ぶらりぶらり

今日が一番

自分らしく・・・映画「星の旅人たち」観てよかった~ Buen Camino

2013年05月04日 | 「北の道」巡礼

思いかけず「星の旅人たち」という映画を見る機会があった

還暦記念に歩いたフランスの道を懐かしく見た。

又昨年歩いたときの感情がよみがえり、あらためて2ヶ月半の間の気がつかなかった自分の感情を知ることになった

「そうだ!あんなことを感じていたな~」なんて

あの時、帰国後、そしてこのブログで記録している時すっかり忘れていた事が

実際はあんなにかっこ良くなかったなあ~

人と一緒に歩くのが苦手な私、きっとペースが遅くてだれとも一緒には歩けない。

その時の気分や体調で遅かったり早かったり、10kも歩けないときもあれば一気に40k位歩ける日もある。

確かに、数人でずっと歩いていた人達もいたな~彼らは決してグループではなかった。

数日後に出会うとメンバーが変わっている事もしばしばだった

映画で息子役であり監督のエミリオ・エステヴェス,さすが親子そっくりなのに名前が違っていたので検索してしまった

http://movie.walkerplus.com/mv50376/

http://tokokonats.exblog.jp/18403776

主演が団塊の世代のマーティン・シーンだったから余計面白かったのかな?

でもあの4人かっこよすぎるよ

でも最後なんでムシアだったのだろう???フィニステーラではなかったんだろう

 


巡礼(北の道)34日目・・・2012年5月22日

2013年05月03日 | 「北の道」巡礼

34日目(5月22日)バスで移動ゆえ歩数無し39.4k:Arzua~Santiago de Compostela

一晩中の咳で迷惑をかけたことを同室のペリグリーノに詫びた。

もちろん皆は暖かく私の体に気遣ってくれる、感謝,感謝だった

外は雨、5年前フランスの道を歩きこの道は既に歩き済みでバスでSantiagoまで行く。

風邪気味の私が雨の中を歩くことをせずにバスという手段を選んだことは正しかった.

誰も攻める人はいないのに納得させようとする私だった。

 

車窓からペリグリーノ達が歩いている姿にチョット胸がキュン!!

途中からバスに乗るペリグリーノもいた、これでも良かったかな?

歩いた風景とはやはり車窓は違い新鮮さも感じた。

バスターミナルに到着そこからカテドラルまで30分歩く,良かった(*゜ー゜)>町なかで降りるのはどうも・・・

雨はすっかり止んでいて、リュックを背負い少しでも歩いてゴール出来ることに感謝

カテドラルのてっぺんにはヤコブ様がいらっしゃいました。

  

先ずはペリグリーノオフィスへ、数件右側に移動していました。

門をはいると目の前に優しい目をしたクラウディアがいた。

お互いにゴールしたことを喜べるこの瞬間が好きです

 


巡礼(北の道)33日目・・・2012年5月21日Part3

2013年04月29日 | 「北の道」巡礼

33日目(5月21日) Sobrado dos Monxes~Arzua36683(30914)27.3 Part3

AがArzuaに到着時自転車母娘に出会い,彼女達が泊まるアルベルゲを紹介されていた

私営アルベルゲ(Arzuaのアルベルゲは殆ど私営)をメールで受け取っていたので私もそちらへ向かう

兎に角先に入っている宿を探す作業ではこれまで2度大変な思いをしている。

その度に、無理に待ち合わせない方が良いと思うことが多かった。

しかし、今回はゴールへの最後の宿なのでそう言う訳にはいかなかった。

幸いここはペリグリーノだらけだった。

路を歩く人も多く、アルベルゲがなんであるかを知らない人は少ない。

探しまわるより聞く方が早い、丁度そちら方面へ行く方に巡り会い無事到着。

まだシーズンオフなのでベッドはがら空きだった。

Aと再会、とりあえず食料の調達に外に出る。

ふたりとも疲れていてレストランの食事は考えられなかった。

何処を除いてもその気にならない、グルメのAがその気にならないのだ(とても珍しいこと

お米を購入しておにぎりをつくる、自転車母娘を誘いおにぎりパーテイになる。

  

一区切りが付く直前というのに私は風邪を引いてしまった。

咳がひどい、医者からの薬を持ち合わせていた。

いつものパターンの風邪なのでこの薬が効くはず。

しかし、一晩中咳が止まらず泊まり客が少なかったがAや母娘には迷惑をかけてしまった。

ここからゴールまでは5年前に既に歩いているのでバスで行くことにする。

バス停も宿のそばだった。




巡礼(北の道)33日目・・・2012年5月21日Part2

2013年04月26日 | 「北の道」巡礼

33日目(5月21日) Sobrado dos Monxes~Arzua36683(30914)27.3 Part2

アストリアでは道しるべが少なくてペリグリーノ泣かせだったが、Lugoやここガルシアでは道しるべがたくさんある。

しかも残された距離が刻み込まれていて楽しさもひとしおです。

全般を通じ厳しいコースでした終盤に近づくとなだらかな道が多くなりました。

    

