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みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

男一匹モーターショー

2007-11-16 23:20:47 | 
 もうとっくに終わったがモーターショーの話題を。

 今回、俺の記憶では初めて一人でモーターショーを観に行くことになった。

 このモーターショーというやつは、とにかくハンパじゃなく動員数が多い。この前の週に行った友人の話によると相当ヤバイらしかったので、とりあえず開場の9時半に間に合うように朝早く行った。

 当日は生憎の雨がパラつく天気だったが、それでも開場待ちの人達が列を作る中、俺は事前情報により一番混むであろう日産のブースにもっとも近い入り口でスタンバイ。開場即GTR鑑賞としゃれこんだ訳だ。

 しかし、今さっき開場したばかりなのに、GTRの前には結構な人だかりが。この写真もデジカメを頭の上に上げて、ディスプレイを見ながらやっと撮った。開場10分足らずでこれだもんな。


 その後は今年WRCにテスト参戦、来年いよいよフル参戦に向けて動き出したスズキのSX4を見たり、マツダの新しいデミオに乗って、こないだ北海道で乗った先代デミオとは全く別物の車だなーと思ったり(特に高さが全然違う)、はたまたミニのブースではDJがいい感じのダンスミュージックをかけてたのでしばらくダラダラしたりと、まあ色々見て乗って回った。

 といっても、今回乗用車の方は比較的サラっと見たに過ぎないかな。何しろ昼飯時になったら人間の数がかなーり増えてたもんで。

 昼食後は、カーナビやオーディオのブース、二輪車、商用車のブースなどを見て回った。前者はいわゆるコンパニオンのおねいさん達がやたら沢山いて、それ以上に妙にでかいカメラを持った、大きくても小僧な人達が沢山い過ぎた。あの人達は製品の説明そっちのけで写真撮ってるからな…
 二輪車ブースでは、実はかっちょええ台湾のバイクメーカーのスクーターを眺めたりまたがったりしたが、商用車ブースはバスに乗ろうとしても何故か行列が出来てたのでスルーして、ダカールラリーにそのまま出場する?日野のトラックを見たりしたに留めた。


 今回は、午後の時点で人大杉状態になり、日産ブースに至っては近寄ることすらままならない惨状になってたというのもあり、戦意喪失して早々に出てしまった。

 ところで、会場内のブースで知ったんだが、首都高速株式会社がETCなしで距離別料金に対応できる、シガーソケットに挿すタイプの機器を開発中らしいんだけど…
 そのコードネームが首都高Xって…どうよ?

RJ観戦記のその後の後、はサラっと

2007-11-11 00:24:43 | 
 さて、北海道道中の最終日。
 幾寅という駅に程近い宿「なんぷてい」で朝を迎え、友人の星天魔神氏とその幾寅駅に散歩しに行った。

 実はこの駅、高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」で「幌舞駅」として登場したのである。
 そして、「幌舞」の看板を掲げたままの駅舎の他、周りに同映画の撮影で使われたお店などの建物も残されており、ちょっとしたぽっぽやメモリアルな場所となっている。
 当駅もちろん無人駅で、ホームに立つと何かホノボノとした気分にさせられる。線路もひたすら真っ直ぐだ。とりあえず?降りて歩いてみたりして朝のひと時を過ごした。

 その後ガツガツと朝食を食らい(一気に台無し…)いざ、星天魔神氏の公道デビュー。


 国道はそこそこ車通りがあり、かつそれなりのスピードで走っているため、丁度幾寅の近くにかなやま湖というダム湖のそばを通る道道(でいいのか?「県道」と同じ意味のことをこの地で表現するとこうなるのだが)があったので、そこで彼にハンドルを譲り、さわやかにドリャアブして頂いた。

 …改めて思うが、やはり運転というのはひたすら経験の積み重ねなのかなと。普通に走り、曲がり、止まると何気なくやっている動作も、何度もやっているうちに頭でなく体のすみずみに感覚として記憶されるんだろうね。という訳で魔神氏はまた走る機会を作ってもらえればいいんじゃないかな。
 ちなみに、今回の写真はそのドライブ中立ち寄ったかなやま湖。でもね、心なしかこの辺りの記憶が飛び飛びな気がするんだよね。

 な訳で朝っぱらから大きなヤマ場を超えた?一行は、富良野にドライブ。
 ここは3年前に宿泊した際、近くのうまいチーズを食わせてくれる施設があったという記憶があったので、その記憶を某ワイナリー経由でなんとか取り戻し今回も行ってきた。

