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増税の前にやるべきことがある!: 教えて!斎藤さん

2012年06月11日 23時17分59秒 | Weblog

増税の前にやるべきことがある!: 教えて!斎藤さん

衆議院議員・気象予報士斎藤やすのりBLOG

2012年06月11日

増税の前にやるべきことがある!


ピッカピカの青空の下、泉中央で朝の街頭活動をしました。

新しいのぼりとともに。


きょうは中総体で子供たちから声援頂きました。感謝!!

増税の前に.jpg

「増税の前にやるべきことがある」


野田総理からは「社会保障の制度改革を差し置いても、増税だけは決めちゃおう」という姿勢が鮮明になってきました。

早ければ15日には衆議院で採決をするのではと言われています。

私は今回の消費税法案には議場で

「反対」の緑札を投じます。

なぜ、反対なのか?。以下に説明します。

私、斎藤やすのりは、今回の消費税増税は拙速であると強く訴えています。


増税はマクロ経済的に見ればインフレ抑制の効果があり、デフレ下での増税は更なるデフレを引き起こし、国民の生活を苦しくさせると共に、恐慌のトリガーを引く大変危険な施策です。

消費税増税で最も大きな負荷がかかるのは最も手を差し伸べなければいけない被災地です。

消費税は逆進性が高く、低所得者の方ほど負担が多くなります。

昨年6月の平均給与は東京が40万円、神奈川が36万円‥‥宮城は30万円、岩手は25万円です。

月で15万円もの地域格差があるのです。

この数字は都市部仙台や盛岡の数字も盛り込まれていますから、高齢化が進んでいる沿岸部の津波被災地はさらに家計へのインパクトが大きくなります。

今回の増税法案では低所得者への逆進性対策は先送りされていますし、生活必需品の非課税や減税などはしません。

セーフティネットが敷かれていないのです。

税率を上げて税収を確保するという方法は、政治が汗を流さなくてもできる一番簡単な方法であり、歳出改革、行財政改革を行い、さらに税外収入の確保など歳入改革を実行し、最大限の努力を行った最後に国民に負担をお願いすべきで、努力もせず増税というのは下策であると考えています。

また、現在の人口構造、社会保障費の増加を鑑みれば、消費税を始めとする増税が将来必要なことは日本国民が理解しているところです。

だからこそ消費税増税により本当に困る人々は誰なのか、低所得者や資金繰りに苦しむ中小企業経営者をどのように救うのか、増税の前にその道筋を示し、社会不安を取り除かなければなりません。

デフレを脱却し、税率ではなく税収を上げることが政治の役割であると考え、今回の増税には身を挺して反対致します。

3月30日に政権与党・民主党の党内での消費税議論が前原政調会長一任という名のもとの強行採決が行われ、「増税」が閣議決定されました。

復興税の時も、TPPの時も、反対意見が6、7割。

採決になると普段、議論に参加しない賛成派が来て、「決められない政治は良くない」とか「将来に負担を残すな」などと抽象論を振りかざす。

一方で反対派は論理的に反対の理由を述べる。

しかし、いくら建設的な意見を述べようが執行部も賛成派の人も全く聞く耳を持たないのです。

今回ひどいのは「社会保障と税の一体改革」と言いながら、実際は社会保障の自然増分を補てんするための増税であり、将来の不安を解消させるロードマップは策定されていないのです。

また、永田町と霞ヶ関の最適化や天下りへのメス入れもなし。

これでは永遠に税率をUPし続づけなければいけなくなります。

野田政権は増税無限ループのスイッチを押したのです。


今後のポイントは自民党、公明党が法案採決に賛成するか否か。

野田総理は視野狭窄に陥り、増税まっしぐらです。

ですから、増税できるのだったら、野党から出された修正案を飲む可能性大です。

特に野党は「民主党が掲げた最低保障年金や年金一元化の看板をおろせ!」と迫っています。

谷垣総裁は法案の修正と解散の確約を得たうえで、法案に賛成するでしょう。

最悪なのは、選挙を経ずに増税法案を国会で成立させてしまうこと。

こんな国民生活の一大事を有権者の皆さんに問わないのは民主主義の否定。

しかも、民主党は(私も)3年前の選挙で消費税を上げる前にやるべきことがある!

消費増税は凍結と訴えたのですから。

何としてでも増税の前に選挙をし、皆さんの意思を問うことができるように持っていきたいし、そのための戦略を考えたい。

☆「国民をミスリードしてはいけない」


このままだと日本はギリシャになる?

