贄川駅~平沢北
空腹を凌ぎ、気を取り直して出発です。
歩き始めると直ぐに立派で大きな「贄川宿」の看板。
改めて「贄川宿」だあ~と自分に気合いを入れる。
数分で関所橋を渡り左の道へメロディ橋を渡り贄川宿となる。
そう言えば片平の集落出口で出会った同年輩のご夫婦が言っておられた。
楽しそうに「鐘をならしてください」と、この橋の事だったらしい。
順番にたたいていくと木曽節が聞こえるとの事。
私は手でゴロゴロとなでてしまった、メロディ?でない?
壊れているのかな?と思ったが通り過ぎて思った事(硬いものでたたけばでたかも?)
戻る気もなく振り返り思う。
本来の旧道を通れば関所の前を通るはずだが,今は通行出来ない。
右が行き先だが,左への逆方向に行くことにする。
メロディ橋には戻らなかったが、関所へは是非お目見えしなくてはと言っても左へほんの数歩だ。
中を見学はしなかったが外観だけでも拝見。
すると受付の女性が声をかけてくださった。
もうすぐ13時、そろそろやどの心配をしなくてはと気がつく。
係の女性はとても親切でした、この先観光地である奈良井宿が控えていた。
お勧めの宿数件の情報を頂、電話で交渉。
明日の出発を少しでも先へ延ばしたく,奈良井宿のはずれの宿舎に先ずは連絡するも満室。
宿場のメインは高そうで不安だった。しかし、ここはどこも同じくらいであった事が後で判明。
評判の良い、伊勢屋に電話すると最後の部屋有り。
素泊まりの有無を聞くと食事付のみとの事。
料金もそうなのだが、最近の旅館は就寝前なのに食事の量が多いと思うだけで満腹感で苦しくなる。
仕方ない、彼女のお勧めの蕎麦を遅い昼食にする予定だった。
駅でとりあえず空腹は凌いだし、又3時のおやつで空腹を満たして夕食に備える事にする。
奈良井宿に向かって進む事にする。
贄川宿の集落は江戸時代からの建物も数件残っていて当時の宿場町の賑わいをしのばせる。
贄川からは「信濃路中山道自然歩道」の案内標識を頼りに歩く。
贄川栃ノ木の大木、押込の一里塚後を過ぎ深い谷間の道を歩く。
押込め一里塚の手前頃から漆の文字が頻繁にでて、立派な店構えも見えてくる。
14時過ぎ、木曽暮らしの工芸館、木曽漆館で一休み。
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