食事も終わり歩きを再開です

11時半頃幹線道路から離れ右に入ります

   

12時半頃SENDELLE到着、教会のミニショップあり。店番を信者の方が交代でやっておられた。

その前にある”St.a Maria de Sendelle“の管理をまかされているようだ。

12世紀作られ18世紀にリニューアルされた小さな教会の壁画を見学

運良くスペイン語と英語が話せるスイス人のロベルトと一緒に歩いていて通訳してもらえてラッキーでした

柱の一つは昨夜泊まったSobradoの修道院で使われている石と同じという事だった

     

そろそろロベルトの速度について行けなくなってロベルトとはお別れ。

 

15時道路沿いの門扉にアルベルゲと矢印が見え始めArzuaに到着。

 

Arzuaはフランスの道と北の道の合流点アルベルゲやホステルが道路沿いに沢山あります。

 

    



巡礼(北の道)33日目・・・2012年5月21日

2013年04月26日 | 「北の道」巡礼

33日目(5月21日) Sobrado dos Monxes~Arzua36683(30914)27.3

本日の目的地Arzuaはフランスの道と北の道の合流地点、5年前泊まった所、いよいよ終盤です。

決して寝心地の良いアルベルゲでは無かったが、ここは巡礼者だけが泊まることの出来る修道院でした。常に温かいシャワーがでる寝心地の良いアルベルゲが増え、ペリグリーノである私達少し贅沢になっているようで・・・反省です

 

入口にあるバルで朝食をとる、Aはまだ食べたくないというので先に行ってもらう。朝食を食べないと歩けないわたしですゆっくり優雅にいただきましょう

自転車のドイツ人母娘とマリアも食事中でした。Castroで知り合った時マリアは一人だったのだが今回はパートナーがいるようです。

巡礼中にいつの間にかカップルが出来上がっているのを良く見かけました。しかし、即恋愛に結びつけることは出来ないようで,すっかりそんな時期を過ぎてしまった団塊の世代ばあさまには良く解らない問題ではあります

「いっしょにいるのだれ?」なんて無粋なことはいたしません、ここは年の功今までずっと一緒だったように会話にはいります、同じペリグリーノです話題には事欠きませんは~い

8時を過ぎてwifiでメールをチェック後スタートです

曇がいっぱいでいつ降り出してもおかしくない空模様です

歩き出すと後60キロほたての道しるべ、今日の目的地Arzuaまで20キロ強です

無理をしないで足と相談しながらあるきます

前を楽しそうに歩く青年がいる、せなかがとても楽しそうに見えたのだ。

じつにマイペースな歩きでつい声をかけてしまった

彼はスイス人ロベルト、祖母がスペイン人なのでスペイン語ができるそうだ他にも数カ国語

     

10時頃不思議な十字路に立つ、前後左右ほぼ同じ風景。右折ホタテの方向へ歩く

10時半Corredoiras到着、約9キロ歩いたようだ

バルがあるので休憩、Aもここで食事をしたらしい1時間位前に出たという。

朝食には大きなクロワッサンとカフェコンレチェのみマリアがトマト付のトーストを食べていた。私の頭の中にはあの鮮やかな赤いトマトがチラチラしていた

トマト付のトルティーヤを注文、先にバルに到着して既に食事中のロベルトは私のお皿をみて更に同じものを注文若いから沢山食べれるわねえ

その時カウンターに座っていたじいさまたちから日本語が飛び出す。フランスのおっちゃんが以前日本に来られたとか国際交流の始まりですスペイン人のペリグリーノと歩いておられた

   



巡礼(北の道)32日目・・・2012年5月20日Part4

2013年04月23日 | 「北の道」巡礼

32日目(5月20日)18,614歩 13.7k : Sobrado dos Monxes

2時半、カップルには本当に感謝してお別れをする。

見上げると1000年の歴史を感じるカテドラルに圧倒されそうだった。

チェックインは16時半、それまで入口のカフェで過ごす事にする。

チェックイン後中に入ると懐かしい顔があり、お互いが無事を喜び合う。

デンマークのアン、イタリア三人組、自転車の母娘、Castroで知り合ったドイツのマリア。

ベッドはほぼ満員で上段のみがあいていた。

     