以下は読売新聞のWEBサイトの記事


消費税率の引き上げを柱とする社会保障・税一体改革の必要性を訴えるため、岡田克也副総理が18日、長野市を訪れ、県民に改革への理解を求めた。

政府の全国キャンペーン「『明日の安心』対話集会」の一環。

岡田副総理は会場となった市内のホテルで、公募で集まった県民に対し、国と地方の長期債務が国内総生産の2倍超に達する極めて厳しい財政状況を指摘。

「(国家公務員給与削減など行政改革を)全部やっても限界があるので、消費税の引き上げも認めていただきたい」と訴えた。

会場からは「税率を上げると景気が低迷しないか」「マニフェスト(政権公約)に掲げた国家公務員人件費2割削減を必ずやると約束してほしい」という質問や要望が相次ぎ、予定時間を約15分オーバーした。

閣僚の皆さんは「このままだと日本はギリシャになる。

国債は暴落する」などと言い、日本政府は扇動しています。

「だから、消費税増税は必要だ」と。

ここに一枚のポスターを紹介します。

2010_summer_ex.jpg

国債のポスターです。

財務省は“安全”、“安心”というコピーをつけてPRしているではありませんか!

しかも、財務省は一昨年、海外の投資家に対し「日本の国債は今後も十分な信用を維持していくので投資の対象」だと言っています。

実際、この20年もの間、政府はメディアを使って国内向けには「借金がかさみ、いつかは暴落する」とPRし続けましたが、国債の金利はほとんど変化ありません。

なぜなら、日本国債はその多くを銀行、保険会社、日本国民が保有しています。

海外に流れているのはわずか5%前後。

国から見れば“借金”でも、銀行や国民から見れば“財産”。

この説明を一切しないで、国民に対し「借金がかさみ、日本はいずれ破たんする」というのはミスリード以外の何ものでもありません。

確かに岡田さんが言うようにGDP比で200%の債務がありますが、一方で個人の金融資産は1400兆円。

この事実を語らないで、借金だけを誇張して言うのは問題です。

確かに少子高齢化が進み、2020年には個人資産よりも債務が上回る可能性もあります。しかし、今すぐに消費増税を上げるのは筋が悪すぎる。

増税ではなく、徹底的な無駄の削減と無駄を作っている日本の統治機構の抜本改革を行うこと、そして「デフレの脱却=税率ではなく税収を上げる」ことではないでしょうか。

順番が違うのです。

増税なんて一番後の下策。

「増税することが政治家の責任」みたいなことを言っていますが、これは逆で無責任なのです。

やるべきことやらないで、増税に頼るわけですから。   

政治は法律を作ることで、困った人に対し「頑張れ~」と背中を押す仕事。


しかし、今回の増税法案は被災者に足かせをすることになる。

津波被災者の方は2000万円の家を建てた場合、消費税込で2200万円になる。

300万円の支援金は吹っ飛ぶことになる。いまは復興が第一なんです。

復興なくして増税なしなんです。

悲しいことに財務大臣は石巻選出です。

今回、増税してもTOTALの税収は上がらないでしょう。

消費税分・年金の財源等は確保されても、所得税、法人税収は大幅に減るに違いありません。

税収が減ったら、また国債に頼らざるを得ない。

国債に頼らなければ、緊縮財政を敷くしかない。

それでまたデフレスパイラルが進行する。

デフレですよ!、被災地はまだぼろぼろですよ!

私はデフレ下での増税という天下の愚策に断固、反対します!!

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コメント

2012年6月11日 22:58:38 :

東北被災地の再建の種に金を注げば景気は良くなってくるはずだ.
今回の災害に要する費用は20兆円は必要だ.
それが無駄なことにばかり金を使い必要なところに金が回っていない。
その上に増税とくれば景気が良くなる筈は無い。

あのバカな空き缶が「ギリシャとオ同じになっていいんですか?」
ギリシャは増税をやってあの様なことになった訳だ。
今迄増税をやって国の経済が良くなった国は無い。有るなら教えて欲しい。
国会議員がそれも総理とも有ろう人間がそんなことも判らないで財務省の云うがまま、国民はもっと利巧にならないと行けない。
バカな番組ばかり流しているテレビばかり見ているから、大宅壮一が危惧したごとく「一億総白痴化」になって仕舞ったではないか。
このような状態になって本当に危惧している日本人は残念ながら1割程度か。

 

2012年6月11日 23:04:19 :

リフレ派が主張することは正しいのだけれど、
説明が拙いので、頭の悪いクレジットカード
破産するギャルと同じように受けとられている。
国家財政を家計と同列で議論してはいけないのだ
ということを、まず分からせて欲しい。