 それが富良野チーズ工房というところで、今回は昔なかったピッツァ工房なんつうのがあったのでピザも頂いた。しかしチーズは要冷蔵なので今回も買わんかった…イカスミ入りの真っ黒なチーズとか、試食した限りでは美味しいので買ってちゃんと食べたいんだけどなあ。


 その後は、途中若干眠くなりながらも山の中をドライブし、三段滝という滝の雄大な景色を楽しんだりしながら南下。

 そして、札幌市中心部に突入、待ちに待ったススキノへ…!
 でも実はススキノの近くでラーメン食っただけだったりして…まあ期待はずれ甚だしいところか?というか何か期待されてたのか?


 あとはまあ本当に特記することはなーんもなく、空港帰ってビール飲んで飛行機乗って帰宅して終了!ってところで締まらない今回の観戦記+αであった。

 さてようやっと北海道がひと段落ついた…一週間遅れながら次回からいよいよアノ人のイベント二連発だぜ。

乗るアトラクション&観るアトラクション!?~RJ観戦記その後~

2007-11-08 23:28:46 | 
 山の中のSS観戦が終わり、再び秋の北海道ハイキングを楽しんだ後、SS観戦者用の駐車場にバスで戻ってきた俺及び星天魔神氏。

 そして、車もまばらになった駐車場にて、今回の裏ラリーというか?もう一つのミッションが開始された。

 ドライバーはその星天魔神氏。正確にいうとドライバーの前に「神」ならぬ「紙」がつく訳だが…


 これは嫌味でもナンでもなく、俺は今まで免許を取ってから1年以上車に乗っていない人の運転を体験したことがなかったのだが、折角広大な試される大地北海道に来たからにゃ、一丁運転の練習をやってみようじゃないか、でも最初は(俺が)怖いから駐車場で、ということで運転してもらった。

 …とりあえず進んで曲がって止まって、車庫入れの練習(流石に他の駐車車両の隣とかではやらなかったが)をやってもらった。
 まあ久しぶりに乗ったアトラクションて感じではあったな…でも暫くハンドルを握るにつれ多少カンを取り戻したようで、これで次の日公道を走ればひとまず来た甲斐はあったかな?といったところ。


 ラリー以上にドキドキしまくった後、折角帯広方面に来たので是非とも魔神氏にもここの豚丼というもんを食べてもらおうと、また帯広駅前に向かった。
 帯広で一番有名な「ぱんちょう」という店はこの日も混んでいたので、以前も俺が食べたことがある「はなとかち」に行くことにした。

 二人で、今回はスタンダードな豚ロースとバラ肉のハーフ&ハーフ豚丼に舌鼓を打った。
 炭の香ばしい香りが漂い、蒲焼のように山椒をかけて食べるこの味に魔神君も満足してくれてたようでまあ良かった。


 しかし、その豚丼を食ってから3時間もしないうちに、宿でまた舌鼓を打つことになったりして。

 帯広からずっと西に向かい、南富良野町の幾寅(いくとら)という駅の目前に位置する、「なんぷてい」がこの日の宿であった。

 ここのウリは「なんぷカレー」というカレーなのだが、出発前の予約キャンセル、予約し直しのドサクサでカレー指定を忘れ、普通の夕ご飯となった。
 それでも、7品だか8品くらいの料理はどれも美味しく、ビール片手にガツガツとあっという間に平らげてしまった。やはり旅先はカロリー収支絶対プラスになるよなあ…

 一日に、それも数時間のうちに二度も舌鼓を連打した二人は、部屋に戻りテレビをつけた。
 そしたら、たまたまミラ・ジョヴォヴィッチ主演の「バイオハザード」という映画(一作目ね)が放送されてたので思わず観てしまった…
 次の記事で書くが、実はこの宿の近くはある邦画のロケ地で、しかしだからといってこんなのどかな宿でアンデッド出まくりの怖い系「観るアトラクション」な映画を観賞するとは夢にもおもわなんだ…

 マそんな、えらくエキサイチングな一日を過ごしたという話。ちなみに写真は宿の近くの駅舎だが今回の記事と矛盾した箇所があるのにお気付きだろうか?その辺の謎は次回…

ラリージャパン観戦記2007の参

2007-11-08 00:17:49 | 
 日曜日。
 この前日、冬のスキーリゾートとして有名なトマムという所に、二本ほどおっ立ってるタワーの31階だかで朝を迎える。
 窓から見える景色はひたすら紅葉を迎えた山山。とにかく足元のこのホテル関係以外建物の類がほぼ全くない。なかなかいい環境である。

