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カンボジア…光と陰(21)

2013-06-16 | 旅-ベトナム・カンボジア
やっと梅雨らしい空になってきました。
昨日はかなり蒸し暑かったので、自然のホタルもきっと見頃を迎えているはず!と、先週の大川に引き続き、地元の筏場へ友人とホタルを見に行ってきました。

薄暗くなった7時半頃に行ってみると、すでに多くの人が来場していました。
記念のうちわを頂いて、ほとんど明かりの無い砂利道を川沿いに歩いていくとわさび田の上を数匹のホタルが飛んでいるのが見えました。
何箇所か見学する場所があるのですが、歩いているうちにどんどん暗くなり、ホタルの数があっという間に増えてきました。
河津川本流の木々の間にもたくさんのホタルを見ることができ、これには驚きました。
なんでも今年一番だったそうです。
1時間ほどのんびりホタルを見て、帰り際には手のひらに飛んできたホタルを乗せることができました。
嬉しかったなぁ♪

鮎釣り名人の釣ったばかりの鮎を塩焼きでいただき、思わずビールも購入。
楽しいひと時を過ごすことができました。
イベントは昨日が最終日でしたが、今月一杯まで足元を照らす小さいライトを設置しておいていただけるそうです。
蒸し暑い日の夜、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。


***


バンテアイ・スレイから来た道を戻る。
途中にある村ではお土産の屋台が並び、カゴバックやクロマーなど可愛い雑貨がたくさん売られていた。

お昼ごはんの前に選んだもう1つの遺跡はプレ・ループという961年に建造されたヒンドゥー教のピラミッド式寺院。
ちなみにプレ・ループとはプレア「神」+ループ「姿」という言葉に由来するらしい。



それほど広くない敷地だが、階層をもつ構造上迫力満点だ。



階段手前にあるこの石槽は死者を火葬する儀式が行なわれていたという。



中央祠堂までの階段はかなり急で、登りは良いが下りはかなり怖い予感。
青空の下、伸びる祠堂が圧し掛かってくるようだ。

登ってみると…まぁ~とにかく景色が良い。
周りはジャングルなので一面の緑、もちろん人工物など見る影も無い。



それにしても暑い!!!
遮るものが何も無い遺跡をさらに天に向かって登るのだから、直射日光も容赦なく振り注ぎジリジリと肌が焼けるのが分かる。
そんな時は祠堂に入ってみるのも良い。



上を見上げれば、空を望める天窓がある。
これは昔からあったものなのか…それとも崩れて出来たものなのか?



乾季だというのに、遺跡の石のあいだから可愛い花がのぞいていた。



高みに登って見る景色が気持ちよく、いかにも遺跡に来ているという実感が湧く。
時間があればのんびりスケッチなどしてみたいところだ。
…その前に熱射病になって倒れそうだが。。。

さぁそろそろ下ってみるかな。



石段の幅も高さも微妙に段ごとで違うため、前を行く女性はかなり怖そうだった。
しまいには後ろ向きに手を着いて降りていた。
段差があるところはちょっと怖かったけれど無事に降りることができた。

これまた行くべき遺跡の一つだと言えるのではないだろうか。


ランチはまたあのレストランかな?
何を食べようかなぁ。