野田を本気で悩ます 鳩山由紀夫「造反」予告

2012年06月11日 22時59分50秒 | Weblog
野田を本気で悩ます 鳩山由紀夫「造反」予告

(日刊ゲンダイ)より

民主党の鳩山由紀夫が、「反野田」の姿勢をヒートアップさせている。

内閣改造の翌5日、組閣人事について「ミサイルのスイッチを入れる権限を有する人が、選挙の洗礼を経ない方でよいのか」と、民間人の森本敏を防衛大臣に就けたことを批判。

6日にはBS11の番組で「民主党をつくった張本人として『民主党を割る』とは口が裂けても言うべきではないが、行動すべき時は行動しなければならない」と発言。

さらに9日は、「私は消費税率を4年間上げないと明言して政権交代の選挙戦を戦った張本人だ」と、増税法案の採決で「造反」すると予告したのだ。



官邸周辺は「どうせ口先だけさ」「いつも最後はぶれるから」と、バカにしているが、果たして由紀夫は、どこまで離党を覚悟しているのか。

「いま由紀夫さんは、『創設者として民主党を割りたくない』という気持ちと『いまの民主党は自分が目指したものではない』という思いの間で、揺れ動いています。

ただ、造反の方にどんどん傾いている。森本敏を防衛相に就けたことが決定的だった。

森本さんには首相時代に外交安保政策をケチョンケチョンに叩かれた。

防衛相になった後も、インタビューで『鳩山首相だったら受けなかった』とコケにされている。

ああ見えて由紀夫さんは、外交に対して自負がある。森本敏を起用した首相を許せないのでしょう」(民主党事情通)

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「多くの民主党議員は、タカをくくっていますが、鳩山さんはボンボンだからなのか、最後は『エイ、ヤッ』と真っ暗な崖の上から飛び込むクソ度胸がある。

昨年は本気で菅内閣への不信任案に賛成しようとしていた。

造反する可能性はゼロじゃないと思います」

野田首相も鳩山由紀夫の「造反」にピリピリしているという。

「小沢一郎が造反したら除名すればいいと野田首相は考えていた。

でも、鳩山由紀夫もとなると、さすがに代表経験者2人を追放するわけにはいかない。

まして、鳩山由紀夫はオーナーです。

首相は頭を痛めていますよ」(官邸事情通)

とても、消費増税法案の「採決」まで持っていけないのではないか。

オウム逃亡犯VS.捜査当局 防犯カメラ解析 ハイテク捜査班驚異の実力

2012年06月11日 22時54分18秒 | Weblog
オウム逃亡犯VS.捜査当局 防犯カメラ解析 ハイテク捜査班驚異の実力

(日刊ゲンダイ)

◆追い詰める警視庁 たった1秒で33時間分の画像からターゲットを識別

連日の画像更新だ。警視庁はきのう(10日)もオウム逃亡犯の高橋克也容疑者(54)の新たな画像を公開した。

高橋が潜伏先を逃走してから1週間で、今回が4度目。

実は警視庁の画像解析システムは世界トップ級で、積極的な画像公開はハイテク捜査の威力をアピールする狙いもある。

新たな画像は、高橋が逃走直前にキャリーバッグを購入した川崎市内のショッピングセンターからタクシーに乗り込む姿だ。

足元のみで上半身は見えないが、購入したバッグはバッチリ写っていた。

足元のみの画像がどれだけ市民の情報提供に役立つかは疑問だが、「お前がいくら逃げようが、ここまで足取りをつかめるんだぞ」と、逃亡犯を心理的に追い詰める効果は十分だろう。

高橋の姿を収めていたのは、ショッピングセンターの駐車場出口付近のカメラ。

恐らく数千人、数千台の車両が行き交う中、ホンの一瞬だけ写ったバッグを割り出したのだ。

解析能力には舌を巻いてしまう。

「防犯カメラは、情報分析を専門に行う捜査支援分析センター内の『モバイルチーム』が解析しています。

今年4月に発足した全国初のハイテク捜査のプロ集団で、現場に直接、最新機材を持ち込んで捜査員と情報を共有する。

先月の東京メトロ渋谷駅刺傷事件でも、膨大な量の防犯カメラ画像を解析。犯人が持っていたリュックを手がかりに逃走ルートを瞬時に突き止め、スピード解決につなげています」(警視庁事情通)

元警視庁警視の江藤史朗氏によると、警視庁の画像解析システムは世界最高水準。

駅構内の防犯カメラなら、たった1秒で33時間分の画像からターゲットを割り出すことができるという。

「顔が鮮明に写っていなくても、肩幅や手の振り方などでも識別可能です。

こうした技術は軍用衛星や偵察写真など軍事技術を応用したもの。

家庭の防犯システム程度なら、60年代のベトナム戦争の頃には戦場で実用化されていました。

日立国際電気は現在3600万件の顔データから目的の人物を1秒で検索表示できるシステムを開発中です。

民間の技術でこのレベルですから、捜査のプロはさらに上を行っています」(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)

いくらハイテク捜査の技術が進化しても、捜査に生かされなければ宝の持ち腐れだ。

高橋が逃げ続けていられるのは、現場の捜査員の能力が劣化している証拠なのか。

大阪維新の政治塾に900人合格

2012年06月11日 21時13分22秒 | Weblog
大阪維新の政治塾に900人合格

次期衆院選に向け2期目へ

 橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会は11日、

政治塾の1期目受講生約2千人を絞り込み、

次期衆院選に向け23日に再開する2期目の「塾生」約900人を選抜した。

今後は街頭演説も実施し衆院選候補としての適性を評価、

最終的には塾生を中心に公募を通じて選定する方針だ。

 同会関係者によると、内訳は

(1)大阪府と兵庫県で338人

(2)関東地方と海外で288人

(3)その他289人。

このうち十数人は過去の経歴などを調査中で、

合否の最終判断を保留している。

キャリア官僚や地方議員らが含まれるが、

詳しくは公表していない。

(共同通信)

金正恩の恐るべきIT戦略! (16)

2012年06月11日 19時21分33秒 | Weblog

金正恩の恐るべきIT戦略! (16)・・・(飯山一郎)より

約1200億ドル(約11兆円)規模の開発計画を発表する。

『朝鮮大豊(テプン)国際投資会社』の朴哲洙(パク・チョルス)総裁

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鷲は昨日のエントリーの最後に、次のような一節をかました。

金正恩と胡錦濤が新しい国家をつくった!

