ハナウド

 セリ科の多年草の「ハナウド(花独活)」。ウドと名がつくがウドはウコギ科で無関係。セリ科の仲間のシシウドも複散形花序という同じような花の咲き方をする。ハナウドのほうが水辺を好むようだ。これは東京薬科大自然観察路の小川沿いのもの。
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カルミア・3~開花

 砂糖菓子のような蕾の次はパラソルのような花。蕾も花もどちらも可愛らしい「カルミア」。先週撮った写真は雨で傷んでいたので、撮り直して再登場。これは大平公園付近の高さ2メートル以上の樹。カルミアがここまで大きくなるとは思いも寄らなかった。
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スイカズラ・1~花

 たびたび “科” で登場するので、花が見たかった「スイカズラ(吸葛)」。これは東京薬科大キャンパスのもの。常緑性のつる性木本で、冬でも葉をつけているから、漢名を “忍冬”。 あのツキヌキニンドウの名もこれから来ている。花の蜜を吸うことが “吸葛” の由来になっているようだ。それならば蜜を吸いたかったが、それを知ったのは帰ってから。
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テイカカズラ・1~花

 長池公園のフェンスに絡んでいる「テイカカズラ(定家葛)」。キョウチクトウ科のつる性常緑木本。藤原定家の想いを寄せていた式子内親王の墓に絡んでいたのがこのテイカカズラ。冬に羽毛のついた種子ができるらしい。
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オモト

 ここに住み始めてから庭に植えっぱなしの「オモト(万年青)」。時々枯れた葉を切り取るくらいで、ほかには手が掛からず素人園芸家には大変有り難い。草むしりをしていて根元を覗くと黄色い花ができていた。オモトは縁起物で新築祝いに贈られることが多い。これも我が家に何か良いことをもたらしてくれるはずで、枯らしてはならない。ところが手を掛け過ぎて枯らした花も数多く、この塩梅がなかなか難しい。
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トベラ・1~名前

 堀ノ内トンネル付近の道端に咲く「トベラ」。トベラ科の常緑低木で乾燥に強いため道路の緑化帯などに使われている。花を見たことが無かったので、注意していたらようやく白い花をつけた。漢名が見当たらないので、トベラは外国語だと思っていたら、何と “扉” が転訛したとの説明。俄かには信じ難かったが、どうも節分に、扉にこれを挟んで鬼を追い払うらしい。ヒイラギのように葉先が尖がっておらず、とても柔らかい感じの丸み。魔よけの効果が良くわからない。
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