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薬物って……。

2008-12-14 | 映画
シトシト雨が降り続いています。
今朝は共同浴場の大掃除がありました。
雨の中、多くの人が集まりましたが、外で作業ができないため少し物足りなさがあったかもしれません。
それでもみんなで掃除をするのは、とても良いコミュニケーションのひとつですね。
私は嫌いじゃありませんよ♪


テレビなどで見る報道特集で、特に気になるのが「薬物」について。
学生の間で流行っている大麻なども問題になっていますが、最近はイラン人による住宅地で売買される麻薬はとても巨大な組織があるようですね。

彼らからするとどうして日本人はこんなに体に悪くて高いものを買うんだろう?理解できないといいます。
実は私もそう思うのですが…やったことがないので何ともいえませんが。

旅先でも結構多いんですよね。
それを求めて安宿に長期滞在している人たちが。
いったい彼らは何をしたいのだろうか?


「アメリカンギャングスター」という米映画を観ました。
デンゼルワシントンとラッセルクロウの共演で話題になりました。
ニューヨークの黒人ギャングが麻薬で富を得て、それを上手く利用している汚職警官や軍人を捕まえようとする誠実な警官のお話。

実話だそうですよ。

しかし汚職警官とはどこにでもいるものですね。
それが99%もそうだとすれば、何のための警官なんだろうか?と思いますが。
当時のNYは想像するだけで怖くて町も歩けません。


自分でも嫌だなとは思うけれど、アンダーグラウンドにはそれなりの理由で存在しもらわなければ、真っ当な世界の秩序が乱れるような気がします。
日本のヤクザもそうですけど…昔は裏社会での秩序もあった気がしませんか?


これからの日本はどんどん不景気になり、世の中が乱れ……考えただけでも恐ろしいです。
「薬物」にはまる理由?
「薬物」をやめられない理由?

たいてい、軽いものから入って中毒になってくると、強いものが欲しくなるそうです。
その軽いものがやっかいなんですよね。
安くて手に入れやすい。

ぜひ、違ったもので健康的に中毒になりましょう!



*明日から不定期更新となります。
 お店は通常営業しておりますので、よろしくお願いいたします。



想像と違ってたな。

2008-12-06 | 映画
昨日の天気は凄かったですね。
雹が降ってきたり、風も強くて、だけど生ぬるくて…。

だからって分けじゃないんですけど、少し気色悪い映画を紹介します。

パフューム ~ある人殺しの物語~ 2006年・独映画。

いやぁ~ちょっと想像と違ってたんですよね。
特にラストが衝撃的ではあったものの、まったく理解できなくて…。

だけど昔の臭~いパリが再現されてて、そんな町の風景や人の振る舞いを見ているだけでも楽しめました。

しかし…臭そうだ。

香水の文化が奥深いのも良く分かる。


ものすごく鼻が利くっていうのは意外と辛いだろうな。
そして体臭が無いっていうのも…今の時代では羨ましい気がするけど。

匂いに執着するあまり殺人を犯していく犯人は描き方によってはもっと素敵な物語になった気がする。

残念!


私的香水に関する体験をひとつ。

ある日、都会の大きな駅前で友人と待ち合わせをした。
あまりに人が多いので、これは探すの大変かもと思っていたが…。
ふと左側から嗅ぎ慣れた香水の香りが漂ってきた。
人を掻き分けて行くと友人が立ってた。

それくらい私にとって香水は強烈な匂いのするもの。
鼻が利くっていい時もある!


松本清張と「天城越え」

2008-11-30 | 映画
先日本屋で見つけた本「天城街道」の冒頭に、松本清張の「天城越え」が載っていた。
著者は故板垣賢一郎さん、以前河津町長をされていた方です。
初版は昭和58年というから随分と昔の作品になる。