上の一節を読んで…、

「ほーら、また飯山一郎のホラ話がはじまった!」

などと言うシト、いるかな? いないよね?!

なぬ? いる? いたの!

あのなぁ、鷲は、今まで、それこそ膨大な情報を発信してきたが…、

はずれたのは次の二つだけだ。

 1.リーマン・ショック後、2年以内に米国株式市場がクラッシュする!

 2.先月頃、米国株式市場が史上最高値をつけ、その後大暴落!

あとの情報は、ぜ~んぶ、ピンポ~ン! だった。

鷲が半ボケでマダラボケの老人だからって、いつも馬鹿にしていると…、

バチがあたる、ツーか、世界の真実の姿が見えてこないからな!

だいたい、いまどきの日本人は、馬鹿や阿呆が多すぎるY!

 1.マスコミのウソの情報にダマされていることに全く気づかない。

 2.毎日TVのバラエティ見て、まだ日本は北朝鮮より上だと思ってる。

 3.放射能が全国に降り注ぎ、食料やガレキで全国拡散してるのに、

   平気な顔してて、チ~とも怒らない。ほんと、馬っ鹿じゃないのぉ。

でもまぁEーや。

自己責任、ツーか自業自得なんだからよ~。

ところで金正恩なんだが、このボーヤの底抜けの明るさは、アレだよ、

われわれがバブルの頃、世の中の景気が良すぎて毎日がウッハウハ

だった、アレに似ているという面もある…。

実際、いま、北朝鮮は、ウッハウハのバブル状態になっている。

金虎(ゴールデンタイガー)も、「凄いバブルだ!」と言ってきた。

ま、それは上の動画を見てもらえば納得するとおもうが…、

なにしろ、あの北朝鮮が11兆円もの規模で開発を行なっているのだ。

上の動画のオッサンが言ってることを簡単に要約すると…、

2010年04月16日。北朝鮮で同年1月に設立された国家主導の投資誘致機関

『朝鮮大豊(テプン)国際投資グループ』の朴哲洙(パク・チョルス)総裁が、平壌で

共同通信と会見し、5年間で平壌、羅先など計8都市を対象に約1200億ドル

(約11兆円)規模の開発を進めるとの計画を発表した。

さらに総裁は、日本の政府や企業の参加も「期待する」とも述べた。

…ということなのだが、これが北朝鮮のバブルの原因の一つだ。

おどろきき、桃の木、山椒の木なのは、この大規模開発計画が2年も前

から始まっていることと、この壮大な計画の立案者が金正恩と胡錦濤!

だったということだ。

なのに、日本の企業は全く蚊帳(カヤ)の外(そと)。

これで北朝鮮と日本を仲悪くさせる米国の戦略の意味が分かるでしょ?


復興駅

世界の美しい地下鉄の駅15選のなかに、なんと北朝鮮の駅が入選していた。

”大飯原発、安全対策を確保”醜すぎる福井県安全専門委員会

2012年06月11日 19時15分15秒 | Weblog
”大飯原発、安全対策を確保”醜すぎる福井県安全専門委員会

(まるこ姫の独り言)より

野田首相は先日の発言で、国民生活を守るために原発再稼働だ
とのたまったが、それは違うだろう。

国民生活を守る為ではなく、福井県の雇用と経済のためと、関電
の利益を守るためだとしか聞こえない。

どこまで、既得権益者たちの側に立つのか、この国の首相は。

福島原発事故の事故原因も確認されていないまま、大飯原発は
再稼働の道をたどる。

免震棟もなく、ベント用のフィルターもなく、防潮堤のかさ上げもな
く、ないないづくしでも、福井県原子力安全専門委員会は、安全対
策を確保したそうだ。

>「安全対策を確保」大飯再稼働で報告書提出へ・・読売新聞

>福井県原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大名
誉教授、12人)は、必要な安全対策を確保しているとする報告
書をまとめ、11日午後、西川一誠知事に提出する。

あまりにご都合主義で開いた口が塞がらない。

この中川という人物、テレビに映っていたが、反対派の怒号や抵
抗に鉄面皮のごとく微動だにしていなかった。

野田首相と言い、この福井県の安全専門委員会と言い、人を騙
す事を何とも感じていない。

野田首相は、既得権益者たちの利益を、国民生活を守るためと
私達に恩に着せた言い方をしたが、福井県原子力安全専門委
員会は、”深刻な事故が起きても原子炉を安全に『止める』『冷や
す』『放射性物質を閉じ込める』ことを確認できた"と、嘘八百を述
べた。

