現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

七年目の浮気

2021-09-07 17:32:18 | 映画

 1955年公開のアメリカのコメディ映画です。
 結婚して七年目が浮気の危機で、特に夏季休暇に避暑地へ家族を送り込んだ夫が危ないという通説(?)に基づいて作られています。
 小心なくせに性的な妄想癖のある中年男が、若くて超絶美貌(金髪で可愛いお人形さんみたいな顔(しかもセクシーなほくろ付き)とそれとアンバランスな極限までセクシーな肉体。なにしろ二十代の一番魅力的だったころのマリリン・モンローですから)の女性と知り合って悶々とする姿を描いています。
 妄想男役のトム・イーウェルの達者な一人芝居も見もの(ゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞しました)ですが、この映画の最大の魅力はなんと言ってもマリリン・モンローでしょう。
 マリリン・モンローと言えば、50年代から60年代にかけてのセックスシンボルですが、今の基準で言えばセクシーなシーンは驚くほど少なく、彼女の可愛らしさや無邪気さの方が強調されているので、男性ファンだけなく一般的にも受け入れられたのでしょう。
 有名な地下鉄の通気口からの風でスカートがめくれるシーンもあるのですが、ぐっと抑えた演出になっています。


 


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