原作とともに松竹で映画かされた「天城越え」についての感想も書いてあったのでここに少し紹介したいともいます。

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 最近私は松竹映画、田中裕子主演の「天城越え」を見て驚いた。あまりにもポルノ映画じみた感じだった。さらに少年が土工を殺す場面の長ったらしい非現実的な描写はどうであろう。
 作者松本清張氏の小説のストーリーに対してどうこういうものではない。この映画のシナリオライターに対して、あるいは演出者に対し、あまりにも商業主義製作的な態度に心から憤りをかんずるのである。
 わが愛する天木さんがこんな低劣な映画の舞台になったことは感慨に耐えない。
 優麗古拙の天城山をバックにどんな映画ができたのかと期待して行った私は、最後まで見ないで殺人の場面で映画館の外に出た。見るにたえなかったからである。
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「天城越え」(1983年)映画は、主演の田中裕子さんがブルーリボン賞を受賞するなど、意外とファンの多い作品だと思いますが、ご覧になった方はどんな感想をお持ちでしょうか?
実際に出演されている俳優さんも今では有名な方が多いので驚いたほどです。
それにしても伊藤洋一(少年役)の演技は素晴らしかったなぁ。
渡瀬恒彦・田中裕子・平幹二朗・金子研三・吉行和子・小倉一郎・石橋蓮司・樹木希林・坂上二郎・柄本明・北林谷栄・佐藤允・山谷初男・伊藤克信・車だん吉・榎本ちえ子・中野誠也・加藤剛など豪華な顔ぶれです。


天城トンネルの薄暗い少し不気味な様子や、峠を越える少年がだんだんと不安になってくるのも良く分かる。(まぁ私も歩いていると良くある事なので)

それにしても若かりし頃の憧れというのはパワーがあるものだと再認識されられたなぁ。

映画も良いですが、私は原作が大好きです。



*湯ヶ島名物「イノシシコロッケ」をいただきました!
 濃い目の味付けなので、臭みはまったく無いんですよ…逆にそれが残念な気もしますが。

それぞれの思い…

2008-11-25 | 映画
なんだか寂しい気分になります…そんなお天気です。
今週は複雑な空模様らしいですね。
少し体調を崩しているので、夜はゆっくり読書か映画鑑賞が増えています。

今日も映画のご紹介です。

「再会の街で」2007年 米映画

ニューヨークの街角でアラン(ドン・チードル)はふと旧友チャーリー(アダム・サンドラー)の姿を見かける。

9.11で家族を失っていた彼は精神的にダメージを受けていた。

そんなことをまったく知らなかったアダムはチャーリーが良くなるようにと助けようとするのだが…。



人間の脳はとても複雑なものです。
どこでダメージを受け、人間性をも変えてしまうのか分からない。
楽しいことよりもやはり辛い事の方がダメージは大きく残り、影響力が強いものなのかもしれません。
この9.11で被害に遭われた方は多く、今現在も苦しんでいる方もいると思います。
しかしこの映画では被害者だけの話ではなく、アメリカの抱える多くの問題を描いています。

弱さとともにラストでは、それを乗り越える強さを持っているという人間の姿に救われます。


先日テレビで報道されていたのですが…。

交通事故で息子さんを亡くし、自分の人生に大きな変化があった女性が逃げることなく大きな壁と立ち向かうその姿に感動しました。
交通刑務所にいる受刑者に面と向かって、自分の思いを素直にお話されるということはかなり異例の事らしいです。
「逃げないで欲しい…残された遺族のつらさや思いを忘れないで欲しい」
そう訴えていました。
強いな…と思いました。
受刑者の方も「自分の犯した罪の重さを改めて考えさせられた…ここから出たらまず亡くなった方の墓前で謝りたい」とおっしゃってました。


最近は、わけの分からない犯罪が増えてて、どうにもやるせない思いが残るばかり。
国のトップにいる人たちも、意思疎通ができないままわけの分からない事を言ってたりする。(あまりに漢字が読めないのには驚いたけど)
人に自分の思いを理解してもらう、相手の思いを理解する…どちらも苦手になってる気がしてなりません。
現代人の退化してる部分なのかも。

言葉でなくても心で通じるE.T.の世界は程遠い話ですね。







人事ではない映画でした。

2008-11-23 | 映画
気がつけば、今週も3連休なんですね…。
太陽も出て、まずまずのお天気ですがちょっと風があるかな?

いつも楽しいお話を聞かせてくださるS氏は、お仕事がら土日が休日ということで本日も歩くのには最適ですがどちらへ行かれているのでしょうか?