 そして、再びデミオに乗り、トマム周辺の見事な紅葉を眺めつつまたラリーを観にいった。
 しかし、本当にトマムの周りがとても美しい紅葉で、俺一人だったらそこいらに車を停めてバシバシ撮りまくっていたと思う。この時期は他の地方もそうなんだろうが、この景色だけでも北海道に来て良かったと思えた程だ。


 マそれはともかく、この日はラリーの本領である林道SSを観戦したのである。
 場所はレラカムイという所で、離れのリゾートホテルに車を停め、バスに乗ること二十分あまり、降りた所からさらに二十分あまり山道をハイキングという素晴らしい山ん中。

 で、山を抜けると見晴らしの良い斜面に出て、その斜面(杉だったかの若木が植えられていて、いずれ森となる場所なんだろう)にてラリーを観戦した。


 2分置きに次々やってくるラリーカー。写真を見てもらうと分かるかと思うが、彼らが走る林道は車一台が走る程度の幅しかないような狭い道。もちろんジャリジャリだ。

 だがラリーカーはそんな獣道を信じられないような速度ですっ飛んでいく。このスピード感というやつは、一応動画でも撮ってみたがやはり生で観るのが一番楽しいかな。前日のスーパーSSもそうだが、世界の頂点を競う人達の走りを間近で見られるというのはこの上ないしあわせである。

 このSSでは、ペター・ソルベルグも走ったし、前日リタイヤで走れなかったセバスチャン・ローブも爽やかに走り抜けて行った。しかし、自分らの目の前の少しぬかるんだところでスリップしてちょっと驚かされたな…このラリージャパンは意外と滑りやすい路面だったようで、主要選手が次々リタイヤしたのもその辺の事情があったのかも知れない(ローブはパートナーのミスでコースアウトしちゃったらしいけど)。

 また、世界選手権を競う車だけでなく、日本のプライベーター(メーカーが社を上げて参戦するワークスの対極で、個人参加)の走りもなかなか楽しかった。中にはヤリス(ヴィッツの海外名)やダイハツのブーンなんてきゃわいらしい?車もガンガン走っており、こういうモータースポーツもやってみると楽しいんだろうなあ…と指をくわえて?観ていた次第である。まあ参加するにはそれなりの財力が必要だろうけどね。


 そんな感じで、ラリーを見つつ、紅葉の美しい山々を眺めて外でねっころがるという普段なかなかできない贅沢な時間を過ごす事ができた。
 結論としては、モータースポーツ(とりわけラリー)ってのも結構楽しいもんである。じゃあまた来年…と行くかどうかは分からんが、また機会を見つけて観戦しに行きたいもんだ。

 さて、ラリーの話はこれにて一段落し、この後ススキノでひと暴れ…という某氏の思惑通りに事は運ばなかったが、残りの北海道での珍道中?を次回チロっと書いておこうかなと。つうか俺にとってはこの後の方が正念場だった…

ラリージャパン観戦記2007の弐

2007-11-06 23:16:38 | 
 ラリーは、基本的にSS(Special Stage)という区間をいかに早く走るかを競う。
 で、そのSSの中でも特別に、サーキットやスタジアムのような場所で短めのコースを作り、より観客への見せ場を作るためにスーパーSSというものが近年は設けられている。

 で、土曜の夜に帯広駅の南東、北愛国に設けられたスーパーSSの会場に行くため、指定の駐車場にデミオを停めパーク&ライド

 今回の帯広スーパーSSの会場は各車両が点検整備を行う(んで観客がサインをもらいに行く(^^)サービスパークと併設されており、尚且ついくつかの自動車メーカーのブースもあってスバルの旗なんぞももらってきた。


 さて、軽く腹ごしらえをしていよいよスーパーSS開始である。

 スーパーSSの特徴として、2台のラリーカーが同時にスタートし、それぞれバッティングしないよう交差したコースを周回する。(普通のSSは一台ずつ走る)
 なもんでラリーカーのタイマン勝負が繰り広げられる故観客も否応なく盛り上がっちゃう訳。

