「省庁版仕分け」スタート 初日は経産省、特産品館補助は「廃止」
政府は26日、各府省が内部で予算の使途や効率性について検証する「行政事業レビュー」を始めた。
いわば「省庁版事業仕分け」で、平成21年度に執行済みの約5000事業が対象。
6月下旬までに結果を公表し、23年度予算の概算要求に反映させる方針だ。
初日の26日は経済産業省のレビューが行われ、各地の特産品を販売する東京・有楽町の「むらからまちから館」の運営補助事業を「廃止」と判定。
特許や商標権の出願について中小企業に指導する「中小企業産業財産権出願等支援事業」は「抜本的改善」とした。
行政事業レビューは、行政刷新会議が実施した「事業仕分け」の手法を予算編成作業に活用する狙い。
有識者も交えた各府省の専門チームが事業概要や予算の執行率などのデータをもとに議論し、各事業について判定する。6月下旬まで12府省で実施される。
政府は26日、各府省が内部で予算の使途や効率性について検証する「行政事業レビュー」を始めた。
いわば「省庁版事業仕分け」で、平成21年度に執行済みの約5000事業が対象。
6月下旬までに結果を公表し、23年度予算の概算要求に反映させる方針だ。
初日の26日は経済産業省のレビューが行われ、各地の特産品を販売する東京・有楽町の「むらからまちから館」の運営補助事業を「廃止」と判定。
特許や商標権の出願について中小企業に指導する「中小企業産業財産権出願等支援事業」は「抜本的改善」とした。
行政事業レビューは、行政刷新会議が実施した「事業仕分け」の手法を予算編成作業に活用する狙い。
有識者も交えた各府省の専門チームが事業概要や予算の執行率などのデータをもとに議論し、各事業について判定する。6月下旬まで12府省で実施される。