明日は下り坂なので、紅葉狩りは今日がベスト!かも。



最近見る映画はちょっと重いものが多い。
色々考えてしまって…。

今日紹介するのは「TSUNAMI 津波」というドラマですが、事実に基づいて作られているそうです。

まだ記憶に新しい2004年12月26日、スマトラ島沖で巨大な地震が発生。津波による被害も甚大であった。

この地震では「TSUNAMI」という日本語が世界的に有名になったという悲しい現実がある。
昨年行った、バンコクのシリラート博物館には巨大なパネルとともにTSUNAMIの恐ろしさや当時の現状を紹介しているコーナーが新たに設置されていた。

しかし、そこにはない見えてこないニュースも多い。
それをこの映画では少しだけれど知ることができる。



↑これは実際に現場で撮られた写真。

タイのリゾート地カオラックでは多くの観光客が世界中から集まっていた。
なんてったって、クリスマスシーズン!
高級リゾートホテルで過ごす観光客たち。
翌明けた26日に突然、地震と津波の大災害が起こる。
あっという間の時間で何も無くなってしまった……。

バラバラになる家族。
そこらじゅうに広がる壊れた建物の残骸や死体。
パニック状況になる中、静かにお経をあげ遺体を火葬する僧侶たち。
次第に状況が分かりつつある中、特ダネを狙う新聞記者。
崩壊した漁村を買い上げ、リゾートを作ろうとする開発業者。

どれもこれも複雑な理由があったりするのだが、やはり人道的に見ていて許せない部分も多かった。

特にタイ政府は外貨取得に観光を重んじるため、津波を研究していた警告論文を潰し、隠していたことにはショックを受けた。

さらに生きていくためにはリゾートホテルが…仕事が必要な現地の人々。

火葬・土葬など宗教に関連した考え方の違い。
これは大きく考えさせられた。


日本の方も被害に合われている…まさに人事ではない。


長い映画ですが、一度ぜひ見てみてはいかがですか?



TSUNAMI 津波

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本堂で上映!

2008-11-22 | 映画
今日は風もなくて歩くにはいいかもしれません…それにしても寒くなりました。
(今朝はフロントガラスが凍ってました)


先日、栖足寺で貴重なフィルムを観てきました。

6時半から始まるミニライブはすでに始まっていて、本堂の扉を開けるとそこには不思議な空間がありました。



ライブは程なく終わり、今回上映される2作品の監督さんの挨拶がありました。
そして7時に上映が始まりました。




「共同性の地平を求めて」68/75 荻原勝ドキュメント1975年


このドキュメントは岡山大学の造反教官、萩原勝氏のインタビューをモノクロの当時の様子をバックに3部にまとめられているものでした。
第一部は紛争から孤立へ。
第二部は孤立から関係性へ。
第三部は宮沢賢治を媒介に共同性について。

そして最後にスタッフでもあった井沢辰夫氏が敗北について語る部分があった。


正直、まったく最初は分からなかった。
モノクロの映像が私には衝撃的で、ついつい画面に集中すると萩原勝氏の言葉がちゃんと頭に入ってこない。
いったい何を言っているのだろうか?
そんな印象だった。

そこで私は目をつぶり耳から入る言葉を咀嚼し頭で理解する努力をしてみる。
うぅ~ん難しい。
時代背景が分からないから、かなり難しかったし理解できない部分も多かった。

「時代によってこうも人間って違うんだなぁ~」というのが素直な感想でした。
まだ私が生まれる前、当時の学生運動は全盛期を迎え、全国的に広がりを見せていた。
岡山大学で起きた学生運動はかなり大きいものだったようです。


今の大学生は大麻で現実逃避をするのだろうけど、当時は考えられないほどの闘争心や共同性をもって学生生活を送っていたんだと改めて思いました。

しかし、私にはやなり納得がいかないんです。
映像に映る、萩原氏や学生達はいつでもタバコ片手に紫煙の中で言葉を発していた。
どうにも退廃的に見えるのは私だけなんだろうか?


きっとその時代の中にいた人にしか分からない気がします…。
色々なことを考えて自分で正しいと思い行動していくことが、決して良い事だけとは思わないけれど、何もしないで逃避するよりぜんぜんマシだと思う。
ただ最終的に暴力に陥ったのは残念でなりません(内ゲバなど)
平和的解決は出来なかったのだろうか?
……考えても考えても理解できないんです。

当時の学生運動を経験した人にさらにインタビューし、今の人が見ても分かるようなドキュメンタリーが出来ればいいなぁ~と心から思ってしまった。


萩原氏は免職され、敗北したと泣きながら語る井沢氏の言葉がとても印象的でした。


*二作目の上映作品については、ノーコメントにします。
(ちょっと苦手な分野なので、途中で退席させていただきました)


今から始めてみようかな?

