サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
エビネ・1~名前
東京薬科大自然観察路の「エビネ(海老根)」。ラン科エビネ属の多年草。塊茎が海老の尻尾に似ていることから、この名前がついたようだが、花の形をじっと見ていると、これもまた海老の尻尾に見えてくる。花はもう枯れかけていて、形が整ったものがほとんど無かった。オマケに写真までピンボケでこれは来年の宿題。
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ペラペラヨメナ
ハルジオンの仲間の「ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)」。キク科の多年草でアメリカ原産の帰化植物。葉が薄いのでこの名前だが、ちょっと可哀想な名前。花は咲き始めが白色で、次第にピンク色に変色する。赤と白の花が同時に見られるので、別名を「ゲンペイコギク(源平小菊)」と言うようだが、こちらを正式名にしてあげたい。
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ウワミズザクラ・2~実
花をもう少し見たかったが、あっという間に花は散りそのあとに実ができていた「ウワミズザクラ(上溝桜)」。これがこれから赤く熟していくようだが、既に粒がいくつか取れていて、熟す頃にはずいぶん歯抜けになっているかもしれない。
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タケニグサ・4~成長
この「タケニグサ(竹似草)」は日当たり十分で伸び放題。あまり伸びすぎると、結局草刈りの標的になる。世の中はほどほどがちょうど良い。6月下旬には白い花をたくさん咲かせるが、果たしてそこまで残れるかどうかだ。
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シライトソウ
姿を見てとてもユリ科の花とは思えず、ヒトリシズカを思い浮かべてしまった東京薬科大自然観察路の「シライトソウ(白糸草)」。ショウジョウバカマがユリ科だと聞けば、なるほど納得できる。色が違うが、試験管を洗うあのブラシの形そっくり。ところが学名のキオノグラフィスは “雪の筆” と言う美しい意味で、試験管ブラシの発想はちょっと拙かった。
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エンレイソウ・2~実
春先に渋い色の花を咲かせていた「エンレイソウ(延齢草)」。再び東京薬科大を訪れてみると緑色の実ができていた。和名の延齢を見ればその実ば身体に良さそうだが、秋には黒く熟して食べられるようだ。但しここの実を採るわけにはいかない。
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タケニグサ・3~若葉
道端で急に目立ちだした「タケニグサ(竹似草)」。ケシ科タケニグサ属の多年草で高さは2メートルにもなる。名前の由来は竹と一緒に煮ると柔らかくなるという俗説もあるが、茎が中空で竹に似ていることが正しいようだ。また竹のようにすぐに背丈が伸びるし、花のあとのサヤが風に揺れて竹やぶの笹のようにサラサラと音を立てて鳴る様子に重ねたのかもしれない。茎を切ると黄色い乳液が出るがこれはアルカロイドを含む毒だが、皮膚病の薬にもなるらしい。
この若葉は、小山内裏公園の道端で見つけたものだが、日当たりの良いところでは既に70~80センチにもなっている。
この若葉は、小山内裏公園の道端で見つけたものだが、日当たりの良いところでは既に70~80センチにもなっている。
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サラサウツギ・1~花
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ニシキウツギ・2~花
鑓水公園の「ニシキウツギ(二色空木)」。紅白二色の花だが、最初は白い花が咲き、それが次第に赤くなる。当然ながら蕾は白で、赤は無い。ハコネウツギも同じように白から赤に変化する。ニシキウツギとハコネウツギの区別を調べると、ニシキウツギは山地に多くハコネウツギは海岸付近に多いとの説明。しかしその中間もあるのでこれは明確な基準にはならない。もうひとつの違いは漏斗状の花筒の形にあり、ニシキウツギは漏斗形が基部からゆるやかに広くなり、ハコネウツギは途中で急に太くなるようだ。確かに上の赤いほうの花筒の広がり方はゆるやかだが、下の白いほうは、何となく途中から急に膨れているようにも見える。ここはとりあえずニシキウツギとしておいて、もう少し見てみよう。
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