どうしても原発を再稼働させたくて仕方がない連中は、福島原発
の教訓など何もなく、10年後も2割弱の人達が帰還困難者だと
の認識もない。

福島原発の未曾有の大事故は、なかった事になっているのだろ
う。

都合の悪い事実は無かった事、見なかった事になっているのだ
ろうが、福井県安全専門委員会の言うような安全対策の確保は、
何を持っての発言なのか。

あまりに、現実を無視したいい加減な結論は、とにかく原発を再
稼働する固い強い意志を感じる。

呼応したように、最新の産経・FNN世論調査で、”野田首相が
示した関西電力大飯原発3、4号機の再稼働方針については「
賛成」が49・2%、「反対」が43・4%。”

というのは、全く信じられない。

再稼働について反対より賛成が多いなんて誰が信じられるのだ。

安全性が何一つ確認されていないままの、再稼働はどう考えて
も時期尚早だ。

テレ朝や、TBSの番組中でどのコメンティター達も、野田首相の
発言に対して、ほとんど全面否定だ。

わが中日新聞の、読者の投稿欄でも再稼働には圧倒的に反対
の意見が多い。

なんで、産経・FNNは再稼働賛成がどんどん増えるのだろう。

やはり、産経・FNNならではのねつ造された感が大ありだ。

シリア虐殺は反政府勢力の仕業

2012年06月11日 16時25分49秒 | Weblog
シリア虐殺は反政府勢力の仕業

(陽光堂主人の読書日記)より

 シリアは内戦状態に陥っていますが、我国のマスコミは欧米の偏向報道に歩調を合わせて、相変わらず情報操作を行なっています。

先日、シリア中部の村クベイルで新たな虐殺事件が発生しましたが、政府側の仕業と思わせるように仕向けています。

 こうした偏向報道には「定評」のある産経新聞は、昨日付けでこう報じています。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120610-00000072-san-int)

   「虐殺事件」シリア・クベイル調査 国連監視団「肉焼けるにおい」

 【カイロ=大内清】シリアで活動中の国連シリア監視団(UNSMIS)が8日、新たな虐殺事件が伝えられる中部の村クベイルを調査し、その際のビデオ映像を公開した。

監視団は、砲撃で破壊されたとみられる家々や、その内壁や床に大量の血が残っていることを確認、声明では「肉の焼ける強烈なにおいが漂っていた」と述べた。


 反体制派は、アサド大統領の出身宗派で少数派のイスラム教アラウィ派などからなる政権支持派の民兵集団「シャッビーハ」が、政府軍の砲撃に続いて村を襲撃、多数の子供や女性を含む80人以上を殺害したと非難している。

政権側は「武装テロリストの仕業だ」として関与を否定している。


 今回、監視団が到着した時点で村に本来の住人はおらず、直接の証言を集めることはできなかった。

このため、事件当時の状況や被害者数などは「なおも未確認」(報道官)だという。

監視団は7日にも村を目指したが、政府軍の妨害や周辺住民の制止などを受けて到着が遅れており、その間に政権側が証拠隠滅を図ったのではないかとの見方も出ている。 


 よく読めば真相は不明ということが判りますが、マスコミは反政府勢力に肩入れしているため、アサド政権による仕業だと思わせるような印象操作をしています。


 記事の中段で、反体制派と政府側の主張を両方採り上げていますが、反体制側の言い分が詳細に紹介される一方、政府側は「武装テロリストの仕業だ」という一言で片付けられています。

政府が相手側に責任を押し付けているかのような書き振りです。


 最後の部分には、政権側が、虐殺の証拠を隠蔽するために国連監視団の現地入りを妨害したのではないかという、因果関係を逆にした作文が付け加えられています。

しかし、政府軍は危険だから止めたのだと述べています。

監視団が反政府勢力に襲撃されたら大変ですから、この説明の方が自然です。


 記事の中では「反体制派」という抽象的な表現がなされていますが、具体的には「シリア人権観測所」や「シリア国民評議会」を指し、前者の「シリア人権観測所」はイギリスの外務大臣と密接な関係があると言われています。


 米国、イギリス、フランス、トルコを中心としたNATO諸国がシリアの内戦に関与していることは今や公然の秘密で、イギリスの紐のついた組織が情報を操作しているわけです。

「反体制派」という括りで正体を隠してしまうのは、やましさの表れに外なりません。


 考えてみれば解りますが、政府側が住民を虐殺しても何も益するところはありません。

ただ評判が悪くなるだけです。

アサド政権の評判を落としたい反政府勢力にのみ、住民虐殺の動機が存在します。

それを見抜かれまいと、マスコミは努力していますが、次々と綻びが生じています。


 5月25日にも、シリア中部の村ホウラで、幼い子ども多数を含む民間人100人余りが虐殺されるという凄惨な事件が起きていますが、この時も米国などは政権側の仕業として非難しています。