2008-11-18 | 映画
今朝ももやって、少し霧雨が降っていた。
雲の上には太陽がいるのに…。
天城の方を見ると大きな虹がかかってた!
今日は良い事があるかも♪

山も色づいてきたので、明日のお休みは山登りに行こう!



先日とっても変な夢を見た。
あまり覚えていないんだけれど、分かる限り書いてみたいと思う。

ムンムンしたレストランの厨房で、私は大きな寸胴を抱え玉葱を永遠と炒めていた。
これは間違いなくオニオングラタンスープになるようだ。
なぜか同僚はスマップの香取くん。
(きっと寝る前にスマステーションを見ていたからかも。)
とにかく仕込みが間に合わないから寝ずに厨房に佇む私。
仲間たちは次々と帰宅しはじめ、結局一人残る事に…。
グルグル木ベラを回しつづけてる…グルグル…グルグル。

うなされて朝4時に起きた。
疲れた~働いてたような疲労感。
きっと桜祭りが近いので、その恐怖感が襲ってきてるのかも。


話は変わって今日も映画の話題。

「最高の人生の見つけ方」を観た。

大好きなジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが、余命長くない人生を出会ったばかり二人が充実したときを過ごすといういい話。
まぁちょっと出来過ぎだけど…良かったです!

死ぬまでにやっておきたい事のリストが充実した人生を送るアイテムになるのを知ってしまったので、私もやってみようかな?と思った。

だってあと何年生きるか分からないけれど、リストがあればやるべき事も見えてくるはず!


彼らの旅した場所はどれも魅力的でした。
日本が無かったのが残念かな。
アフリカの大地は絶対いつか行ってみたい!(エジプトを含む)
ヒマラヤは登れなくても近くまでその雄姿を見てみたい!
香港の夜景は良かったし、今度行くインドでタージマハルも観てくる予定。
行ってたら切り無いですね。
(お金持ちってすごいなぁ)

そうそうスカイダイビングもやってみたい事の一つなんだけど…今一歩勇気が出ない。


とりあえず来年の目標をガンガーを眺めながら考えてこようっと!


昔と変わらぬその姿…

2008-11-17 | 映画
やっと見ることができた…インディジョーンズの新作。
出来れば映画館で観たかったな~。

あのテーマ曲が流れてくるとちょっとワクワクドキドキしてくる。
画面で見る限り、当時から変わらないフィルムの雰囲気。
小道具もセットも…俳優さんも。

今回残念だったのは、お父さんとその相棒がすでに亡くなっていたという設定。
まぁ年齢的にも限界ですものね…そこまでは望めないか。

逆に嬉しかったのは、あのマリオンが復活していたこと。
今まで3作ある中で一番好きなヒロインだった。
年齢を重ねてもやはり素敵な女優さんでした。

ストーリーは何でもありのエンターテインメントの王道を行くもので、子供から大人まで楽しめるのでは?

ハリウッドの集大成とも言えるかもしれませんね。


シリーズの映画を観て考古学に興味を持って、実際にお仕事にしている方がいたら羨ましいなぁ~。
歴史はロマンですから…小さいことでも発見したときの感動は素晴らしいでしょうね。


ハリソンフォードはやんちゃで元気な役のほうが好き。
しばらくお堅い役が多かったので、今回は存分に楽しむことができました。


フロリダのMGMスタジオで見たインディージョーンズのアトラクションも迫力があって楽しかったなぁ~。
理由なくテンション上がる!
ほとんど並ばなくていいし、ゆっくり楽しめるのでディズニーランドに行くなら思い切ってロスかフロリダへ行くのがお勧めですよ♪




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能勢伊勢雄×飯島洋一・土方鉄人

2008-11-09 | 映画
どんよりした週末、いかがお過ごしですか?
あっという間に11月がやってきて、あっという間に今年も終わってしまうんだろうなぁ~。



伊豆の2会場で1970年代の映画2本を公開します。

■11月17日(月)18:00開場 18:30開演 ペンション南伊豆小館
■11月19日(水)18:00開場 18:30開演 栖足寺(河津町)