 まずはデモンストレーションがてら、ゼロカーという安全確認のための車が本当に安全を確認してんのか!?といいたい程アツイ走りを見せ、コース真ん中辺りのジャンプ台を通過した瞬間花火までドンパチ始まるというイカスオープニングで盛り上がりまくる。

 で、最初に出てきた2台が確か、フォードのミッコ・ヒルボネンとシトロエンのダニエル・ソルドだったか。
 この二人というのは、それぞれ下の記事で書いたマーカス・グロンホルムとセバスチャン・ローブと同じチームに属する、言ってしまえば二番手のドライバー。
 グロンホルムはともかく、ローブが出てないとするともしかして…?と思ったら、案の定彼もまたリタイアしちゃってたらしい。

 段々分かってきたのだが、その他にもスバルのチームの選手、ペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンそしてチェビー・ポンスと3人が全員リタイアしてたりして、今回のラリージャパンはかなーーーーーり波乱の展開だったのである。


 しかし、リタイア即終了では悲しすぎるので、車がオシャカになってたりしてなければ次の日から一応再出場できるというスーパーラリーシステムというのが現代のWRCにはある。
 スバルの看板ドライバー、ペター・ソルベルグもそれによって復活し、このスーパーSSに登場してくれた。あんまり本調子ではなかったみたいだが…

 それでも、走り終えて自分らがいるコース出口(いい所に張ることができた)に来ると、ドアを開けて曲乗りしながらファンの声援に応えてくれた。彼は本当にサービス精神旺盛な人である。出来れば勝って欲しかったなあ…


 その後も、続々とラリーカーがタイマン勝負を繰り広げ、また実況+解説のコンビが面白くって、全然飽きさせないまま最後まで見てしまった。寒かったけど。


 このスーパーSSについては、色々と書きたいことはあるのだがこの辺にしておく。後は星天魔神氏が某所で色々書いてくれるだろう…!?

 しかし、帯広の夜はなかなか寒かった。帰りにサービスパークで走り終えた車達を間近で見たりしてたのだが、首都圏の大晦日くらいの寒さだったので妙に年越し気分だったな…

ラリージャパン観戦記2007の壱

2007-11-05 22:53:48 | 
 今回から北海道にラリーを観に行った話を。

 自動車競技としては、F1と並んで世界選手権が毎年開催されるWRC(世界ラリー選手権)。
 F1の方は昔から日本でも開催されて(今年の富士サーキットは色々あったようだが…)いるが、このラリーの方は一般道を使うということもあり、この国では色々面倒なことがあったようで2004年にようやく北海道での開催が実現した。

 俺はその'04年に一度観戦しに行った(このブログでもその辺の模様は記事にしてるよ…)のだが、今年になって再び観に行こうという話が仲間内で盛り上がった。

 で、俺と当ブログにもコメント頂いている星天魔神氏、そしてRS氏の三人でいっちょ行ったるかいとばかり8月ごろからチマチマ準備をしていたのだが、土壇場でRS氏が行けなくなってしまった。


 と前置きはこの辺にしといて、魔神氏と俺の二人が新千歳空港にたどり着いたのが10月27日の昼ごろ。
 RS氏が手配しておいてくれたマツダレンタカーにて、これは俺も知らなかったのだがロッピーでクーポンを購入するというやり方で(コレがかなりお得なのである。ネットでもあまり出てないので知りたい人は連絡下さい)先代デミオをレンタル。
 ちなみにマツダレンタカーはETCは先に言わないと原則つかないらしいのでご注意。俺が借りたのは運良くついていたが。

 新千歳空港の周辺は、今やアウトレットモールが出来ていたりと様変わりしており、同じく周辺にあった駒そば亭という新し目の蕎麦屋で蕎麦を食い、一路帯広へドライブ。


 夕張市を抜け、峠を越えて3時間以上のドライブの末帯広駅前に到着。つっても駅前でラリーが見られる訳ではもちろん無いが、南口のビルにラリーHQ(HeadQuarter)という要する本部が設置されており、ラリーの最新情報が放映されていたり(フル英語だったので見るだけだったけど(^^;)、グッズが販売されたりラリー観戦ガイドブック等が配布されていたりと役に立った。

 さて、この時点での情報では、それまでの13戦を終えて総合トップに立つマーカス・グロンホルムが金曜の時点で早々にリタイアしたとの事で、状況によるとこの夜うちらが観戦するスーパーSS(次の記事で詳しく)にも出られないか…?という感じだった。

 まあ、グロンホルム抜きでも他に、彼と総合トップを争うセバスチャン・ローブ、スバルのペター・ソルベルグなどいるからその人達を見るか…と思い念のためここまでの彼らのタイム、順位をチェック。

 すると、上記二人のタイムにもいくつか空白の欄が…も、もしかして二人もリタイアしちゃったのかい…?


