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みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

お知らせ

2011-08-29 23:09:31 | 雑記

当みずけん戦記ですが、しばらくの間お休みを頂くことにします。

事情は、ここでは書かないと思いますが、親しい人間にはいずれ話すことになると思います。

とりあえず、今までありがとうございました。

 


【第一話】とある水野の富士登山(ヒルクライム)【富士に魅せられし者】

2011-06-19 23:24:39 | 雑記

 

富士山。

 日本人なら誰でも知ってるこの山、一遍登ってみたいと思うようになったのはしかし最近のことである。

 昔というか、ついこないだまで山登りというものにはほぼ全く興味なかったんだが、自転車に乗り出して何年か経つうち、段々ランニングであったり登山というよろず脚を使うことに興味を示すようになってきて。

 でまあその昔ランニングの方は思いっきり大ダメージを被って以来中々復活できず、未だに膝の痛みとお付き合いさせて頂いている訳だが…

 登山の方も、今まで全然心得は無かったが、一応自転車で体力はついてきた?ような気にはなってきたし(気分の問題かい)、やらしい話毒男なんである程度金にモノ言わせて装備だけはいい物を揃えられるようになってきたしで、ちょっとやってみようかなという気持ちになって約2年。

 

 今年初め、じゃあぼちぼち本気で登ってみべえか…と思ったものの、個人的に全くの新ジャンル(酒じゃねえが)に挑むにあたり、何かこう景気づけじゃないけど、登山の前に体力づくりも兼ねて一つやってみるかな?と思いついたのが、昔一度やったことのある富士ヒルクライムである。

 

 富士山の山梨県側の麓から、登山口である五合目まで伸びる富士スバルライン。

 このうち、距離24km、高低差にして実に1,255mという、素晴らしすぎて常人には想像すらつかない道を自転車で登る。ただそれだけ。

 

 個人的には、前回登った時、記録的にかなり心残りがあったりして、是非もう一遍やってみたいとはずっと思っていた大会なんである。

 が、大会の方は年々人気が増しており、近年は申し込み開始即終了アリガトウゴザイマシタという状況。

 何でも、平地を走る大会に比べ、スピードが(あくまで「比較的」だけど)それ程出ないため、割と安全であるとかでヒルクライムってのは人気があるらしい。

 まして日本一の富士山を登るわけだから、自転車好きなら一発かましてみたいという気持ちは分からんでもない。

 

 で、今年の3月、思いっきり平日だったんだが、ここだけの話会社のPCでチョロチョロっとエントリーを…

 しようとしたんだが、ボタンをクリックしたら何千人待ちとかいう表示が出たりして(向こうでアクセス制限をして、パンクを防ぐための処置だったようである)、コレ無理かなぁ~と思っていたら、奇跡的にギリギリセーフとなり、サクっとエントリー完了と。

 3ヶ月前に人知れず第一関門?を突破し、油断した俺様はその後これといった登り練習もせず、どぅあらだらと徒に時を過ごしていた訳だが…

 

 5月のGW過ぎ、そろそろいい加減練習らしい練習をした方がいいだろってことで、俺はK県の登りの名所に向かうことにした。

 

 


ケッチと行く関門海峡一人旅、その三「門司港編」

2011-05-22 21:53:24 | 雑記

つ、疲れた…

↑は、前回取上げた角島を発って、30分もしない時点で俺が思ったこと。

前の日21時に就寝して、この日の朝もちゃんと朝飯を頂いてきたというのに…
理由は大体分かる。今年に入り、真面目に遠乗りをやっていないがため、前日の数十キロが身体にダメージとしてストックされているんだろう。全くこの歳にしてジジイ化もはなはだしい←はちょっと違うけど…

この日は、門司港のホテルを予約しており、後に書くがライブを観に行く予定があったため、時間が間に合わなくなれば電車を使うつもりではいた。
しかし、まだこんなところでケツ割る訳にはいかん。

ということで、老体に鞭打ち?グレーの空の下、海沿いの道をトロトロと走り続け、道中の完膚なきまでのどローカルな駅舎に立ち寄り、海と畑が広がる間に走る単線を見ながら、ゼリー飲料を飲んだりしつつ。