能勢伊勢雄氏、土方鉄人氏、とPhuzyによる対談。
南伊豆在住の高橋KAIZOKU照幸氏によるミニLIVEも予定。


○「共同性の地平を求めて」68/75 荻原勝ドキュメント B/W 120min 1975年

編集・監督  能勢伊勢雄
製作     U.M.U.創造論理空間研究会、
       ペパーランドアンダーグラウンドシネマディクト
協力     森脇忍、馬場正義、伊沢辰夫、池田庄吾、藤原淳一、
       岡田政己、丸山徹、能勢慶子
ナレーター  島田博 
フィルム提供 飯田隆
クレジットプレゼント 松岡正剛
音楽     早川義夫、ジャックス、休みの国、遠藤賢司、高田渡、山口正治

「山形国際ドキュメンタリー映画祭'95」公式カタログより
1969年に頂点を迎えた「大学紛争」。いわゆる造反教官の一人として岡山大学を辞めていくドイツ語教師、荻原勝。彼が日常の日々の中で彼自身の感想、批評、哲学を「共同性」「関係性」をキーワードに語り始める。全体は3つのロールに分かれており、第一部は紛争から孤立へ、第二部は孤立から関係性へ、そして第三部は宮沢賢治を媒介に共同性について、そして荻原退官後、スタッフでもある伊沢辰夫が敗北について語る。


○「特攻任侠自衛隊 」 16mm B/W 80min 1977年

製作 飯島洋一
監督 土方鉄人
脚本 長谷川健治郎 / 小島光二 / 飯島洋一
撮影 小野優
音楽 高橋照幸
出演 飯島洋一 / 山岸勉 / 土方鉄人 / 三橋修 / 和沢昌治 / 佐藤重臣

あらすじ 
北方のサケ・マス漁場を巡り北の蛮国ケロスと日本政府が一触即発の事態を迎えている最中、ゲリラ化した自衛隊内の親ケロス派分子が中部山岳地帯に集結していた。これを秘密裏に討伐せんとする防衛庁は警務隊安藤二尉(土方鉄人)に命じて社会の落ちこぼれを集めて特攻部隊を組織させた。博徒組長の花井(飯島洋一)等は2ヵ月の猛特訓の後優秀なコマンドとして成長し、遂に反乱軍の潜む山岳地帯へ出撃する。だが、そこは次々に友軍が全滅していく地獄であった。邦画史上最大の自主制作映画『戦争の犬たち』を後に手がける飯島+土方のコンビが騒動社時代に撮った。



貴重なフィルムの上映です。
興味がある方、ぜひこの機会にいかがですか!

*当店にでチケット発売中です!

インドカレーとガンジー!

2008-11-03 | 映画
お休み最終日はどうもいまいちの天気模様。
昨日は友人たちから差し入れを色々いただいて、秋を満喫しております。
ごちそうさまでした!


行ってみよう!と決めてから、やはりインドに興味津々。
久しぶりにインドカレーをいただきながら、どこへ行こうかな?
なんて考えている今日この頃です。
ちなみにこの日はチキンカリー・ナン・サラダ・ラッシーと単品でサモサを頼んでみました。ちょっと食べ過ぎました…。

そこで今日は歴史映画をご紹介。

■ガンジー  1982年イギリス映画


世界的にも有名なムハンマド・ガンジーの生涯を描いた作品。
主演は舞台俳優だったベン・キングズレー。
これが良く似てるんだそうですよ…。

↓これは本物のガンジーです。



南アフリカで弁護士として活躍していた若かりし頃、同じイギリス領のインド人が差別を受けていることにショックを受け、人権運動を始めた。
インドに戻ってからも賛同する民衆により巨大なデモ行進をはじめ、どんどん独立運動は活発化する。

目には目を!という考え方とは間逆の考え方をするガンジーであったので、これに対し中には反発する人も多かったようです。
最終的には暗殺(射殺)されてしまうのですが、射殺犯を目の前にして「おお神よ!」と叫びながらも胸に手を当て、イスラム式のあなたを許しますと姿勢のまま大地に倒れた。

ヒンドゥー教とイスラム教では考え方が違うので、すべての民が彼の考えに同調することは無謀といえますよね。
それでも彼の功績は大きいと思います。
残念なのは対イギリスには大きく変化をしたけれど、国内的な差別(カースト)などについてはまだまだ問題も残ったままです。

