須原~
須原の宿を8時過ぎに出発、何も考えず大きな須原宿の立て看板をみて19号線を歩き出す。
歩き出して木舟の文字と観光用の木舟(その時は観光用とは思わず)なんだか変だなと思いながらも中山道と信じてあるく。大きな四つ角に定勝寺(じょうしょうじ)有りの文字に魅かれるように左へ入る。
なんといかにも中山道の雰囲気、思い出した昨日は倉本駅から須原の駅まで電車でスキップしたことを。
道をそのまま進むとやはり間違っていた事を確信する。
もう30分位歩いている、どうしよう
戻ると言う作業が、あるくものにとって凄くすごく心身に負担を感じる作業なのだ。
でも、このまま進む事は出来なかった。
そこで見る風景はまさに中山道なのだ。
そうするうちに昨日宿へ行く為に曲がった道にたどり着く。
そうそうここよここから出発しなくては、気持ちも新たに歩き始めます。
古い家の間を水が流れ両側に道がある。
江戸時代の宿場の原風景他ではあまり見られない。
定勝寺にも立ち寄りました。
今から600年前の室町時代初期の創建の古刹、本堂、庫裏、山門が桃山時代の建造物として国の重要文化財に指定されています。
「鶴亀蓬莱庭園」を拝見、山門前には百羅漢があり立ち寄って良かった見応えのある定勝寺でした。
野尻宿へ向かいます。
京都なら、珍しくもないかもしれませんが、
この山の中の宿場町で、
こんな立派なお寺に出会うと感動しますね。
4月には又スペイン巡礼に出ますので,早くコラム終らせたいと思っています。撮りためた写真を見て思い出しながらかいています。