走っているうちに昼になり、そろそろ燃料補給がしてえなーと思っていたところ、海鮮やらなんやらとノボリの立った、飲み食いできそうな施設を見つけ、飛び込んでみた。

そこは、松永軒とようらブルーラインというお店。

海が臨める場所らしく、海産物関係が沢山あるようで、俺は胃に優しそうなうどんと、ふくの唐揚げ(これは胃に優しそうではないな)を、さらに胃にキビチそうな?ノンアルコールビア片手に頂いた。

うどんも旨かったが、ふくの唐揚げが当たり(旨いって意味でだよ。ふくだけに念の為補足(^^;)で、麦サイダーをプハッとやりながら、なぜかここまできて王様のブランチを見ながら完食。

その後は多少元気を取り戻し、この先にある毘沙ノ鼻という本州最西端の地、ここは昨日は時間オーバーで行けなかった所であり、折角こっち方面に来たから是非寄っておこうと張り切っていたのだが…

昨日ストップした川棚温泉を過ぎたところで、まさかの雨が。しかもどしゃ降り。

うーむ、通り雨っぽくはあるが、流石に雨が降ってしまうと厳しいわなあ・・・ということで、已む無く毘沙ノ鼻は断念し、梅ヶ峠(これで「うめがとう」と読むらしい。ゲがない)というこれまたどローカルな駅まで走り、屋根の下でケッチを袋詰めにし、もうそのまま下関まで南下。


下関駅を降りると、ここは雨が降っていないばかりか地面はほぼ乾いており、袋を濡らすことなくケッチを再組立て、走行再開。
この日も関門トンネル人道版を抜け、門司港駅近くのホテルに、雨がちらついてきたところで滑り込んだ。


ホテルでシャワーを浴び、門司港の街へ繰り出す。
この後とあるお店でライブに行ったのだが、俺はその前に、最近テレビでチラッと見た門司中央市場という所に行ってみた。

テレビでは、いわゆる「シャッター通り」になりつつも、明るく営業しているお店の方々を取上げていた。

しかし。

俺は18時過ぎ、もう店じまいの時間に行ってしまったため、もうシャッターは全であり、真っ暗なアーケードの中を歩くとそこは全くの異世界。

でも、俺こういう雰囲気嫌いじゃない。遠くまでひたすらシャッターに囲まれた、古びた商店街の風景は、何故かドキドキして、懐かしい感じがして、見知らぬ洞窟に迷い込んだかのようで(俺は洞窟すきなんだよね(^^;)。

今度はお店が開いている時に行ってみたいもんである。

さて、随分引っ張っているが、次回は門司港のジャズの名店でのライブの話ほかを。


ケッチ初輪行

2011-04-29 08:21:08 | 雑記
新横浜駅に来た。
久々に、かつこの小径車では「はじめてのりんこう」ってやつである。
さーケンくんは無事小倉にたどり着けるかな?
まあヘルシア緑茶とか買ってる時点でケンくんなんてタマじゃねえが…むしろ4時間以上座りっぱなしなんで腰イデデにならないことの方が大事だが…

不透明な黄金

2011-04-24 21:59:26 | 雑記
 さて、そろそろ待ちに待ってたゴールデンウィークが近づいてきた。

 俺は毎年、ゴールデンウィークは自転車で遠乗りをすることにしている。
 今年も一月以上前から計画を練り、今度の週末に折り畳み自転車ケッチを持参の上西のほうに行くことにしている。

 一方、実は自分の勤め先の業種が電気関係だったりするため、仕事的にはかなり影響が出てきていたりする。
 つまりどういうことかというと、ゴールデンウィークの間に急遽現場調査のお話が舞い込んできており…
 先週末の時点で上司には旅行の件は伝えているのだが、まー正直どうなるかは分からん。ただ少なくともGWの合間の5/2とか6とかに「まー間に一日だけ出ても何だから休みましょーか」的にチョロっと有休を取るということは不可能なふいんきが濃厚ではあるな…全く、一回死に損ないでもしないと有休消化しきれんわ


