぎたかもしれないという期待から、ドルも買われ、1ドル=102円台と円安方向で取引されたため、トヨタや本田などの自動車株や、ソニーやTDKや京セラなどの電機株も値上がりしました。

日経ジャスダック平均は1,456円の4円高。
ブイテクノロジーは国内外の液晶メーカーやカラーフィルターメーカーから液晶パネルの修正装置や検査検査装置を約65億円受注したと発表したことが好感されました。


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