ハナイカダ・4~実

 花が終わって、乗船客が今度は実になった「ハナイカダ(花筏)」。何度見てもユーモラスな形で面白い。これは東京薬科大自然観察路の樹だが、去年小山内裏公園で見たはずのハナイカダの樹が探せど探せど見当たらない。夢を見ていたのか、切り倒されたのか。何せ一週間前の記憶があやふやなのに、一年前の場所など覚えていられるわけがない。
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サラサウツギ・1~花

 長池公園の「サラサウツギ(更紗空木)」。ユキノシタ科ウツギ属で、ウツギの変種。八重咲きで花弁の外側が淡い紅色になる。ウツギと名がつくものの中では、少し風変わりで重量感のある花だ。
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ニシキウツギ・2~花

 鑓水公園の「ニシキウツギ(二色空木)」。紅白二色の花だが、最初は白い花が咲き、それが次第に赤くなる。当然ながら蕾は白で、赤は無い。ハコネウツギも同じように白から赤に変化する。ニシキウツギとハコネウツギの区別を調べると、ニシキウツギは山地に多くハコネウツギは海岸付近に多いとの説明。しかしその中間もあるのでこれは明確な基準にはならない。もうひとつの違いは漏斗状の花筒の形にあり、ニシキウツギは漏斗形が基部からゆるやかに広くなり、ハコネウツギは途中で急に太くなるようだ。確かに上の赤いほうの花筒の広がり方はゆるやかだが、下の白いほうは、何となく途中から急に膨れているようにも見える。ここはとりあえずニシキウツギとしておいて、もう少し見てみよう。
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マルバウツギ・1~花

 ユキノシタ科アジサイ属の「マルバウツギ(丸葉空木)」。東京薬科大自然観察路の樹だが、天気が悪くて薄暗く写真がピンボケ。これは撮り直しが必要だ。しかし次に行くまで花が残っているかどうか。
 ウツギの花は少し下向きに咲くが、このマルバウツギの花は上向きに全開する。また葉にはウツギと同じように星状毛があり触るとざらざらする。以前見つけたヒメウツギの葉には星状毛がない。
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