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読書録「干物妹!うまるちゃん9」ほか

2021-11-22 | Weblog
読書録「干物妹!うまるちゃん9」3

著者 サンカクヘッド
出版 集英社

p80より引用
“楽しみって勝手に起こるんじゃなくて…
こうやって探してくもんだったんだな”

目次より抜粋引用
“うまると家具
 うまるとドーナツ
 うまると卓球
 うまると夜桜
 うまると暗闇”

 家の外と内で見せる姿がまるで違う女子高
生とその兄の日々を描いた、日常系漫画。
 絵本作家になる目標を達成するための一歩
として、出版社へ原稿を持ち込んだきりえちゃ
ん。うまるに付き添ってもらいながらも編集
者に原稿を見てもらったところ…。

 上記の引用は、兄・タイヘイの同僚・ボン
バがうまる達と遊んでの胸の内。
行動することが幸福であるというのは、色々
な偉人が昔から言っていることのようです。
気持ちの疲れも体の疲れも、体を動かすこと
で解消されるとも言われているようなので、
休みの日程運動した方が良いのかも知れませ
んね。
 初期の頃のぐうたらさ加減が、随分影を潜
めてきているように感じます。主人公たちの
変化は良い方向へ向かっていますが、だらだ
らした様子を見るのが好きだったファンにとっ
ては、方向性が違ってきているかも知れませ
ん。

ーーーーー

読書録「干物妹!うまるちゃん10」4

著者 サンカクヘッド
出版 集英社

p41より引用
“普段 家にいるお母様達のオシャレの場・
三者面談!!
いかに普段から美を意識しているかが試され
るんですわ!”

目次より抜粋引用
“うまると接待
 うまると叶
 お兄ちゃんと夏の思い出
 うまるとお散歩
 うまると三者面談1”

 家の外と内で見せる姿がまるで違う女子高
生とその兄の日々を描いた、日常系漫画。
 主人公・うまるとすっかり仲良くなった元
ライバルで現友人・ヒカリ、彼女が気を利か
せて取り計らったおかげで、兄・タイヘイに
料理を教えてもらえることになったヒカリの
姉でタイヘイの上司・叶だった…。

 上記の引用は、うまるたちの三者面談に対
して、気合を入れてきた保護者たちを見ての、
シルフィンの台詞。
もう年十年も前のことになりますが、その時
もそんな感じでしたね。教室や廊下が化粧臭
くて嫌いでした。
 作中きっての良いヤツ・ボンバが、悩む話
があります。生きていれば、多くの人が思う
ことのある悩みかと思いますが…。誰もがボ
ンバのように行動することは、難しいのでは
ないでしょうか。生活に大きくかかわる決断
は、その場のノリで決めない方がいいでしょ
うね。

ーーーーー

読書録「干物妹!うまるちゃん11」4

著者 サンカクヘッド
出版 集英社

p8より引用
“どちらが普通でどちらが特殊なのか…
それは誰にもわからない…(作者にも)”

目次より抜粋引用
“うまるとカウントダウン
 うまると休み明け
 うまると停電
 うまると食べ歩き
 うまるとネットゲーム”

 家の外と内で見せる姿がまるで違う女子高
生とその兄の日々を描いた、日常系漫画。
 一年を無事過ごし、大晦日を穏やかに迎え
ている主人公・うまると友人・きりえちゃん。
しかしうまるは、その穏やかさに不満を感じ
ており…。

 上記の引用は、うまる達兄妹ときりえちゃ
んの年越しの過ごし方の違いについての一文。
人や地域によって、生活習慣は違っていて、
その数だけ普通は変化してしまうものかもし
れませんね。
 主だった登場人物は、妹と兄姉という関係
で繋がっており、一貫したテーマとなってい
るようです。兄弟姉妹のいる人であれば、何
か思うところがどこかに見いだせるであろう
作品ではないでしょうか。

ーーーーー

読書録「干物妹!うまるちゃん12」5

著者 サンカクヘッド
出版 集英社

p45より引用
“夏休みにみんなで北海道に行かない?”

目次より抜粋引用
“うまると登校
 うまるとパスワード
 うまるとファン
 うまるとデビュー
 うまると剣道”

 家の外と内で見せる姿がまるで違う女子高
生とその兄の日々を描いた、日常系漫画。シ
リーズ完結。
 出会いはライバルのようだったヒカリとも
すっかり仲良くなり、家で遊ぶ主人公・うま
る。宿題をこなしていれば授業に出なくてい
い特進クラスのヒカリは、どうやら学校に行
きたくないようで…。

 上記の引用は、友人たちを旅行に誘う主人
公・うまるの台詞。
初期の頃と比べると、別人のようなアクティ
ブさですね。まあでもそこは主人公、最後ま
でファンの期待を裏切らない姿を見せてくれ
ます。
 うまると友人達、全員が妹である彼女たち
と、その兄姉の関係が一通りうまく収まりを
見せて終わりを迎えています。私のお気に入
りのボンバも、新しい仕事をなんとかこなし
て、妹のきりえちゃんとも仲が戻りつつあり
一安心です。
 登場人物に嫌味な奴がほぼおらず、温かく
穏やかな気分で最後まで読める作品ではない
でしょうか。初期のうまるのわがままさを乗
り越えられると、後は気にならないのではな
いかと思われます。

ーーーーー

 

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