しかし、殺された多くの子供は政府を支持しているアラウィー派に属しており、明らかに反政府勢力の仕業です。


 現地を取材したロシア人ジャーナリストのマラト・ムシンによると、殺されたのは親政府派の住民であり、攻撃したのは傭兵とFSA(自由シリア軍)で構成された部隊で、これに地元の反政府派やゴロツキが参加していたそうです。

部隊は総勢約700名で、ホウラの北東から侵入し、中央部や警察署を抑えてから親政府派の家族を殺し始めたと具体的に述べています。(櫻井ジャーナル)


 また、最近シリアを訪れたギリシャ正教のフィリップ修道院長も、政権の関与を否定しています。

修道院長は、スンニ派のサラフィ主義者や外国から入ってきた戦闘員、傭兵が住民に対して残虐な行為を繰り返していると証言しています。

サラフィ主義者はムスリム同胞団と同様、サウジアラビアの支配層と密接な関係にあると言われています。(櫻井ジャーナル)


 サウジアラビアなどの湾岸独裁諸国はスンニ派が主流で、シーア派の総本山であるイランと対立していますが、シリア支配層が属するアラウィー派はシーア派の系統に属しており、アサド政権を倒したいNATO諸国と利害が一致しています。

それ故、シリア内戦にも関与しています。


 アサド政権は、NATOや湾岸独裁諸国を敵に回していながら未だに政権を維持しています。

それは、ロシアや中国の後ろ盾があるためで、それがなければ疾うに崩壊していたはずです。

正義はアサド政権側にありますから、非難されるべきはNATOや湾岸独裁諸国です。


 玄葉外務大臣は、在京シリア大使に国外退去を命ずるという恥ずべき行為に出ました。

ヒラリー・クリントンに命じられたためと思われますが、外務省の主体性のなさには毎度のことながら呆れ返る外ありません。

彼らは特権階級化していて、現地大使館等で甘い汁を吸うことしか考えていませんから、縮小して人員整理すべきでしょう。

 先に紹介したギリシャ正教のフィリップ修道院長は、「全ての人が真実を語るならば、シリアの平和は保たれる」と述べています。

言い換えれば、NATOのポチである潘基文国連事務総長やマスコミがシリアの虐殺に手を貸しているということで、犯罪者たちが犯罪を叫んでいるわけです。

この真実に人々は早く気付かねばなりません。

小川法相は、何故、更迭されたのか?

2012年06月11日 16時18分02秒 | Weblog
小川法相は、何故、更迭されたのか?

(山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』)より

法務省・検察改革を目指し、指揮権発動をも辞さない覚悟の小川法相が、消費税増税しか頭にない野田にとって、邪魔になったからだろう。

東京新聞の長谷川洋行氏による小川前法相へのインタビューがある。

これが面白い。以下に紹介する。

いずれにしろ、検察や司法に問題があるということは、小沢一郎支援者だけではなく、多くの日本国民の常識となりつつあるということだろう。

それに蓋をしても無駄だろう。野田は、原発再稼動、司法改革、消費税増税・・・などの問題で首が回りそうもない。



 現代ビジネス 長谷川幸洋「ニュースの深層」 6月7日

「指揮権発動について再び首相と会う前日に更迭された」、「小沢裁判の虚偽報告書問題は『検事の勘違い』などではない!!」小川敏夫前法務大臣に真相を聞いた。


 検事による虚偽の捜査報告書作成問題に関して、小川敏夫前法相が退任会見で検事総長に対する指揮権発動を考えていたことをあきらかにした。

法相の指揮権発動とは穏やかでないが、いったい背景に何があったのか。

当事者である小川前法相に6日午後、議員会館でインタビューした。


 すると、問題の田代政弘検事に対する捜査・処分をめぐって、法相と法務省・検察事務当局の間で生々しい「暗闘」が繰り広げられていた実態が浮き彫りになった。


 小川は5月11日に野田佳彦首相に面会して、検事総長に指揮権を発動する考えを伝えた。

そこでは首相の了解が得られないまま、二度目の面会が開かれる直前、内閣改造で突然、事実上の更迭となった。

更迭の理由は「国会で携帯の競馬サイトを見ていた」とか「弁護士活動でトラブルがあった」などと一部で報じられたが、小川はまったく納得していない。


 小川は「捜査報告書は検事の記憶違いではない。

ほぼ全部が架空なんです」「(指揮権を発動する考えを)総理につぶされたとは思っていません。

でも、あっという間にクビになっちゃった」などと語った。

以下、インタビューでのやりとりを紹介する。


それ以外も全部が架空なんです

長谷川: 指揮権発動はいつごろから考えていたのか。

小川: この問題はそもそも裁判所で指摘されているわけですよ。

(小沢一郎の裁判で秘書の)石川さんの供述調書が証拠として排除されましたね。

田代検事が数日かけて作成したという捜査報告書も「(検察の)組織的関与が疑われる」と猛省を促している。

これは事実を的確に表していると思う。


 ぼくはインターネットに流出した捜査資料を読んでみました。

捜査報告書については、法務大臣に就任してから非常に重大な関心をもって「国民の理解を得られる対応をしなければいけない」とあらゆる機会に言ってきた。


長谷川: なるほど。

小川: それで裁判で証拠の排除があって、捜査報告書を読んでみると、これは田代検事の記憶違いじゃない。とうてい言えない。

マスコミも検察にうまく乗せられているような気がします。

つまり「(石川が田代から11万人以上の選挙民から支持されて国会議員になったと言われた)一部分が架空だった」というように書いているけど、実際の報告書を読むとそうじゃない。