 いずれにせよ個人的にはGWを前にして仕事もプライベートの方もヴァタヴァタしている状態なんで、何とか体調を万全にして挑みたいところ。

 あとは、例年もうそろそろ収まるはずの花粉症がもうちっとだけ続くんじゃby亀仙人みたいな状況になっており、GWに旅先で無事酒解禁できるかも不透明だが…
 諸々うまいこと丸く収まってくれることを祈るだけかなー

 すまんが明日4時起きで久々に飛行機乗るのでこの辺で…

桜を求めて山登り(高尾山編)

2011-04-17 23:09:55 | 雑記
 前回の記事の次の日、先週の日曜は高尾山に行ってきた。

 まあ、こちらは実際には桜を求めてというよりはこの夏に考えている富士登山に向けていい加減一歩を踏み出そうという目論みの方が大きかったのだが。

 ともかく、電車を乗り継ぎ乗り継ぎ京王線高尾山口駅に到着。

 背中には自転車用のバックパックを背負い、昔おばあちゃんが使っていた杖を片手に俺は意気揚々とホームを後にし、登山客で賑わう駅前でまずは鼻をかみ、持ってきたスナック菓子をガツガツ食うという万全の?準備を経て、早速山にアタック開始。


 駅からちっと歩くと、ケーブルカーの駅があり、その周りは土産物屋が立ち並ぶいかにも観光地然とした雰囲気。この辺は大きな桜の木が何本かあったので写真に収めた。
 麓はノドカな観光地だが、もちろん山は山なので気合を入れて、俺は幾つもある登山ルートのうちの「6号路」に踏み込んだ。

 最初のうちは足慣らしでチンタラ歩き、何でも修行の場でもある琵琶滝という滝に辿り着き(つまり滝に打たれての修行というのをやるらしい)、そこで分かれ道にぶつかった。
 滝の左手の道が6号路の続き、右手奥が健脚向きのコースだと。

 よっしゃここは一つ腕試しならぬ脚試しをやったろうじゃねえか…と脚を踏み入れてみると、これが中々脚応えのある?道なき道というやつで、早速杖フル活用でヒイヒイ言わせて頂いた。
 自分の他にも年配の方々などが登っている中、なぜか小さい子供づれの家族がこのルートをチョイスしていて、子供はかなりかったるそうにしてたな…
 かくいう俺は、脚および心肺機能的には想定内だったが、やたら鼻水が出てきやがって、途中鼻かみ休憩を挟むという情けない事態になりつつも何とか登り、一旦開けた場所に。

 すると、そこはケーブルカーの上側の駅の近くであり、俺はベンチに座って早速、つうか山頂にも着かない内にさっさと昼飯。
 いやーやっぱり山で食うおにぎりは最高だなーと思いつつ、予め買っといたサラミなども食べエナジー補給完了。

 マ、補給完了とか言った数分後には新鮮な気持ちで天狗焼という黒豆あんのお菓子をパクついていた俺だが…


 実は、そんなのんきなことを言っている場合ではなかった。
 前日の引地川ウォーキングでもこの日と同じトレッキング用の靴を履いていたのだが、どーも靴の幅が狭くて右足の小指が痛くなってきてしまったのである。

 で、今日も天狗焼を食う前からどうにも小指がキツキツで苦しい状況になってきた。
 仕方なく、靴の中敷を一枚外し、引き続き山頂へのルートを歩いていたが、段々痛みは強くなり…

 うーむ、これは富士登山に向けての一歩どころか、(再度靴探しをせにゃならんという意味で)一歩後退かよ…
 ともかく、折角ここまで来たので登らない訳にもいかず、鼻水にも苦しめられつつどうにか山頂に到着。


 山頂は、これまた観光客でごった返していたのだが、桜はまだ咲いておらず、地味ーな風景で達成感があまり無かった

 それでも、来たからには色々見ておこうということで、ビジターセンターに立ち寄り諸々の資料を見学。
 その中で、身につまされる資料があったので書いておく。

 高尾山の登山ルートの随所に、階段が設けられているのだが、それらは山の荒廃を防ぐための施設との事であった。
 どういうことかというと、そもそも山に人が立ち入る事自体が、山の土を崩し植生を荒らしてしまう行為であると。
 その被害を最小限にするために階段を作ったのだが、登山客が階段以外の道を歩いてしまうとまた広範囲の植生が荒らされることになり、意味がなくなってしまうという…

