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読書録「孤独のグルメ」

2020-01-03 | Weblog
読書録「孤独のグルメ」4

原作 久住昌之
作画 谷口ジロー
出版 扶桑社文庫

p123より引用
“モノを食べる時はね
誰にも邪魔されず
自由で なんというか
救われてなきゃあ
ダメなんだ
独りで静かで
豊かで……”

目次より抜粋引用
“東京都台東区山谷のぶた肉いためライス
 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司
 東京都台東区浅草の豆かん
 東京都北区赤羽の鰻丼
 群馬県高崎市の焼まんじゅう”

 個人で輸入雑貨貿易を営む男を主人公とし
た、グルメマンガ。同社刊行作加筆文庫版。
 仕事に使う物件を確認した帰りに、空腹を
抱えたまま見知らぬアーケード商店街に迷い
込んだ主人公・井之頭五郎。とにかく腹を満
たしたくて、通りにあった食事処へと飛び込
んだ…。

 上記の引用は、食事中にアルバイトに対し
て横柄な態度をとり続けた店主に対する、主
人公・井之頭五郎の台詞。
日々の忙しさの中、食事中くらいはそのこと
に集中したいものです。気分よく食事をする
ことが出来るようなお店に出会えたら、それ
だけで幸せなのかもしれません。
 ドラマにもなっていて有名な作品です。中
年のおじさんが主人公で、街中の普通の食べ
物を食べているだけなのですが、不思議な雰
囲気が魅力です。背景の書き込みや、モノク
ロなのに美味しそうな食べ物の絵など、しっ
かりと作られているからでしょうか。
作中の名前は違うようですが、実在している
お店をモデルにしていて、実際に食べに行け
るところも、ファンには嬉しいところでしょ
う。
 主人公が食後にたばこを一服するシーンが
良く描かれていますが、こういうシーンを描
いた漫画が、そのうち読めなくなるかもしれ
ませんね。

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