 そんな不安が芽生える中、開催の時刻が近づいたので、いよいようちらが観戦するスーパーSSの会場へとデミオを走らせたのである。

南紀クリテリウム観戦記、破

2007-10-22 21:56:42 | 
(10/24写真追加。現場はこんなにだだっ広いコースであった)

 さて急遽深夜バスにて和歌山経由で白浜に行くことになった俺。
 和歌山から(南紀)白浜までは、高速バスでも行けるらしいが俺は敢えてレンタカーを借りた。
 やっぱり、折角知らない土地を行く訳だから道中も楽しまない手はないしね。

 で、ニッポンレンタカーにて1000~1300ccのクラスの車を契約したのであるが、朝イチで店に行ったら、そこにはホンダのエアウェイヴが。
 CMで「上空サプライズ」ってやってた、屋根がガラスで空が丸見えになるという面白い車。しかも1500cc。レンタカーって、向こうの都合で上のクラスを借りられたりする(逆は流石にない)のが嬉しい。

 そして、ETCにて通勤割引という半額割引の恩恵にあずかりつつ、快適に阪和自動車道をかっとばしていよいよ現地、南紀白浜空港へ。


 俺が自転車に本格的に乗るようになった頃、日本の自転車レース情勢を全く知らなかった頃に出会ったチーム、それがチームミヤタであった。

 元々の結成が1968年というから、かなりの老舗チームなのであるが、このミヤタが大人の事情により今年をもって「活動休止」することになった。
 俺は、3年前のイベントで当時のメンバーの方々と一緒に鎌倉などへツーリングさせてもらったこともあり、自分の中で特別なチームとして陰ながら(本当に陰)応援をしていたのである。

 そして、奇しくも今年、J-tourという日本のトップ選手を決定するシリーズで、チームミヤタの鈴木真理(しんり)選手がここまでリーダーできており、この最終戦がとても重要なレースという状況だったのである。
 俺はこの話を栗村監督のメルマガで知り、こりゃどうあってもミヤタの「節目」となる当レースをこの目で見たいと無理矢理なスケジュールながら白浜に行った訳だ。


 さて、レース、正式名称「全日本実業団クリテリウムin南紀」(クリテリウムとは、短めの周回コースを何周かするタイプのレースのこと、らしい)の方は俺が現場たる旧南紀白浜空港にたどり着いたころは既に佳境に入っていた。まあ素人なんでそれ程詳しく書く訳ではないが続きを「急」で書こうかなと。

自転車と車(セカンドカーとしての軽自動車)

2007-09-02 23:01:04 | 
 さて、こないだ外房サイクリングに行った折、車に滅法詳しいRS君と自転車を載せるという観点から車の話を聞いた。

 というのもこの前「自転車生活」という本にエブリイワゴンの記事が載っていて、ちょっと気になったので聞いてみたのだ。

 エブリイワゴンは、後部がフラットにできるので自転車をそのまま積んだり、寝たりすることができる。一方走りの面ではオートマだとターボが無いと若干辛いらしい。でターボだと燃費がちょっと悪くなる。つってもカタログスペックでリッター14kmくらいは行くらしいが。マニュアルだと16くらいいくみたい。
 個人的には本当はマニュアルの軽トラとか欲しいんだけどな…なんか楽しそうだから(笑)


 今俺はクラウン、つまりセダンに乗っている。それも来年で乗り始めて20年を迎えようとしている、もうすぐ走る骨董品?である。もっともまだ8万kmも乗ってないし、後10年くらいは乗っていたいところだ。

 しかし、仮に自転車に乗る人と一緒になったとして、毎回自転車をキャリアに乗っけたりするというのは、まあ多分俺がやるからいいっちゃいいんだけど、自転車ののっかったセダンに乗るのはちょっとためわられるかも知れない。
 しかも車中泊するにはちょっと厳しいし、車体もそこそこ大きいから運転したくな~いってことになりそうな予感である。