21時半には、ミサがあるというので参加してみた。

信者でもない私には疲れもあり睡魔とのたたかいだった。

終了後就寝



巡礼(北の道)32日目・・・2012年5月20日Part3

2013年04月08日 | 「北の道」巡礼

32日目(5月20日)18,614歩 13.7k : Teixiro Bajar ~ Sobrado dos Monxes  Part3

ホスピタリティはTeixiroから2kと言ったのにもう2kなんて問題じゃないくらい歩いているよね~ きっとホスピタリティはここを歩いていないのよ

私は気がつきました、きっとTeixiro とSobradoの境目までが2kだったんだよ。

広いアスファルトの路が果てしなく続いていました。

歩く,歩く、お堂の様なものがあり前にベンチがあります。

チョット休憩していると私達を見ながら通り過ぎる車があります。

ヒッチハイク??勇気が出ません。

そのうちAの腰の状態は限界にきました、ガソリンスタンドです。

パトカーと若いカップルの乗った車が給油しています。

先ずパトカーに近づきアルベルゲまでの距離を尋ねます”2キロだよ”「グラシアス」

乗せてとは言えなかった、そう言えば以前若いお巡りさんが駅舎のアルベルゲまで乗せてくれた事があったなあスペイン人お決まりの2kです。

でもその時はそんな風には思わなかった。

2キロならあの若いカップルに頼んでみよう。

2キロくらいならたとえ目的地が逆方向でも,ちょっと遠回りでも大丈夫かも

チョットイケメンの青年と可愛いお嬢さんのカップル、気持ちよくOK

Aの困った状況を何とか説明、私は後2キロなら歩こうと思っていた。

彼女だけおねがい・・・甘えちゃいかんわたしは必死だった。

でも優しい美形カップルはそんな事言わないで一緒にと言ってくださった

今回は本当に2キロだったようです。余裕がなくてお二人の写真ナシ

到着したアルベルゲは1142年に出来たMonastetrio de Santa Maria de Sobradoという由緒正しい修道院でした。やはり汽車から降りてチョット2きろを歩いては泊まれない所でした。

私達はどのような路を歩いたのだろうとチョット調べました。

駅からアルベルゲまで11キロと判明。

紫の線が巡礼路、赤の矢印は汽車、そして私達が歩いた11キロは紫の矢印でした。

  



巡礼(北の道)32日目・・・2012年5月20日Part2

2013年04月07日 | 「北の道」巡礼

32日目(5月20日)18,614歩 13.7k : Baamonde ~(汽車) Teixiro Bajar  Part2

Teixiro Bajarに10時50分頃到着、Sobrado の文字に気持ちはもう40分後位には目的地到着気分だった

歩き始めて10分後にバル発見少し早い昼食”カフェオーレ、トルティーヤ、パン”を頂く。

wifiがありチョットメールなどチェック 余裕です

   

食事も終わり、春のいぶきを感じ、庭の美しさに感嘆しながら進む私達

13時半なかなか先が見えてこない?公園のベンチで休憩

何か嫌な予感がする私達

通りすがりのお兄さんに”Sobrado のアルベルゲは?”

”5きろ以上さきだよ”「えええええ そそんなバカな

駅から2きろのはず

   

何をいっても無駄です、先へ歩くしかありません

 


巡礼(北の道)32日目・・・2012年5月20日

2013年04月05日 | 「北の道」巡礼

32日目(5月20日)18,614歩 13.7k : Baamonde ~(汽車) Teixiro Bajar ~ Sobrado dos Monxes

Aの腰は相変わらず本日途中のMirazまでの16kも無理。

ホスピタリティにSobradoまでの乗り物を使って行く方法を聞いてみる。

彼女スペイン語のみでなかなか意思の疏通が困難

ドイツ人母娘Christl(クリスティル)Christiane(クリスチアーノ)の娘さんの方はバイリンガルでもちろんドイツ語の他英語、スペイン語が出来た

私達をいろいろ気遣ってくれすっかり仲良しになる

そんな訳で、ホスピタリティからの説明も何とか

汽車でTeixiro Bajarまで行きそこからSobradoまで2kというのだ、2きろ歩ける

汽車は10時20分発、皆を見送り駅へ向かう。

 

    

          



巡礼(北の道)31日目・・・2012年5月19日Part4

2013年04月03日 | 「北の道」巡礼

31日目(5月19日)37077歩27.5k : Vilalba~ Baamonde Part4

朝霧の中を出発してずっと良い天気だった 

午後1時半馬の親子を見てほのぼの何もかもが順調

ところが2時近くなり空模様が・・・でもホタテと矢印を見るだけで幸せでした

体調も良く、これならBaamonde迄ではなく更に16k先のMirazまでもいける気がしていた

    

2時半頃パラパラと降り始めリュックから雨具を出そうとしたとき、私のリュックの状態に気がついた

なんと肩のベルトが糸三本でかろうじて繋がっているOh my Rucksack 

15年前に買った物だが一ヶ月この重さに耐えきれなくなったらしい。

手ぬぐいで補強し使うがいずれどこかで購入しなくてならないだろう

折角体調も快調になり始めていたのに残念

Aからメールがはいり、アルベルゲに既にはいっていてベッドを確保してくれていた。

巡礼路を楽しむどころではなくなった、余裕をなくしてその後の写真無し

アルベルゲには昨夜一緒だったスペイン4人組とドイツのオッチャンふたり連れ。

また自転車ペリグリーノが多かった。

雨にぬれ、せんたくしたものの乾かないと思っていたら館内はヒーターが効いていて全て乾燥

自転車で巡礼中のドイツ母娘と交流、素敵な母娘だった

   

又おもしろい自転車オッチャンにであう

クレデンシャルを高く積み上げ点検している自転車オッチャン

添乗員?後日聞いたのだが彼は2年半巡礼をしているバルセロナ在住のスペイン人。

歩いているといろんな人に出会うものだあまり人の事は言えないわ・た・し