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8月解散 永田町を走る

2012年07月07日 22時09分11秒 | Weblog
8月解散 永田町を走る

(日刊ゲンダイ)

鳩山グループも選挙準備

「秋口解散」説が、きのう(6日)永田町を駆け巡った。

「野田首相の周辺が自民党幹部に伝えた」という解説付きだ。

それで騒ぎになったのだが、真偽はともかく、確かにおかしな動きが続いている。


「民主党の分裂で、国会勢力図が変わったため、6日、衆院で席替えが行われた。

本来なら、小沢グループは野党の自公の間へ引っ越すべきところだが、

民主党席のすぐ隣に落ち着いた。

民主党の幹部たちは“どうせ離脱者が増えるし、

すぐにガラガラポンになるから”と言い合っています」(民主党関係者)

民主党内では、「解散が近い」と感じる人が増えているのだ。

かと思えば、消費増税法案に反対した鳩山元首相を中心に24人が

連日のように会合を開いている。

「新党に向けた動き」とみられている。

いつ解散になっても対応できる準備を始めたというのだ。

小沢元代表が強引に新党立ち上げに走ったのも同じ理由だ。

「解散は近い。党内に残っていたら全員落選だ」と小沢が判断したからである。


◆自公の要求丸のみ決めた野田

もちろん、自民党の谷垣総裁は早期解散一点張りだし、

公明党にも来年の総選挙を避けたい事情がある。

永田町のベクトルは解散へ、解散へと向かっているが、官邸事情通はこう言った。

「小沢さんの嗅覚、判断は正しいと思う。

解散を決めるのは野田総理だが、総理は早期解散でハラをくくっている。

自民党の谷垣総裁や公明党に3党合意をのんでもらったとき、その密約はできている。

自公の要望は何でものもうと総理はハラを決めたのです。

消費税法案が参院で成立したら、8月後半か9月初めに衆院解散になりますよ」

(官邸事情通)

特例公債法案や衆院の定数是正は後回しで構わないというのが野田の考えだ。

増税を争点に早期解散だと民主党は自滅・壊滅だが、野田はそれで構わないという。

前出の事情通が続ける。

「野田総理の頭の中は、すでに総選挙後の保保連合で占められている。

仲間は民主党議員でなく、松下政経塾の人脈と自民党保守議員なのです。

民主党の再建に関心はない。仮に民主党内で反対が強く、

総理が解散に躊(ちゆう)躇(ちよ)したときは、間違いなく、

自公が不信任案を突きつけてくる。

小沢新党や鳩山グループも乗って可決される。そうなったら、総理は解散に打って出る。

どっちにしても、総理と自公の間で終着点は設定されたのです」

賛成したくもない増税法案に賛成し、

与党にあと1年間しがみつこうとしている多くの民主党ダメ議員は、

どうするつもりなのか。

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