 俺も、山頂までに何回か階段のあるルートをショートカットしてしまった記憶があり、それは山にとってはマイナスであるということを知り、非常に申し訳ない気持ちにになった。
 山登りをするということは、そういう最低限のマナーを学ぶことも当然含まれ、そういう意味では今回の登山は役に立ったんかも知れない。


 一通り見学した後、寝不足が祟って眠かったので(汗)とっとと階段を踏みしめて山を下りることに。
 これがまた、つま先の痛みに加え、かねてからこのブログでも書いている膝の弱さがモロだしになり、麓であえなく膝終了

 前々から、去年富士登山を果たした友人のアドバイスで特に下りにストックが有効と聞いていたが、これはむしろストックが無いと富士山を降り切る前に王大人に死亡確認される事必至であり、これも是非富士までには用意しておきたいかな…


 と、得る事よりは課題の方が見えてきた高尾登山ではあったが、登山者同士がすれ違うときに「こんにちは」と挨拶することや、存在を分かってもらうために鈴をつける等の登山のマナーも勉強できたので、次回の登山の時にはもう少しましな登山客になりたいと思った。

 つうかいつ登山靴を新調するか&合わなかった靴をどうするかだなぁ。

桜を求めてウォーキング(大和市編)

2011-04-10 23:03:45 | 雑記
 桜の季節である。

 しかし、俺は今週も仕事が慌しく、何となく桜をメネデールという心地ではなかったんだが、それでも週末くらいは桜を見たろうと思い、まず土曜はK県は大和市の千本桜を見に行ってきた。


 去年、たまたま桜の時期に知って自転車で初めて行った際、その桜の見事さと人の多さに驚かされたんであるが、近所だし今年も行って見ようかと。
 天気は生憎の荒れ模様だったので、自転車は出さずに徒歩+電車で大和市は高座渋谷駅へ。

 道中では、まるっきり車内の照明を落としている電車もあり、エスカレーターはもう全く動いてないしで、まだまだ節電続きだな~としみじみ思いつつ、駅を降りてウォーキング開始。

 プラップラ歩いていると、道端に看板があり、「千本桜」への案内があったので、それに従い歩くと、引地川のほとりに出た。

 無数の桜の花びらが水面に舞う、引地川の川沿いを歩いていくと、桜並木ゾーンの南端に辿りついた。


 「千本桜」という地名は、多分全国にあるんだろうが、ここ大和市の千本桜は比較的新しいようで、大和市のサイトによると、昭和40年代ごろこの辺りが開発された際に桜が植えられたらしい。

 桜に限らず、大抵並木道というものは、1年2年ではなく、何十年か後の人達のことまで考え、未来に希望を託そうとする人々の手によって作られたものなんであろう。
 そんな、昔の人々の想いによって植えられ、育ってきた桜並木の下を、俺は歩いた。


 全長1km以上の桜並木が続くこの辺りは、毎年近所の方々が大集合するようで、去年などは丁度さくらまつりの日にブチ当たったばかりに大変な大混雑の中を自転車で通ったんであるが。
 今年は先の東日本大震災の影響もあってか、この日の荒天のせいもあってかシートを張って花見する人はなく、散歩する人達がチラホラいる程度であった。

 桜の木々の下を歩くと、足元にも様々な花が咲いていたりして、そういう花も眺めつつひたすら歩き、写真を撮ったりしていたらあっというまに北端まで着いてしまった。


 名残を惜しみつつ、この後夕方に予定もあったので、北端の近くにあるその名も桜ヶ丘駅まで歩き、そこから電車にのって帰路へ。

 帰りの道中、ふと思い出して町田駅近くのサイクルショップ糸井に寄り、前から買おうと思っていた折り畳み自転車のステムを購入。
 糸井さんは以前一度寄ったことがあるだけだったが、タイヤなど色々安売りをされてるようなのでまたこの辺に来た際は寄ってみようかな?


