ガクウツギ・1~所属

 ガクアジサイのように咲いているのは「ガクウツギ(額空木)」。ユキノシタ科アジサイ属で、ノリウツギも同じ仲間。そもそもウツギの名を持つ樹が多いがそれそれ所属が違ってややこしい。この際ウツギを少し整理しておこう。

※ユキノシタ科アジサイ属・・・ガクウツギ、ノリウツギ
※ユキノシタ科ウツギ属・・・ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ、ヤエウツギ
※ユキノシタ科バイカウツギ属・・・バイカウツギ
※バラ科コゴメウツギ属・・・コゴメウツギ
※スイカズラ科タニウツギ属・・・ツクバネウツギ、ニシキウツギ、ハコネウツギ、ベニウツギ、キバナウツギ、ヤブウツギ
※フジウツギ科フジウツギ属・・・フジウツギ
※ミツバウツギ科ミツバウツギ属・・・ミツバウツギ
※ドクウツギ科ドクウツギ属・・・ドクウツギ

う~ん、頭が混乱してきて毒が回ってきたようなので今日はここまで。
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ヒメウツギ

 松木えのき公園の「ヒメウツギ(姫空木)」。ウツギより開花時期が早いようで、この花は4月下旬から咲いていた。ウツギとの違いは、雄蘂の花糸にあるようだが、ウツギがまだ咲かないので、比較するのは宿題にしておこう。葉や枝に星状毛(拡大すると星のように見えるらしい)が無いのもヒメウツギの特徴とのこと。この樹の葉を触ってみるとツルツルで星状毛らしき感触は無い。
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コゴメウツギ・1~花

 下柚木の道路脇の低木に、たくさんの小さな蕾がついているのが気になっていたが、開いてみると5ミリほどの可愛い花。これは「コゴメウツギ(小米空木)」。ウツギの名前がついているがウツギの仲間ではなくバラ科コゴメウツギ属。茎にはウツギと同じように空洞があるようだ。
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ボタン・1~花

 東京薬科大に咲く八重咲き園芸種の「ボタン(牡丹)」で、直径は30センチはあろうかというほどの大輪。ボタンは草本だと思っていたら、ボタン科の木本。それではシャクヤク(芍薬)はどうかと言うと、こちらはボタン科の草本。同じ科でも木と草の違い。ボタンは落葉低木で横に広がる性質があり、シャクヤクは草本のため、まっすぐ上に伸びる性質。それで “立てば芍薬、座れば牡丹”。 そのあとは “ブログ見る人 百合の花” と続く。
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クロバナロウバイ

 他のブログで拝見していたが、初めて実物にお目に掛かった「クロバナロウバイ(黒花蝋梅)」。北米東部原産で明治時代に観賞用に渡来したロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。別名は「ニオイロウバイ」だが、残念ながら香りを感じなかった。花粉症はもう治まったはずなんだが・・・。これは東京薬科大自然観察路雑木林の樹。
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