リョウブ・8~三分咲き

 真っ白な花が咲き始めた「リョウブ(令法)」。リョウブ科リョウブ属の落葉高木。花は枝先から伸びた15~20センチほどの花軸に根元のほうから咲いていく。花弁は5枚で雄蕊は10本。雌蕊の先端は割れている。リョウブの樹皮はサルスベリやシャラノキ(ナツツバキ)に良く似ていて、まだら模様にスベスベの肌ざわり
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シロシキブ・4~開花

 ムラサキシキブやコムラサキは紫色の花に紫色の実。この「シロシキブ(白式部)」には、当然ながら白い実ができる。ムラサキシキブの白い品種とのことだが、樹形はムラサキシキブほど高くなく、コムラサキと同じ低木。どうやら正しくは「シロミノコムラサキ(白実の小紫)」や「コシロシキブ(小白式部)」呼ぶらしい。
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ハアザミ・3~花

 藪の中でニョキニョキッと背を伸ばしているのはキツネノマゴ科の「ハアザミ(葉薊)」。ヨーロッパ原産で「アカンサス」とも呼ばれ、ギリシャの国花になっている。大きな葉は真冬でも青々としており、この大きな葉は古代ギリシャ建築でアカンサス模様として使われている。
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トケイソウ

 ウォーキングの途中で民家の生け垣に絡めてあった「トケイソウ(時計草)」。トケイソウ科トケイソウ属の常緑蔓性多年草。見るからに時計そのものだが、キリスト教の世界では、十字架のイエスを連想するので別名は「パッションフラワー(受難の花)」。酸味のある果実のパッションフルーツは別種のクダモノトケイソウのこと。
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ヤマモモ・6~豊作

 下柚木にある「ヤマモモ(山桃)」は、今が盛りの大豊作。大きな樹にビッシリと赤い実がついて、これだけあれば野鳥は当分困らない。少し持ち帰って果実酒にでも良いものだが、今日は袋の用意も無く一粒つまむだけ。少し酸っぱいがなかなか野趣溢れる味。
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クチナシ・7~蘂

 アカネ科常緑低木の「クチナシ(梔子)」。花が咲き出すとあたりに芳香を漂わせる。花を観察してみると、中央に大きな雌蕊が鎮座ましまし、雄蕊はヒョロヒョロと花弁の間に広がっている。綺麗なオレンジ色の実ができるのは、この一重の花で、八重咲きの花にはできない。
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アカメガシワ・4~開花

 東京薬科大の「アカメガシワ(赤芽槲)」。トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉小高木で、芽出しの部分が赤いのでこの名前。雌雄異株でこれは雄花。ちなみにブナ科のカシワとは無関係で、広い大きな葉をカシワと呼んだため。
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ノブドウ・4~開花

 藪の中で見つけた「ノブドウ(野葡萄)」の花。去年は、花が咲いたあと、夏の草刈りに遭って、そのカラフルな実が出来ず仕舞い。今年は何とか実の時期まで草刈りを待って欲しいものだが、こればかりは何ともならない。
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フトイ

 京王堀の内駅付近のせせらぎ緑道の水辺にある「フトイ(太藺)」。カヤツリグサ科ホタルイ属の大型の多年草で水辺を覆いつくすほど群生している。名前は太い藺草(イグサ)の意味だが、藺草はイグサ科でフトイとは違う仲間。
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シナノキ・6~花

 下柚木の街路樹になっている「シナノキ(科の木・級の木)」。あたりに芳香を漂わせ、ミツバチやクマンバチが集まっている。それもそのはず、シナノキは蜂蜜のもとになる代表的な樹。花柄についているヘラ状の総苞片も特徴。
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