この映画を見ると、国の歴史はたった一人でも変えることが出来るんだと勇気づけられます。
そしてノーベル平和賞を断り続け、最後まで自分の人生を貫き通した。

すごい人です。

私は来月、インドで彼の最後に歩いた道の上を歩き、何かを感じてこれたらと思っています。




らしすぎる…ゆえに。

2008-10-27 | 映画
なんだかパッとしないんですよね。
週末も思ったように天気は良くならず、残念でした。

先日、元会社の方から私の大好物「辛子明太子」を送っていただきました~!
これさえあれば何にもいらないというほど、納豆とキムチと明太子!は大好物です。
凄くたらこの粒が口の中でもはっきり分かるんですよ。
こんなの初めてでした。
上品な辛さと旨味に感激です!
Kさん!ごちそうさまでした。

キムチといえば韓国ですね。
今回は韓国映画について。

私たちの幸せな時間


死刑囚と自殺願望のある女性のお話。

韓国のドラマや映画はあまり見たことがないのですが、女性に人気があるのは分かる気がします。
ものすご~くドラマティックですもの。

死刑囚と弁護士や面会以外でも会うことができるというのが韓国ならでは?
日本ではちょっと考えられません。
宗教的な違いも大きくあると思います。

大韓民国は国民の3割がクリスチャンで2割が仏教なんだとか。
残りはその他ってことで。
シスター、神父、教会、十字架、などキリスト教一色って感じですが…。

つらい話をこれでもかと聞かされて、まるで「泣け泣け」と言われている様だった。
まぁ泣いちゃったんですけどね…。

私は「デッドマンウォーキング」のが感動したし好きだな。


美しい男と女が主役というのも韓国らしいかも。
死刑問題についてもちょっと書いてみようかと思ったのですが、あまりにもテーマが重過ぎるのでまた別の機会にしますか…。





一度はやってみたいけど…。

2008-10-21 | 映画
波の荒れた飛沫が町中に広がって、薄っすら白っぽい気がします。
店の窓はおかげで真っ白です…。
(これが錆の元になるんですよね)
少し治まったら、家中を水で洗わないと!
もちろん車もね…。
海岸近くに住む方のご苦労お察しします。



久しぶりに映画の話題。

「ジャンパー」という瞬間移動をする人の話。

キャストはなかなか豪華ですよ。
ヘイデン・クリステンセン
サミュエル・L・ジャクソン
ジェイミー・ベル
ダイアン・レイン


内容は…う~ん無いかも。
一人の少年があるとき自分の力に気がついて、家を出て、強盗して、裕福になり、好きなように生きていく。
瞬間移動が出来れば誰でもやってみたくなるような話ですね。
そこに真っ白い頭のサミュエルが現れる。
彼に追われながら仲間といっしょに戦っていく。

どっちも悪っぽい感じがするけど、いまいちよく分からないな。

ちょっとしか出ないけど、相変わらずダイアンレインはかっこいい!

それにしてもあっという間に世界中を移動できるなんて!
ドラえもんのどこでもドア♪
でも、ドラえもんでは悪いことには使わないのさ!
それが夢を与えることだと思う。

この主人公はいきなり銀行の金を盗んで金持ち気取り!
好きな彼女のために、豪勢な旅へご招待!
本当に中途半端な内容だと思うけど。


大好きな映画「リトルダンサー」では泣かせてくれたジェイミー・ベルがいい味出てたと思う。


もし瞬間移動が出来るとしたら、どこへ行ってみたいかな?





ジャンパー (特別編)

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マンモスを初めて見た!

2008-10-10 | 映画
と、いっても映画の話。

「はじめ人間ギャートルズ」でおなじみのマンモスが本物で甦った!
そんな感想を持つほどに最近のCGって凄いと思う。


「紀元前1万年」というローランド・エメリッヒ監督の作品。


紀元前1万年って想像もできないけど、こんな世界ではないと思われる。
あんまり現実的に見てしまうと詰まらないとは思うけど、漫画が実体化したと思えばそれなりに楽しめます。


信心深い原住民たちの生活。
まだ地図のない世界で歩く方法。
巨大な鳥と呼ばれていた人類発明の道具。


きっと大昔の大昔はこんなだったろうなぁ~という小学生の時の想像を映画にしてくれたエメリッヒは偉大なロマンチストなのかもしれないですね。

警告するような映画を撮り続けてきた監督だけに、なんとなく深い意味があるのかと勘違いしてしまった私は、ちょと映画を見るときにフィルターをかけすぎている傾向があるようです。


エンターテインメントは素直に観るからこそ楽しいんですよね!



