散歩道の昆虫~アメンボ

 浅い池の底に面白い形が見えるが、これは「アメンボ(飴坊)」の影。実物はその少し左上に見える。表面張力で少しゆがんだ水面が、6つの丸い影になっている。アメンボは前足と後ろ足の4本で身体を支え、真ん中の足で水面を蹴って進む。真ん中の足に体重が掛かっていない様子が、影の大きさで良くわかる。
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富士山ビュー・7~松木橋

 2月は “光の春” で、 3月は “気温の春” だが、今年はそれが逆になっていると、気象予報士がテレビで話していた。今朝もぐっと冷え込んで、西高東低の気圧配置。こうなると空気が澄んで富士山が良く見える。これは、京王線の架かる松木橋からの富士ビュー。高層マンションが立ち並び、さらにクレーンが次の工事に取り掛かっている。マンションの手前にある明るい肌色の低層の建物は、アウトレットモールの “ラ・フェット多摩南大沢”。 休日の人出が多くこちらも増床工事が始まった。
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散歩道~オタマジャクシ

 暖冬のため今さらという気もするが、改めて今日は “啓蟄”。 二十四節気の一つで今日から春分までの15日間があたる。例によって七十二候を確認しておくと、今日から5日間の初候は “蟄虫啓戸(チッチュウ コヲヒラク)” で、冬蘢りの虫が出て来ること。次候の5日間は “桃始笑(モモハジメテワラウ)” で、桃の花が咲き始めること。最後の5日間の末候は “菜虫化蝶(ナムシ チョウトケス)” で、青虫が羽化して紋白蝶になることを言う。
 「オタマジャクシ(お玉杓子)」を虫と呼ぶには無理があるが、寝ぼけまなこの虫は、撮影に応じてくれなかったため、啓蟄の代役。1~2センチの小さな命が元気に泳ぎ回っている。これほどたくさんのオタマジャクシを見たのも久し振り。ここは蓮生寺公園の小さな沼。沈んでいる大きな葉がお分かりの方は植物通、と言うよりはかなりの食通。ヒントは飛騨牛や味噌焼き。
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富士山ビュー・6~大吉

 立春とくれば “大吉” と行きたいが、富士山が見えた日は、勝手に大吉。昨日も今日も関東地方は快晴で湿度も低く、富士山ビューには絶好の条件。手を合わせて、『家内安全、商売繁盛、学業成就、ついでに宝くじ当たれ!!』 と初詣のように神頼み、いや富士頼み。春になって気温が上がると春霞がかかり次第に見えにくくなっていく。手前に見えるのは上柚木公園の野球場。
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散歩道~霜柱

 やはり「霜柱」はこの姿。早朝、この柱を大胆に 『ザクッ、ザクッ』 と踏み潰していくのが何とも快感。童心に返って、わざと歩道をはずれて霜柱を踏みに行く。都心の社宅住まいの時は、地面がアスファルト覆われているし、土があってもそもそもヒートアイランド現象で、霜柱を見ることも少なかった。ここ多摩ニュータウンでは、冬の間はいつでも見ることができる。
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散歩道~曲げ物

 庭木をシュロ縄などを使って誘引し、好みの枝振りにするのを、 “曲げ物” と呼んでいるが、この「霜柱」は意図的に曲げたものではない。霜柱は、0℃以上の地中の水分が、毛細管現象で地表まで吸い上げられて、0℃以下に下がっている地表近くで次々と凍って柱に成長していくもの。あまり気温が低すぎると地中も0℃以下になり、柱にならず凍土となる。写真の曲がり物は、首都大学キャンパスのものだが、柱が立ち上がる途中で気象変化があったのだろう。自然はいろいろ面白いものを見せてくれる。ちなみに右の落ち葉はトウカエデ。
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散歩道の野鳥~ヒヨドリ・2

 草花観察やツリーウォチングを楽しんでいるが、あまり写真撮影に夢中になるとウォーキングがおろそかになる。そのため短時間で写真を撮るように心がけているが、時々野鳥たちがそのペースを乱してくれる。植物と違ってじっとしていないので、ピント合わせについ手間取り大きくロスタイム。
 写真はイヌビワの樹に止まっている「ヒヨドリ(鵯)」。ピントをヒヨドリに合わせたつもりだが、どうやらイヌビワの実に合っている。
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散歩道の昆虫~ウスタビガ・2

 長池公園で去年見つけたあたりを注意しながら歩いていると、藪の中に鮮やかな緑色を発見。今年も「ウスタビガ(薄手火蛾・薄足袋蛾)」の繭に会うことができた。10月頃に羽化するので、今の季節の袋の中はカラ。まだその毛虫を見たことはないが、調べてみるとあまりお友達にはなりたくないような姿。繭を見るだけで、それ以上は深入りしないほうが良さそう。
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散歩道の昆虫~ザリガニ

 何年振りかで見た「ザリガニ」。子供の頃は都会にもあった池でよく捕まえたもの。蓮生寺公園の水辺でコナギやイボクサを撮っていたら、驚いて後ずさりしたので存在に気づいた。水面にはミズスマシの姿も見える。思わず童心に帰ってしまったひととき。
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散歩道の昆虫~ヒョウモンチョウ

 蓮生寺公園で見つけた模様の鮮やかな蝶。昆虫はほとんど知識が無く図鑑も持っていないので、種類を特定できない。ネットで少し検索して、出てきた名前が「ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)」。確かに豹のような模様で名前はそれらしい。植物の同定に苦労しているのに、蝶まで加わるともう大変。
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