ほぼ全部が架空なんです。

架空の一つの例として「11万人」が挙がっているだけ。

それ以外も全部が架空なんです。

(石川がしていた秘密の)録音の中には一言も出てこない。


長谷川: その点を省内で指摘された。事務方はなんと言ったのか。

小川: 「(田代の)勘違いだから」と言っていた。

そこら辺は大臣としての省内のやりとりだから(詳しくは)勘弁してもらいたいけど、ようするに田代検事の勘違いというのは、とうてい考えられない。

検察は無罪になる証拠しか集めていない

長谷川: それが納得できなかった?

小川: だれも納得しないでしょ。裁判所が言っているとおりですよ。

長谷川: それで指揮権という話になったのか。

小川: ぼくは何度も言っているとおりで、国民の理解が得られる対応をしなくちゃいかんと。

つまり田代個人の記憶違いということで終わらせるな。

それではなんの反省にもなりませんから、と言い続けたわけ。

でも馬耳東風で聞き流されて、新聞にどんどんリークして。

(田代の)記憶違いという弁解を破れないだなんて言って、ちょろっと人事で相談なんて言ってるから。

一般的に言っても聞かないんだから、じゃあどうするかっていう話になる。


長谷川: そこで指揮権発動を考えた。

小川: うん。それしかないでしょ。

たとえば今朝(6月6日)の朝日新聞の社説でね、検察審査会で判断すればいいだなんて言ってるけど、まったくトンチンカンですね。


長谷川: どうして?

小川: 検事は無罪になる証拠しか集めてないんですよ。

田代の記憶違いだと。

それを破る証拠を集めてないんですよ。

それが検察審査会にいって、どうなります?


長谷川: それはムリですね、素人がみても。

小川: 証拠がないんだから。

田代の弁護人が捜査してるみたいなもんですよ。

だから検審にいくっていう意味がない。

有罪の証拠を集めずに無罪の証拠を集めている。

そういう風につくっているんだから。

捜査記録は見ていませんから、断定的に事実関係を言えないけど、

記憶違いとしか言ってないんだから、集めてないんです。

停電・金融波乱による恫喝でゴリ押しするごろつき 

2012年06月11日 16時12分25秒 | Weblog
停電・金融波乱による恫喝でゴリ押しするごろつき 

(植草一秀の『知られざる真実』)より

日経BPnetに、

「社会保障改革を棚上げし消費増税法案を決着か、失敗したら市場の制裁を覚悟すべき」

と題する論考が掲載された。

最近、この手の論調が目白押しだ。

表現は厳しいが、いわゆる「ごろつきの手口」だ。

民主主義の世にあって大事なことは、民主主義のプロセスを正当に踏むことだ。

野田佳彦氏が民主主義の正当なプロセスを踏んで消費増税提案を示しているなら、その提案に耳を傾け、真摯な姿勢で是非を判断すべきということになる。

しかし、野田氏は民主主義の正当なプロセスを踏んで消費増税の提案を行っていない。

国民の多数が野田氏の提案する消費増税案にNOの意思を明示しているのは、その内容以前に、野田氏のプロセス違反を容認できないからである。


朝日新聞6月4・5日世論調査結果

消費増税法案

「今国会で成立させるべきだ」 17%

「成立にこだわるべきではない」72%

法案に

賛成 32%

反対 56%

内閣支持率 27%

不支持率  51%

の数値に、主権者国民の健全な判断が明瞭に示されている。


不当に高額の火災保険の押し売りがやってきて、保険に加入しないことを伝えると色をなして、いまこの保険に入らなければ、すぐに家が火災に巻き込まれて、悲惨な目に遭うぞと脅しているのに近い。

恐らく、この悪徳業者は、夜になって、家の裏から火を放つのだろう。

自分で火を放って、脅しの有効性を成立させるような危うさを併せ持つ。

消費増税を呑まなければ、金融市場の波乱が生じると主張するものが、格付業者などと結託して金融市場の波乱を人為的に引き起こすのだ。市場がどちらに振れても、その方向に相場を張れば、金融業者の手元には法外な利得が転がり込む。最近の金融市場変動の重要な裏側である。