*そういえば以前紹介した「脱出記」の著者は雪男をヒマラヤで見たらしいです。
 マンモスは実際にいたのが化石などで証明されていますが、雪男はいまだに探せずにどこかにひっそりと住んでいるらしいです。
 これまたロマンです。






渋いなぁ~ジョン!

2008-10-02 | 映画
秋晴れ~!
気持ち良いです~!

最近、運動会が多いらしく今日はメダルを持った幼稚園のお客様がいらっしゃいました。
私は50メートル全速で走ることが出来るだろうか?

そういえば中学生の頃、走りすぎて股関節内の粘膜が剥がれた事があった。
あれはちょっと痛かったな~。
自分にはどうすることも出来ないから安静第一でした…。
いまでは粘膜も硬くなってそうだ。


久しぶりにジョン・トラボルタの映画を観た。

「ロンリーハート」

題名そのままな内容でしたが、実際に起きた事件を映画化したものです。

寂しい女性が投稿する新聞記事を見て近づき、だましてお金を取る詐欺師がある女性としりあって、狂気の人生を送るようになる事件をトラボルタ演じる刑事が追い詰めていく映画です。

監督のトッド・ロビンソンはトラボルタの演じる刑事の実際の孫に当たる人物で、自分の祖父の姿を映画にしたかったそうですよ。
それもトラボルタがよく似てるんだとか…。


ジェームズ・ガンドルフィーニが犯人役なんですけど、詐欺師にありがちな2枚目を見事に演じていて、なんでこんな人に引っかかるのか?と思ってしまうのですが、実際の事件もそんなもんなんですよね。
(しかしこの俳優さんは演技派ですよ。バーバーでも光ってましたが、これからも目が離せません!)
そんな詐欺師が女性に入れこんで自分の人生を狂気と化していくなんて…。
ちょっと理解に苦しみませんか?
ラテン系美人のサルマ・ハエックが演じてはいるものの、実際は100キロもある白人女性だったそうですよ。

人間の繋がりっていうのは複雑怪奇なものです。


当時のアメリカがどんな感じだったのか?
とてもよく分かるファッションや車、小道具たち。
そして巨漢2人の友情は映画の中だけでなく私生活でも同じだとか。

やっぱり好きだな!ジョン・トラボルタ!



家族に会いたくて…

2008-09-26 | 映画
今日は随分と荒れた天気。
昨晩は熱帯夜の室内に寝苦しくて…朝から頭が重い。
ちょっと腰の重い1日になりそうです。


昨日紹介させていただいた本の著者はポーランドの人でした。
今日紹介させていただくのはドイツの人の体験記です。


「9000マイルの約束」

第二次世界大戦後、戦犯としてソ連軍に拘束されシベリア強制収容所に送られたドイツ軍人が家族に会うために、シベリアからドイツまでの逃避行を描いた事実に基づく映画です。

「大脱出」を読んでいたのでその恐ろしさが映像で表現されているだけに、かなり強烈なインパクトがありました。
たった一人で収容所を脱出し、ドイツまでの長い距離を数年かけて踏破するのですが、愛する家族に会うため…娘との約束を果たすために…それだけの為に…。

ソ連軍の執拗に追いかけてくる様子も狂気じみてて、恐ろしかった。

やはり土地土地で助けてくれる人々が多いのには驚きます。
人間、一人では生きていけないんですよね。



生きているからこそ出来ることがある。
毎日忙しくて働いて、嫌なことも多いいですよね。
生きてくって疲れますよね。
でも、生きてるからこそですよ。
その分良い事も、楽しい事もあるのですから…

せっかくの人生!楽しまなくちゃ!
だからこそ知らなくてはいけないことがあるんです。
いろいろなことに興味を持って、これからもたくさん勉強したいですね。


*お客様にこんな本を読んだんだけど…と歴史について教えてもらいつつ、この映画のDVDを貸していただきました。
 ありがとうございました!








9000マイルの約束

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