ヒレハリソウ

 なかなか名前が見つからなかった「ヒレハリソウ(鰭玻璃草)」。ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草。ヨーロッパ原産で別名は「コンフリー」。一時、健康食品としてブームになったようだが、全く知らなかった。今はブームも去り、あちこちの道端で野生化しているようだ。これは別所一丁目京王線高架下の道端に咲いていた。クレージーキャッツの谷啓さんが 『ガチョ~ン! ハラホロヒレハレ~』 と言ったからではなく、茎にヒレ(翼)があることが、名前の由来。
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フタリシズカ・1~花

 松木日向緑地下の道路脇に咲く「フタリシズカ(二人静)」。センリョウ科センリョウ属の多年生草本。花序は2本のことが多いのでこの名前だが、写真はどうも4人のようで、 “静” ではなくちょっとかしましい。この花には花弁がなく、雄しべの花糸が3つ米粒のような形に固まって、雌蘂がその中に埋もれている。可憐な感じというのなら、やはりヒトリシズカのほうに分がありそう。
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カワラナデシコ・2~名前

 ナデシコ科ナデシコ属の「カワラナデシコ(河原撫子)」。河原だけでなくどこにでも生育している。秋の七草のひとつだがちょっと気が早い。 “撫子” と言えば、昔はおしとやかな日本女性の形容詞だったが、最近は “ナデシコジャパン” など、活発なお嬢様方を指すようで、日本語もずいぶん使い方が変わってきた。いや、ナデシコジャパンのメンバーがおしとやかではないと言っているわけではなく・・・。  『この料理は、めちゃくちゃヤバイ!』 とか 『これって全然良い!』 なんて聞くと、戸惑ってしまう。
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