6月9日に石川県の加賀市民会館で開かれた市民との対話集会に出席した岡田克也氏は、加賀市の女性から、

「(消費税増税はしないと)国民と約束して政権を取った。そのマニフェストが破られている。撤退するのも政治家の勇気だ」

との意見が提示されると、

「われわれの任期中は上げないが、議論をしないとは言っていない。任期中に引き上げも決めないと期待した人たちには申し訳ない思い。ただ、東日本大震災や欧州経済危機もあり、逃げるわけにいかない。増税前にやれる行革もみな努力していろいろやっている」と述べた。

岡田氏は、2009年8月総選挙に際しての毎日新聞アンケートに対して、

「衆議院任期中は、任期後の消費増税について決定することにも反対」

と回答している。「任期中に引き上げも決めないと期待した人たちには申し訳ない思い」と述べたが、そうではなく、岡田氏は、「任期中に引き上げも決めない」ことを、新聞社のアンケートに回答しているのだ。


政治家の言葉は重い。政治家にとって何よりも大事なことは、自分の言葉に責任を持つことだ。軽々しく言葉を並べるべきでない。

やると言ったことは実行する。やらないといったことは、やらない。これが基本だ。

岡田克也氏と野田佳彦氏が発言した動画記録が残っているので、何度でも確認しておく必要がある。

岡田克也氏2009年8月11日演説
http://nicoviewer.net/sm13731857

野田佳彦氏2009年7月14日演説
http://www.youtube.com/watch?v=-3wVwe8a_8c&feature=player_embedded


野田佳彦氏2009年8月15日演説
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo

シロアリ退治なき消費増税を実行すると約束したのは自民党である。

シロアリ退治なき消費増税は断固阻止すると約束したのは民主党である。

その先頭に立ったのが野田佳彦氏である。

天下りとわたりの根絶。これをやらずに消費税を上げても、税金にまたシロアリがたかることを野田氏は強調したのだ。

2009年7月14日の演説では次のようにも述べた。

「シロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。
天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこた
えない麻生政権は、不信任に値します。」

この言葉はいまも消えずに残っている。


政府債務危機を招かず、財政健全化の方策を前に進めようと考えるなら、なぜ、天下りとわたりの根絶に切り込まないのか。

退職直前20年間に関与した企業、団体、業界には、退職後10年間は就職できないことを法律で定めるべきだ。その代り、公務員には定年までの就業を保証する。

財務省では、まず、日銀、東証、政投銀、国際協力銀、日本政策金融公庫、日本たばこ、横浜銀、西日本シティ銀への天下りを直ちに禁止する。

経産省から全国9電力への天下りを直ちに禁止する。

この方針を明示するのに、1日もかからない。

こうした根本の約束を守ろうとせずに消費税を上げようとしても、主権者である国民が受け入れるわけにはいかない。

そのために生じる問題は、政府の責任において処理するべきである。

橋下徹は変節したのか? あまりにも、松井知事との齟齬目立つ

2012年06月11日 15時57分09秒 | Weblog
橋下徹は変節したのか? あまりにも、松井知事との齟齬目立つ

(世相を斬る あいば達也)より

 どちらでも、お好きになさいなさい。そう言ってしまいたい程、最近の橋下徹の発言はブレまくっている。

何か、そのようにさせている原因があるのか? あるとしたら、個人的事情によることが考えられる。

石原の異様なストーカー行為に怖気づいたのか?大飯原発の期間限定再稼働容認も、言い訳しても、再稼働容認した事実が大きい。

松井知事の方はさほど大きくブレテいない。


 大風呂敷を拡げて、徐々に畳んでゆく戦術かもしれないが、あまりにも変節が短兵急である。

大義なければ国政進出の必要がない。

大阪維新の会の「維新政治塾」に集った面々は、国政を夢見ていたはずだが、早くも期待を裏切ったのだろうか?金返せ!の気分になっているだろう(笑)。

この調子では、小沢一郎は、政治力では心もとない同士と共に、単独勢力の闘いを強いられそうだ。

まぁ、橋下との連携には疑問もあったのだから、その方が気分的にはスッキリするのだが…。例の「幟旗」で国内に旋風を巻き起こす方が得策かもしれない。

≪ 橋下市長「大義なければ国政進出の必要はない」

 大阪市の橋下徹市長は10日、自らが代表を務める地域政党・大阪維新の会の国政進出について、持論の「大阪都」構想の実現に必要な関連法案が国会 で成立した場合の対応を問われ、「維新が国政に進出する必要は基本的にはない」と述べた。  

維新の会が次期衆院選に候補者を擁立しない可能性を示唆することで、各党に法整備を促す狙いがあるとみられる。大阪市 内で記者団の質問に答えた。

 橋下氏は「維新の会で諮ったわけではない」と語ったうえで、「大義がなければ、国政進出の必要はない」と述べた。

 一方、維新の会の幹事長を務める大阪府の松井一郎知事は10日、「国会議員が行財政改革などの約束を実行しないなら、(国政進出を)やらなければ ならない」と述べ、食い違いを見せた。≫

(読売新聞)