ご挨拶

 いつもお越し下さいまして有り難うございます。
 さてこのブログの記事数も2,300件を超え、植物の種類も約900種類になりました。ここまで続けられたのも皆様のお陰であり心よりお礼申し上げます。
 ブログの容量はまだまだ十分にありますが、記事が多くなり過ぎ、編集作業の使い勝手がやや不自由になってまいりました。そこでこのブログはパート1として終了し、新たにパート2を、新しいURLで開始することと致しました。パート2は下記の通りですので、パート1同様、お気軽にお越しいただければと存じます。どうぞ宜しくお願い致します。

 パート2はこちらをクリックして下さい。
 『多摩ニュータウン植物記Part2』
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コムラサキ・9~秋

 先週までは30℃を超える日もあったが、ひと雨来たお陰でようやく秋の風。「コムラサキ(小紫)」はやはり秋の雰囲気が漂う。クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木で、ムラサキシキブよりはずいぶん小振り。そのムラサキシキブの実も見に行ってみたがこちらはまだ緑色。
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シロシキブ・5~真珠

 これがすべて真珠だったら・・・ なんていう下世話な想像はやめておいて、これはクマツヅラ科ムラサキシキブ属の「シロシキブ(白式部)」。コムラサキと同じく低木で、正しくは「シロミノコムラサキ(白実の小紫)」や「コシロシキブ(小白式部)」と呼ぶ。コムラサキやムラサキシキブの花は紫色だったが、このシロシキブの花は当然ながら白色。
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イボクサ・2~水辺

 花径はわずか12~13ミリほどの「イボクサ(疣草)」。可愛らしい花に少し可哀想な名前だが、この葉の汁を使って “イボ” を取る薬として利用されていた。軟膏のイボコロリにはこの成分が入っているのかもしれない。6本の雄蕊のうち青紫色の長い葯を持つ3本が完全雄蕊で、葯の短い3本が仮雄蕊。湿地に生える一年草で、ここは蓮生寺公園の水辺。ツユクサ科イボクサ属だが、このブログでは “カワイソウナ(可哀想名)属” に分類している。
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キバナアキギリ・2~名前

 蓮生寺公園の藪の中でひっそり咲くのは「キバナアキギリ(黄花秋桐)」。シソ科アキギリ属の多年草。 “桐” に似た唇形花で秋に咲くためこの名前。しかし山野の木陰など咲く場所を思うと “霧” の字を当てても良いような雰囲気もある。花の先端から伸びているのは雌蕊の花柱。
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チカラシバ・2~花

 なかなか絶妙な名前を付けられている「チカラシバ(力芝)」。日当たりの良い野原などでしっかり根を張って、少々の力ではとても引き抜けない。道端でも良く見かけるので別名は「ミチシバ(路芝・道芝)」。黒紫色の長い剛毛の姿は理科の実験で使う試験管ブラシを思い起こさせる。剛毛の間にチラホラ見えている褐色のものが小花。イネ科チカラシバ属の多年草。
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シマスズメノヒエ・2~蘂

 野原や道端でところ狭しと蔓延っている「シマスズメノヒエ(島雀の稗)」。イネ科スズメノヒエ属の多年草で、戦後、急速に増えた外来種。茎の先に花序の枝が数本出て、下向きに黒紫色の雌蕊の柱頭がよく目立つ。
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スズメウリ・4~雌花

 カラスウリのナイトショーは見事だったが、この「スズメウリ(雀瓜)」は、そこまでお客を呼ぶ気は無いようだ。花径は5~6ミリでこれは雌花、既に子房が膨らみかけている。その果実がカラスウリより小さいことや、小さい実を雀の卵に見立てたことが名前の由来のようだ。横に見える実は、次第に直径1センチほどの球形になる。
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センニンソウ・5~実

 雨上がりなのでご自慢のヒゲも湿って少し細く見える「センニンソウ(仙人草)」。この姿が仙人の白ヒゲに見えるのでこの名前。葉を見れば区別できるが、ヒゲの姿はボタンヅルにそっくり。
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ヌルデ・8~開花

 葉軸に翼があるので見分けやすいウルシ科の「ヌルデ(白膠木・塗手)」。雌雄異株でこれは雄花。パッと開いた雄蕊が良く目立つ。ヌルデはその紅葉が鮮やかで “ヌルデモミジ” とも称されるが、この界隈では昼夜の寒暖の差が小さいのか、目を惹くような紅葉にはめったにお目に掛かれない。
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