 となると、相手のことを考えると将来的にはクラウンに乗りつつ自転車運搬用として軽ワゴン、もしくはバンあたりを買うってのが現実的かも知れない。何しろ軽なら税金を安く済ませられるしね。
 まあそんなことを言いつつ、もし軽を買ったらクラウンの頭上でビュービュー風切り音を立てるルーフキャリアをおっぱずして、快適に&H99km/h位でドライブしようかな~とか考えてたりして…<&H100kmだと速過ぎるんで(笑)訂正しました…&Hの意味が分からない人は検索して

静岡の旅

2007-01-04 23:54:59 | 
 3日の朝、4時に起きて車の後部座席にシャウラを(タイヤを外して)乗っけて家を出た。
 今回、ETCを導入して初めて早朝夜間割引通勤割引という二つの50%引き制度をフル活用すべく、早朝に出発と相成った訳である。
 そして、目的地は事情により群馬方面がキャンセルになったので、ビックカメラでもらった日本地図を眺め、「そういやまだ静岡行ってなかったな…」とまた思いつきで西に針路を取った。

 話が前後するが、上記の二つの半額はそれぞれ100km以内にしか適用されない。なもんで俺は途中大井松田で一旦降り、またすぐ乗るという手段を使用。2時間チョイで清水ICに到着、まずは日本平という所へ行った。
 ここで朝のさわやかな静岡の街や海の景色を眺め、しかし朝早すぎて(7時)店もロープウェイもなんもやってなかったのでさっさと日本平を後にし、次に静岡市内の駿府城址に赴く。

 朝8時ごろ駿府城址に到着。ここは静岡駅に近いだけあって、駐車場は当然有料。しかも役所関係の駐車場はやってなさそうとあって、止む無く60分パーキングに車を止め、チケット発券機に行くと、朝10時まで「休止中」とある。
 だが、駐車自体は20時~8時までが禁止、ぎゃくに言うと8時から駐車OKらしい。つまり、8時から10時まではタダで停め放題ということに…
 この駐車場おいすぃ~とばかり車を停めたまま、車内からシャウラを取り出し車輪をはめ、まずは城址内をグルっと散走。
 城址内で、売店に貼られていた「おでんMAP」みたいなのを見かけ、よーく見てみるとなんと朝9時からやってるおでん屋があるらしい。そういえば「静岡おでん缶」というのをアキバで…見かけたことがある。

 その時はまだ8時過ぎだったので、静岡駅に行ってお土産を買ったり、そこいらの神社に初詣しながら時間をつぶし(ちなみに今年のおみくじは「小吉」)、地図に書いてあった「かどや」というお店へ。
 ここは本来駄菓子屋らしいが、静岡では駄菓子屋がおでんを売っているというスタイルがアリらしい。気のいいおばちゃんに適当にみつくろってもらい、牛スジならぬモツや静岡名物の黒はんぺんなど6本を購入。ちなみにここのおでんはすべて50円。これでも値上がりしたらしい。
 車に持ち帰り、自転車をしまってから食べるとこれが素晴らしくウマイ。何と言うか食べ物を食って「完璧」とまで思ったのはこれが初めてくらいかも知れない。これで50円って他のおでんは何なんだ…と言いたくなるくらい美味しいんだよ。もうこれだけで静岡に来る価値はあるな。

 おでんの薫り漂う静岡の街を後にし、次に焼津に向かう。昼までにはまだ間があったので漁港や海洋深層水関連の施設のある場所で一休み。ここは休日は車が停め放題みたいなのでサックスなんぞ吹くにはいい場所かも…俺は吹けないけど(--;
 11時過ぎ、焼津さかなセンターという要する魚市場に行ってみた。
 俺は魚市場に行くのは好きなのだが、特に何か買ったりするということは滅多にしない。とりあえず場の活気を楽しみ、カズノコたけーな…旨いんだろうけど…とか思いつつ、場内の食堂でしらすだの桜エビだのがのっかった丼物を食べる。こっちは味はまあ普通だった。でも焼津ICから至近なので寄り道するにはいい場所かも知れない。

 で、結局ラッシュが嫌だったので昼食後すぐ帰路につき、一般道と一部東名を使って6時間くらいかけて帰ってきた。
 ほぼ丸1日かけて行ってきて、結果録画した番組群は消化しきれてなかったりするのだが、今回かなり収穫はあったと思う。静岡は首都圏からそんなに遠くはない場所なんで暇があったらまた行ってみたい。あと自転車はやっぱりあると役に立つな。

