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小沢の4億円が“アウト”なら 総資産25億円 安倍一族の「蓄財」を批判してみろ

2012年01月19日 21時50分23秒 | Weblog
小沢の4億円が“アウト”なら 総資産25億円 安倍一族の「蓄財」を批判してみろ
(日刊ゲンダイ)より

大マスコミの“魔女狩り”が続いている。

民主党の小沢一郎元代表(69)が裁判で土地購入資金の4億円の原資について詳細に説明。

すると、今度は「億単位のカネが手元にあるのはおかしい」「巨額の蓄財は許せない」と批判の矛先を変え始めた。

この指摘もピンボケだ。

小沢の議員歴は40年を超え、選挙の「要」である幹事長を与野党で務めた。

そんな大物政治家の動かすカネが、サラリーマンの小遣い並みにショボイはずがないし、これは何も小沢に限ったことじゃない。

例えば、渋谷区富ケ谷にある3階建ての高級マンション。

土地面積は約1140平方メートルで、現在は自民党の安倍晋三・元首相の実母などが住んでいる。

安倍の父・晋太郎元外相が75年に購入したものだ。

「一帯は代々木公園に近く、路線価で1坪約270万円の値が付く。実勢価格なら1坪300万~400万円はするでしょう。

仮に売却すれば、建物も含めて15億円は下らないと思います」(地元不動産業者)

91年に安倍元外相が亡くなった当時、夫人や3人の息子が相続した遺産総額は、この土地を含めて計25億4000万円。

富ケ谷の土地は妻と長男が引き継ぎ、次男の安倍元首相が手にしたのは4億円ほどとみられる。

こうして岸信介や佐藤栄作といった歴代首相の家系を継ぐ大物政治家は「蓄財」したのである。

◆メディアの「市民感覚」とは「貧民感覚」なのか

大マスコミは、小沢だけを取り上げて「カネの亡者」のごとく批判するが、安倍元外相のように派閥の領袖を務め、複数の子分を抱えていれば、いざという時に備えてカネが必要なのは当然だ。

政治部記者だって知らないはずがない。

元毎日新聞政治部記者で、政治評論家の板垣英憲氏は「メディアが指摘する『市民感覚』とは『貧民感覚』です」と切り捨て、こう続ける。

「選挙運動は期間が決められ、素早い対応が求められるから、すぐに動かせるカネを手元に持つ必要があります。

(小沢のように)リーダー的存在になれば、なおさら、カネが必要です。

そういう実態があるのに、メディアは政治家がカネを持つこと=悪との建前に立って報道している。

とても現実的とは思えません」

大新聞テレビが唱える「市民感覚」は、イチャモンの類いに過ぎない。

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