 といった感じで、淡々と桜の花見ウォーキングをしてきたのが土曜。実は今日も桜めぐりというか、山登りをやってきたんだがその話は来週に回そう(多分来週になっても書くネタが増えそうにないので…)

できることをやる。in宮城ふるさとプラザ

2011-04-03 22:35:36 | 雑記
 そろそろ、関東のテレビも通常営業に戻りつつあり、賛否両論を巻き起こした!?ac祭も下火になりつつある昨今。

 しかし、東日本大震災の被災地の状況はまだまだ良くなっておらず、最近やっと仮設住宅が建ち始めてきたという話を聞く程度、まだ忘れてしまうにはあまりにも早すぎる。

 とは言え、俺の方は自分のやるべき仕事の方も忙しくておぼつかない状態、向こうに行ってどうこうするというのは中々できない。
 それでも、自分にできることが何かあるんではないか…

 そんな風に悶々としていたある時、ふと世にアンテナショップというものがあることを思い出し、早速行ってみることにした。

 ということで昨日俺が行ったのは、宮城県のアンテナショップ宮城ふるさとプラザである。


 宮城県と言えば、俺個人としてはまず仙台。何度か仕事でもお世話になったし、実はつい最近3月頭にも仕事で北方に行った折立ち寄り、牛たん定食を食べてきたばかりだ。

 あの時はあんなに賑やかだった仙台の今を思うとやはりいたたまれない気持ちになる。

 ということを想いつつ、ふるさとプラザに行くと、まず店頭で伊達政宗やお姫様?のコスプレをした方々が募金を呼びかけておられ、俺はわずかながらのお金を募金箱に投入。
 すると、脇のお姫様がお礼としてキレイな小銭入れを下さった。これがかなり良い作りで、何か少ないお金でこんないいものをもらっていいのかな…と申し訳なく思いつつ店内に入ると、これがビックリ。

 
 お客さんで一杯になってるんだよ。これには驚いたと同時に感動した。
 みんな、宮城の復興を願ってここに来てるんだろうなあ…そう思うとなんか皆が同志のように思えてきて、俺は意気揚々とまず昼飯を食うべくふるさとプラザ内にある伊達の牛たん本舗に直行(この辺イヤっつう位通常営業)。

 すると、やはりここも大人気であり、30分くらい待つとのことだったが、構わず入り口の名簿に名前を書き、その間店内を物色することにした。


 一口に宮城といっても、色んな場所があり色んな名産がある。
 俺は今回、仙台で初めて食って気に入ったホヤの燻製、仙台麩(油麩)、そして仙台土産の定番の一つである萩の月をば購入。

 その後、2階で宮城県の観光地図を物色し、早ければこの夏にでも宮城に行きたいなあ…と思いつつ1階に下りると、既に伊達の牛たんは自分の番を過ぎてたようで、慌てて名前を言って入らせてもらった。


 俺が今回頼んだのは「通定食」というランチ限定メニュー。久しぶりの南蛮味噌(青唐辛子の味噌漬け、仙台の牛たん定食には必ずついてくるといっていい付け合せの定番)に麦飯ととろろ、そして牛たん。

 思わずガツガツ食らいつき、さらにおかわり自由という天使の福音にも似た?言葉の響きにつられ大盛りを一杯おかわり。おかげさまで久しぶりに満腹になるまで食わせて頂いた。


 こうやって書いていると、単に自分の物欲、食欲を満たしただけのような気もするが…それでも、やはり宮城や他の被災地のために少しでもプラスになればいいかなと思ってやったことなんで勘弁してくれい。
 そして、首都圏近辺の方は、宮城のことを知る機会にもなり、それがひいては復興の一助になるかも知れないので、一度入ってみることをお奨めしたい。

 で、俺はそのうち福島、岩手あたりのアンテナショップも巡ってみようかな?<やはり食欲が動力になってる気がしてならんが…

動乱の時代、自転車のあり方

2011-03-21 17:55:29 | 雑記
 東日本を地震および大津波が襲ってから一週間が経ったが、いまだに被害の全貌すらつまびらかでないという、まさに未曾有の事態となっていて、コメントのしようもないのが現状である。