HCR戦記外伝

2006-10-06 22:41:05 | 
 えーまだ書ききっていなかったのでハワイの話を。

 センチュリーライドで無事160km走った次の日は一日フリーであった。
 まあフリーであるということは当然行く前から分かりきっていたことだったので、日本で某レンタカーの予約をしておいたのだ。
 俺が泊まったホテルはHCRのスタート&ゴール地点であるカピオラニ公園に最も近い宿の一つであり、そのためHCRの時は非常に楽できたのだが、ぎゃくに言うとここはワイキキエリアの東の外れであり、レンタカー屋までは結構な距離を歩くことになった(本当はホテルの近くから出てる無料バスが近くを通るのだが時間が読めないので歩いてった)。
 尚且つレンタカー屋に行ったらやたら混んでて借りる予定時間を20分ほどオーバーすることになったのだが、まあどうせそれほど急ぎのドライブでもなかったので、気楽に構えることにした。

 今回借りた車はダッジのストラトス(Stratus)というやつで、米国ではカローラ程度のクラスにあたるのかも知れんが、これが中々大きいクルマである。実際今ググってみたらクラウンよりでかいよ…
 で、そのストラトスで久しぶりに右側通行の道路をドライブ。目的地はオアフ島の北に位置する町、ハレイワ。

 今回のドライブの一応の目的として、クアアイナという日本にも何店か出ているハンバーガー屋の一号店に行くというのがあった。クアアイナという店を初めて知ったのは2年前の鎌倉サイクリングの時。材木座海岸に近い場所にある店先のメニューで値段を見たときはおったまげた。まあ知らない方はリンク先を見ていただけるとよかろうかと。

 その前に、ハレイワの街の中にある駐車場に車を止めて軽くショッピング。ハワイのレーベルのさわやか音楽CDを買い、サーフィン&ボディボードとMTB関係がごっちゃになった店でHammerGelとかいうヴィダーinゼリーの濃縮版?みたいなのを
買った。つうか日本からわざわざこんなゼリー飲料を買いに来る奴はそうそういないだろうが…

 で、実はクアアイナに関しては結構探し回った。というのもこの一号店、通りに面していながらもチト引っ込んだ位置にあり、看板も驚くほどちっちゃかったからである。決して俺がマヌケだったからではない。と墓穴を掘ってみる。
 何事も無くアメリカ産ビーフの入ったアボカドバーガーを注文。ここのハンバーガーの凄いところは具がでかすぎて独立しちゃっているところだ。これを必死こいて食いながら周りを見てみると、何かほとんど客が日本人だったりして…恐らくハレイワへのオプショナルバスツアーかなんかあるらしく、クアアイナも割と有名ということなんだろう。


 その後、近くのDole Plantationという、日本でもおなじみのパイナップルなどを売ってる会社の観光向け施設に行き、ベタな勤め先用みやげを買ったりパイナップルアイスに舌鼓を打ったりした後、北の海沿いをまったりドライブ。

 とにかく、景色が素晴らしい。HCRを走っている時もその素晴らしさは経験したつもりだったが、ドライブは自転車の時ほど必死ではなかった(笑)のでより景色を楽しんで走ることができた。
 オアフ島の凄いところは、とにかく海沿いを走っているとそこいら中にビーチがあり、しかも駐車場が完全フリー。流石に人気のあるビーチは車も一杯であるが、それでも車が停められる所であれば海が限りなく美しいのは間違いないし、下手するとそんなところでも半ばプライベート・ビーチ状態だったりする。
 しかし、俺はというと前日のHCRでふくらはぎをしたたか日焼けしてしまい、痛すぎて海に入れなかった…非常に惜しいことをしたぜ。


 そんな海おあずけ状態のままホノルル市街地に戻り、アラモアナ・ショッピングモールというやたらでかい(駐車場もでかい。しかも停め放題)モールに行き、しかし特に何も買わず、あまつさえBookOffを発見するなど(まさかこんなところにあるとは思わなかった…まるっきし日本のブックオフです)良く分からない内に夜になった。


 まあしかし、ハワイを自転車で走るのももちろん大いにお勧めなんだが、レンタカーでドライブというのもいいと思った。正直運転マナーは悪く無かったし、どこに行っても景色いいしね。大抵の信号で赤信号でも右折はできる(日本で言うところの左折)という事実に戸惑わなければ右側通行といえどすぐ馴染めるはず。

 という感じで今回のハワイツアーは終了。次回ハワイを走った身としての日本の自転車への所感を書くよてい。