Rionegro del Puente~Mombuey8.5k~バス~Puebla de Sanabria 41.5k 標高805~890~920
雨は降っていなかったが寒い朝だった。
今日も最後にアルベルゲをでる。
規則ギリギリの8時半を過ぎていた。
出発間もなく一人でマイペース、咳が出て苦しかった。
なだらかな上り坂、荒涼とした赤い土の大地を一人歩く。
Mombueyまで8.5kそこへ行けば病院がある、そこまで頑張ろう。
Mombueyに着いたらSにめーるして、病院に立ち寄ることを連絡することにしよう。
そして、私に構うことなく自分のCaminoをペースを守って歩いてくれるように伝えよう。
そんなことを考えながら歩いていると、ちょうど6k地点に彼女が休んでいた。
私を気ずかって待っていてくれたのかもしれない。
そこで、メールするつもりの事を伝え先に進んでもらう。
後2.5kとにかくたどり着かなくてはと思いながら歩いていく。
先を進んだはずのエリー&テリーがいた。
彼女たちは、Mombueyでバスに乗る事を決めていた。
私は医者に見てもらってから決めると話した。
12時少し前に到着。
彼女たちとフランスの女性がバルで休んでいた。
声をかけてくれてバスの時間を教えてくれた。
私はその後の事も決めていないので、荷物を持ったまま病院へ。
まず薬局があったのでそこで病院の場所を聞く。
疲れていたのだろう、薬局のすぐ後ろが病院だった。
受付で咳が出ている事を告げると13時過ぎにドクターが来るとの事。
バスが14時半だと告げると、13時15分に受け付けに来るよう言われる。
一旦バルに戻りエリー達と合流、暖かいカフェコンレチェとサンドイッチを注文。
エリーに荷物を減らす事と、Santiagoの郵便局にとりあえず不要のものを送る事を勧められる。
なるほど、荷物を少し点検して彼女達に「そんなものはいらない」とアドヴァイスを受ける。
なぜか溜まった洗濯ばさみが20個近くあった。
そしてSantiagoに送る荷物。
13時5分(約束の10分前にはといつも思っている)に病院の受付に行くとすぐにドクターが来て彼の診察室へ導かれる。
言葉の壁はあったが、私の症状は軽く説明は簡単ですぐ理解してくださった。
気さくで気を張らなくて良いドクターだった。
通常は処方せんを書いてもらい薬局に行くのだが、時間のない私のために、奥へ行き必要な薬を渡してくださった。
地獄に仏とはこういうものか感謝感謝だった。
なんどもお礼を言って、バスにも間に合い41k先のPuebla de Sanabriaまで進む事になる。