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ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月20日27日目(火)

2015年09月10日 | 巡礼銀の道

Tábara~Santa Marta de Tera 23k 標高745~740

6日ぶりにKと再会してやっと歩き出したのに、昨日のアクシデント

こんなことってあるの

なんと言って良いのかSevillaでの発熱から始まり、なぜ彼女だけに次々と災難が降りかかるのか?

何十年も登山の経験を積み重ねてきた彼女だった。

いつも仲間と楽しく登っていたとのこと、しかもいつも彼女が計画を立てていたとか。

私が仲間と海外の旅をしていたように彼女も仲間と先頭に立って1週間の縦走もやってのけていたとのことだった。

私の旅に比べればよほどの知識がなければできないことではなかったのか

もちろん国内での旅だったとはいえ、適当にできる観光旅行とは訳が違う。

訳がわからなくなってきた。

とりあえずなんとか体調を整え早く復帰してくれることを祈り、私たちはまた二人の巡礼に旅発つ。

綺麗な朝焼けだった。

 

みんなを見送り、上にかぶさる黒雲が気になりながらも萌える朝焼けを眺め30分後にKと別れ出発。

20分歩くとTabaraの町ともお別れでした。

1時間ほど歩いているうちに青空が時々現れ少しホッとしたりまた曇ると雨具をいつ出そうかと案じたり。

はっきりしないお天気だった。

 9時を過ぎるとSの姿はすっかりなくなった。

道は平らで歩きやすかった。

のんびりとマイペースで歩く。

おやSの姿が見えてきました。

私のあゆみもそれほど遅くなかったらしい

銀の道特有の赤い道、てくてくてく

 

さらに1時間半後、気がつけば前にも後ろにも誰もいない

赤い道だけでなくアマポーレが迎えてくれたり、林があったりと飽きさせない道です。

前にはペリグリーノの姿、でもすぐに先へ行ってしまいます。

此の塀らしきものは何時の頃のものだろう?もしかしてローマ時代だろうか?

想像を巡らしながら通過します。

午後1時本日の目的地 Teraの文字、心が躍ります。

しかも5分もたたず目的地手前のSantibanez de Teraに入ります。

ああもう少しだ

 

ここにもアルベルゲがあります。

通過中顔なじみに出会います。

ピエールにも出会いました、彼は気の毒そうに「もうアルベルゲはいっぱいだよ」と困り顔。

なんて優しいピエール、アンナもガブリエルも到着しているそうだ。

「大丈夫私たちはSanta Marta de Teraに泊まる予定なの」「今Sからベッドはあるとメールが来たのよ」

彼は安心したようです。

すれ違う仲間達も「あと2kだよ」と励ましてくれます。

これが手前のアルベルゲだった。

少し小雨に降られたけど2時前に到着でした。

新しいアルベルゲでした。