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読書録「ロマの血脈(上)」

2017-07-12 | Weblog
読書録「ロマの血脈(上)」3

著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫

p231より引用
“「人間の脳波電気信号の集まりで、新しい
信号への適応能力もあるため、機械へと接続
することが可能だ。ある意味、人間は生まれ
ながらにして完璧なサイボーグであるとも言
えるな」”

 機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第4弾上巻。
 憂鬱な用事のはしごの途中、ホームレスに
近づかれた主人公・グレイ。施しの気持ちを
渡そうとしたところ、反対に手のひらに硬貨
を乗せられ…。

 上記の引用は、人の脳と機械について書か
れた話でのシグマの学者の言葉。
人間が元々サイボーグであるとの解釈が一般
的になったら、その次は、ロボットが人種の
内の一つとして認められる日がくるのかもし
れませんね。まだまだ遠い未来のことで、私
が生きているうちに実現することはなさそう
ですが。
 人の持つ超常の能力と科学との関わりが書
かれていて、少々オカルトな感が強い気がし
ます。しかしそのうち、そういった超常の能
力も、科学的に再現されるのではないだろう
か、と期待してしまう書かれ方です。

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