 その10mを超したとも言われる大津波に襲われた東北地方からすれば、被害の小さかった関東地方だが、こちらとて未だにドタバタは収まっていない。


 例えば、昨日も朝から駅までテクテク歩いていた俺のところに、向こう側の車道を走っていたカブのおっちゃんが近づいてきて、
 「この辺で一番近いガソリンスタンドはどこですかね?」
 「ここから大体何キロくらい離れてますか?」
 「どこをどっちに曲がれば行けますかね?」
 「スタンドの名前は何ていうんですか?」
 等々矢継ぎ早に質問を投げかけられ、俺は困りながらも一番近くのGSは恐らく閉まっていること、その次に近いGSは5~6km離れていて、多分やってると思うがガソリンを買えるかどうか保証はできない、という旨を話したら、諦めたのか踵を返して走り去ってしまった。

 そのおっちゃんの事情は知らんが、とにかく仕事で車を使う人などはこのガソリン不足に頭を悩ませていることであろう。

 そんな事情もあり、俺としては余程のことが無い限りマイカーの使用は控えようと思っている。
 即ち会社の置き車を含めて3台ある自転車が大活躍となる訳だ。


 元々、俺が本格的に自転車に乗ろうと思った×動悸○動機(まだ心臓は平気だぞIME…)の一つとして、この先どんな非常事態が起こっても生き残る体力を身につけたいというのがあった。
 まあ、それを思いついた7年前には、まさかこんな事態が来るとは想像だにしていなかった水野劍であった…ってそこらのドラマのナレーションそのものではあったがね。

 お陰さまで、そこそこの距離の職場に就けたということもあり(家から20km足らず)、帰宅難民という言葉とは無縁で今週月曜の電車の無い朝も自転車で出勤していた。


 その自転車、何でも友人の話でもホームセンターで売り切れる位バカ売れしてるらしいね。
 で、当然の流れとして道路を走る自転車の数が増え、それに伴って危険も増しているという話もチラホラ聞く。

 ここ最近自転車のルール再確認として、「自転車は車道を走るのが基本」という事実が公に出回って、一部では安心する向きもあったようだが、個人的にはまたなんか間違った方向に理解されちゃったような気がしている。

 要するに、自転車が歩道を通ることが悪いんじゃなくて、自転車が歩道を我が物顔で走ることが悪いのである。
 俺に言わせれば、ちゃんと歩行者の近くで徐行でき、歩行者優先を守れるんであれば歩道を通っても問題ないと思うんだ、極論だけど。ただ実際に歩行者を追い越す時に時速数km程度まで減速している人なんてほとんどいないけどね。

 結局の所、自転車=車両ということ、道路という限りあるスペースを使うにあたっては他者をおもんばかる心が必要であるということに主題を置いてないから、確認もせずに歩道と車道の間をホイホイ行き来したり(行き来することは俺もたまにやっちゃうんだけど…実は結構リスキーなので相当注意しないといかん)、車道を逆走したりということになる。

 これは自転車乗りとしての話だが、未だに片側2,3車線の幹線道路で車道を逆走してくる奴がいて、右の自動車、左の駐車車両の間を必死こいて走ってるところに反対側から自転車が来ると「俺は一体どこを走ればいいんだ?」と泣きが入りそうになる。


 グダグダ書いたが、まだ暫くガソリンの供給は安定しなさそうな東日本、自転車がまた見直される時期だとは思うが、自転車云々という以前に道路を使う→シェアするということについて考え直すいい機会なんじゃないだろうか。

 俺自身はこれからも至って通常営業のつもりだが、自転車を使うにあたっては今まで以上に気を遣って、そんでもって最近老化が進んでいる気がするので…6月のヒルクラに向けて鍛えていきたいと思う。


これからについて考える

2011-03-13 23:48:10 | 雑記
 今回の地震について、今、自分が出来ること。これからやらなければ、考えなければならないこと。

 それを思いつくままに書き綴っておくことにする。

【短期】
 ・既に東京電力より「輪番停電」の実施について発表になっている(こちらを参照)が、ともかくできる限り節電をする必要がある。
 これは中期、長期スパンでの対策にも繋がるが、福島の原発が止まったこと、報道が追いついていないが他の火力、水力発電所等も(少なくとも短期スパンでは)通常の出力が出せないだろうから、今後暫くは店舗、工場等もそうだが一般家庭でもやはり節電を心がけるに越したことはない。
 東電・東北電以外のエリアではあまり関係はないかも知れないが、特に中部電力エリアからは電気を分けてもらうことになりそうなので(詳しくは後述)、常識の範囲内で節電を心がけて頂ければと思う。

