Granja de Moreruela~Tábara 26k(10kタクシー)標高705~745②
歩き始めは寒くて震え上がってしまった。
しかし、歩けば体がポカポカとしてくる。
三人の距離は段々と離れていく、Kは具合が悪いと言いながらも私よりどんどん先へいく。
どれほどの体力を温存しているのだろう、想像もつかない。
マイペースで進む、ところが10kを少し過ぎたところだったろうか?
いやもっと歩いていたかもしれない?
道を右に曲がると、「えっ」誰か?倒れている
だれ?Kだなんで?
うつ伏せに人が倒れている大きなザック間違いなくKです。
なんと声をかけたら良いのか?一体どうなっているのか?
私の動転というより何が起こったのか暫く理解で来ませんでした。
倒れてから少し時間が経っていたらしく、私が声をかけると気が付いてようでした。
曲がり角でバランスを崩し、背中の重みで思うようにいかなかったようです。
少し休み、歩けるというのでゆっくり歩き始めました。
直ぐにTábaraの街に到着しましたが、アルベルゲまでそこから長かった。
街に入るとピエールと出会いました。
なんだかとてもこころ強かったのを覚えています。
そこへSからのメール、ベッドの残りは後5つ。
ピエールの連れは後から来ているとか、私たちを合わせるとちょうど残りのベッドは満杯に成る。
そう言われても、これからそのアルベルゲを探さなくては。
結局街のはずれにあり、私たちはなんとか間に合いました。
心配していた二人も間に合い5人ともベッドを確保できた。