 ・今日、所用でとあるホームセンターに寄ったのだが、レジは大行列、水はとっくに完売、カップラーメンなどの食料類もかなり品不足になっているらしい。
 俺が思うのは、昔だったら飲み水なんてのは水道水を沸かすなりして使っていた訳だし、現時点で首都圏の水道及びガスは知る限りほぼ問題ない訳だし(現在日立市で東京ガスの供給が止まっているらしいが…)で、ペットボトルの水を使用するのは控えたほうがいいんじゃないかと思う。そういうペットボトル類は、水道の復旧がおぼつかないような東北の被災地の方が優先順位が圧倒的に高い訳だし。
 まあうちらが買わないから即向こうに届くという訳ではないとは思うが、限りある資源だしね。

【中・長期】
 ・短期の方でも書いたが、東京・東北電力の方の電気については、まず今年の夏が相当な危機に陥るであろうことが予想される。
 柏崎原発が止まった時でも電力危機という話で相当大変だったが、今度は福島の二箇所がこの先ン年スパンでフル稼働できないことからかなり厳しいんではないだろうか。
 そこで、エネルギーの分散化というか、例えば太陽光発電の導入を推進するとか、エネファームなどコージェネレーション(意味は左のリンク先をご参照…)を導入することは、3月の今から考えても遅いだろうか?
 或いはエアコン等を最新の省エネ型に替えるというのも方法かも知れないが、いずれにせよ今度の夏が冷夏にでもならない限り、(やらしい言い方だが)金のある人はそういうことに投資するというのも手かも知れない。

 ・上記の電力の話だが、東電には新信濃変電所という施設がある。
 日本人なら、この国の交流電気の周波数が50Hz、60Hzの2種類あるという話は聞いたことくらいはあろうかと思う。
 新信濃は、この周波数を変換するための大規模な設備を整えており、通常では融通できない周波数の壁を越えた電力のやりとりが可能となっている。
 具体的には中部電力の送電線と繋がっており、これから暫くは中電側から東電に電力を融通してもらうことになるんじゃないかと勝手に想像している。
 なもんで、中部エリアの方々には今後暫く間接的にお世話になるはずなのでよろしくお願いしますと言いたい。

 ・これは極個人的な意見なのだが、今後復興を進めていく東北地方のために、ある程度直接的にできることを考えたが、今すぐボランティアができる訳ではない。
 どのみち交通網も完全復旧には時間がかかるだろうし、無理に行ってもかえって迷惑になるはずだが、そうならなくなった段階で北方に行きたいと考えている。
 できるだけ、向こうに行って物を買うとかしてお金を使うことが、街の活気を取り戻すために少しでも役に立つんじゃないかというのは勝手な考えだろうか。
 仙台やその南の角田市にも、以前美味しい食べ物飲み物を頂いた店があったりするし、そういう所に力を貸したいと考えた時、やはりそこに行って飲み食いして少しでも店のためになりたいと思ってる。まあ美味いものを飲み食いしたいだけと言われればそうだが…

 ・宮城、岩手の海岸沿いの地域で、今回津波に見舞われたところについては、恐らく田畑はこの先ずっと塩分が残って農業を続けるにはかなり厳しくなるんじゃないかと想像する。
 俺は農業方面は全くド素人なので分からないが、稲や作物で塩分に強い品種があればよいが、無ければ今後品種改良などで作っていくことはできないのだろうか。
 相当な範囲の農地が、今回の津波で将来的にも農地として使えなくなるというのは、国家的損失と言えるので何とか研究を進めていって欲しいと思う。


 と色々書きなぐってみたが、とにかく自分にまずできることは、自分に課せられた仕事をこなすことかなと思う。
 輪番停電の関係で、その時間PC・ネットが使えないことを考えるとどこまで業務が遂行できるか分からないが、自分にできることをやるしかないね。

 これからは日本の全員がたたかって行かねば!